CONCEPTコンセプト
“未来の食と健康の課題解決”を使命に挑む
おいしさ設計技術、先端バイオ・ファイン技術を軸に、
2020年度の共創プロジェクトでは これからの10年後、20年後の暮らしと社会を想定し、 次世代を創造するべくオープンイノベーションに取り組みます。
食と健康の課題解決企業に生まれ変わるために 本年7月にリサーチ&ビジネス企画部を新設しました。
既存事業部との協力体制を維持しつつ、 これまでにない、新たな領域にフォーカスした事業創造を実践するため 強力に共創とイノベーションを推進してまいります。
『食』と『健康』をテーマに、 味の素グループの事業・ノウハウを通じて社会課題に向かい合い、 社会と共有する次世代の価値創造に 一緒に取り組んでくださる企業様をお待ちしております。
THEME募集テーマ
次世代の調理/
食事準備による生活の向上
募集背景
共働き世帯の増加や家族のあり方の多様化など、社会構造やライフスタイルの変化によって、食との関わり方は多様化してきております。現在だけでなく将来の生活者が抱えるであろうニーズ・課題を解決するため、新しい『調理/食事準備』を生み出して社会へ提案したいと考えています。
- 調味料や加工食品を中心とした食品開発技術
- 食品の販売チャネル
- 食品をおいしくする技術群
求める技術 / サービス例
ユニークな
新規調理法・加工法
調理/食事準備における課題解決を目指す
サービス将来の生活者目線での
アイデア検証方法
環境に配慮した
「たんぱく質」
募集背景
食と健康の課題解決を目指す当社にとって、食資源のサステナビリティは、大きな社会課題と考えています。畜産による食肉・乳 の生産が、地球にとって大きな負荷となっていると叫ばれている中、当社は、環境に配慮したたんぱく質を、おいしく食べて頂くことで、この課題に貢献したいと考えています。
- 呈味、香気、食感を設計し、おいしさを実現する技術
- 食品メーカーや外食店などの顧客と共にソリューションを開発すること
求める技術 / サービス例
環境に配慮した新しいたんぱく質素材
代替肉の製造に関連するユニークな食品素材や加工技術
環境に配慮したたんぱく質を用いた製品を顧客に届けるユニークな仕組み
パーソナライズされた
“食”で健康を実現
募集背景
『いつ』『どのような状態で』『何を』食べるかによって、食が人に与える効果・影響が大きく変化します。生活者それぞれのライフスタイルが多様化する中で、一人ひとりの健康情報を収集し、それに合わせて食を通じた健康の実現方法を提供したいと考えております。
- 栄養評価に関する知見
- 食や健康等の多岐にわたる事業展開、顧客接点
- 上記を実現するための研究開発力
求める技術 / サービス例
テクノロジーで人の健康状態を計測するアイデア・技術
健康状態の情報に基づいて、個人に働きかけるアイデア・技術
健康につながる、
新しい食べ方のノウハウ
フードロス問題を
未利用原料の活用で解決
募集背景
世の中で利用しきれなかった可食原料(未利用原料)から、新たな製品を製造するUpcycle food という考え方が生まれてきています。食品製造工程における未利用原料の有効活用と新価値創造を通じてフードロス問題を解決したいと考えております。
- 自社製品のサプライチェーン(調達、製造、販売)における未利用原料へのアクセス
- 食品製品や原料の販売チャネル
- 製品の美味しさや栄養価値を分析し、評価する技術とノウハウ
- 食品加工、微生物による発酵、素材抽出等の多岐にわたる技術
- 小売店や中食、外食店と連携したアプリケーション開発
求める技術 / サービス例
未利用原料を活用した
新製品のアイデア
未利用原料から新製品を
製造する食品加工技術
未利用原料の価値を
高める技術
環境にやさしい
食品包材の開発
募集背景
プラスチックの海洋廃棄物やマイクロプラスチックの問題は、世界全体で早急に解決すべきものとなっています。 味の素グループは、2030年度にプラスチック廃棄物のゼロ化を目指し、共に新たな食品包材の開発を進めます。
- 多種多様な食品向け包装容器の環境配慮設計および評価
- 基礎研究から製造スケールでのバイオプロセスエンジニアリング
- 様々な外部イニシアティブへの参加を通じたネットワーク
求める技術 / サービス例
食品包材として使用可能な新規な生分解性素材
リサイクル可能な単層包材やバリア機能を付与する新規素材
バリア機能の高いアルミ蒸着フィルムの代替素材