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コンセプト
おいしさ設計技術、先端バイオ・ファイン技術*を軸に、
味の素グループは、日本から世界へ
食・栄養・健康・医療と
様々な分野で展開してきました。
2021年度の共創プロジェクトでは、
「食と健康の課題解決」を実現する
新しい事業モデルの構築を推進するため、
「WELL-BEING」、「地域・地球との共生」を
対象領域として
オープンイノベーションに取り組みます。
2030年、2050年の暮らしと社会を想定し、
新たな顧客価値を創造するため、
味の素グループがone teamとなって、
強力に共創とイノベーションを推進して参ります。
『食』と『健康』をテーマに、
味の素グループの事業・ノウハウを通じて
社会課題に向かい合い、
社会と共有する次世代の価値創造に一緒に取り組んで
くださる企業様のアイデアをお待ちしております。
*バイオ・ファイン技術とは
微生物や酵素の力を活用する「バイオ・テクノロジー」、種々の原料から有用物質を生産する
「ファイン・ケミカル」、
栄養・生理機能などを評価し、利用法を開発する「機能性評価技術」
募集テーマ
「食と健康の課題解決」の
実現に向けた2つのテーマ領域
- WELL-
BEING - 地域・
地球との
共生
新たな食の楽しさやおいしさ
そしてそれを通じた幸せの提供
食は栄養摂取に加えて、おいしさを楽しむことや食事の空間自体さらには調理することそのものを楽しむことで、幸福感の享受に貢献している。例えば、個人の嗜好性を分析しそれに基づいて食体験や空間を提案し提供することで、Well-beingの向上に挑戦する。
求める共創アイデア例
-
個人の嗜好性(味覚・食を楽しむシーン)の把握とデータの収集・蓄積、それに基づく食に関わるリコメンデーションやサジェッションの提供
-
新たな食の楽しさを提供するデジタルマーケティング(EC、フードデリバリー、買い物代行、ミールキットなど)のサービスによる、生活の質の向上、楽しさの提供
-
食体験を通じたWell-beingの評価や、それを通じて新しい食体験をデザインするアイデア(調理・食事の楽しさを共有するコミュニティ構築など)
味の素の強み
- ・AI献立提案、最適な調理法の提案
- ・膨大な献立データベース(Ajinomoto Park)
- ・嗜好性を解析する技術
- ・おいしさに関する評価技術等の知見
- ・食品、機能性食品、飲料等の開発・販売
健康や栄養を軸として
パーソナライズされた食の
カスタマージャーニーを提供
生活習慣病の患者数は昨今も増加しており、問題が深刻化。改善に向けて食の役割は大きい。一人ひとりに向き合った食生活の改善提案をはじめ、行動変容も含めたソリューションの提案を実現したい。
求める共創アイデア例
-
個別の食品・食材の栄養価の評価や、摂取した食事のバランスなどを可視化するための技術とそれを応用したソリューション
-
生活者のライフログ(食事、運動、睡眠とその他生体情報)の測定・記録・解析(疾病予測アルゴリズム等を含む)、それに基づくパーソナライズされたソリューション
-
左の2つと連携し、食に関連する行動変容を促す仕組みサービス(ゲーミフィケーションなど)
味の素の強み
- ・食事(製品、メニュー)の栄養評価システム
- ・食事の健康スコア化、アドバイス、メニュー提案
- ・体と心の健康と食事の関連に関する知見
- ・独自の疾病リスク診断技術(AminoIndex)
環境に配慮した
フードサイクルの
実現・
代替タンパク質の活用
フードロス問題やアニマルウェルフェアなど、社会的に注目される課題に対して、未利用資源や代替タンパク質などの活用を進め、食を起点としてサステナブルな社会貢献を目指す。
求める共創アイデア例
-
培養肉に代表される革新的な代替タンパク質の製造や加工に取り組む企業との共同研究・開発
-
既存のものから藻類・海藻など幅広い素材の利用、加工技術などに取り組む企業と、植物タンパク質を利用した新しい食品や食品素材の共同開発
-
フードロス問題の解決に貢献する、サステナブルなフードサイクルの仕組みを新たに構築
味の素の強み
- ・認知度を活かしたマーケティング、商品企画・実現力、
増産力 - ・食品製造・販売に関する幅広いバリューチェーンを保有
持続可能なシステムによる
地球のサステナビリティへの
貢献
CO2排出やエネルギー、食資源の確保等、地球規模の課題に対して、味の素グループのバリューチェーン全体を俯瞰すると取り組み余地は大きい。様々な技術や取り組みを通じ、事業活動全体を通してサステナビリティへの貢献を目指す。
求める共創アイデア例
-
CO2を削減するアミノ酸やタンパク質などの製造技術や、先端バイオ技術や触媒技術をはじめとする革新技術を活用したグリーンエネルギー関連技術を保有する企業との共同研究・開発
-
リジェネラティブ農業に取り組み知見を保有する企業との共同研究・開発
-
食品包材、化粧品原料等により発生する廃棄プラスチックを代替する技術を保有する企業との共同研究・開発
味の素の強み
- ・バイオ技術
- ・食品製造技術
- ・包装技術
- ・自社農業資材利活用データ
共創体制
研究開発部門が起点となり発足したR&B企画部のため、
研究テーマに係る具体議論が窓口部署で対応可能
コーポレート本部 R&B企画部
オープンイノベーションの
推進担当/新規事業推進リーダー
各テーマの推進リーダーの下、様々な領域の
新規事業プロジェクトに取り組んでいます
- WELL-
BEING - 地域・
地球との
共生
- 食品事業本部
- アミノサイエンス
事業本部
共創実績
-
生活改善をサポートするスマートフォン用アプリ
「aminoステップTM」を2021年4月から公開メドピア株式会社 × 味の素株式会社
医療従事者とのネットワークを基盤に個人向けヘルスケアに強みを持つメドピアグループのノウハウを生かし、ゲーム形式で楽しみながら健康維持につなげる機能、
生活改善をサポートする情報提供や検査結果の記録・管理等を提供しています。 -
弘前大学との共同研究講座
「デジタルニュートリション学講座」開設弘前大学COI × 味の素株式会社
アカデミアを中心としたエコシステムの構築にも力を入れています。その一環として2020年4月、弘前大学大学院に健康寿命遠心をテーマとする産学協同研究講座を開設しました。