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“次世代のサステナブル”を共に切り開く

Asahi KASEI Value Co-Creation Table 2023

旭化成と未来の可能性を共に考えるプログラム

CONCEPT コンセプト

旭化成グループは1922年の創業以来、
約100年の歴史の中で、
様々なパートナーと繋がりながら
社会・環境の変化やニーズに対して、
昨日まで世界になかったものを提供してきました。

そして今、世の中に求められる
サステナブルな価値の提供を目指し、
パートナー企業の皆様と共に、
「次の100年に向けた明日の一歩」として、
何ができるか?

当社の技術とパートナー企業のサービスや
プロダクトなど双方のリソースを活用し、
サステナブルな社会の実現に向けて
オープンにディスカッションすることで、
共に未来の可能性を見出していきたいと考えています。

「世の中のこんな課題を解決できるのでは?」
「こんな価値が生み出せるのでは?」
未来の可能性に向けて、
様々なアイデアをお待ちしております。

MERIT 本プログラムの参加メリット

  • 旭化成の
    研究開発部門など
    との連携

    ・研究開発部門
    ・事業部門

    企画部門

    研究開発部門/事業部門に加え、企画部門が連携し、各テーマの共創可能性を探索。

  • 幅広いパートナーとの
    あらゆる可能性を追求

    新たな用途

    市場ニーズ

    加工技術

    素材原料

    「可能性探求」を目的とし、具体的な事業アイデアの手前から協議を実施。

  • 旭化成が持つ
    様々なアセットを活用

    マテリアル領域

    住宅領域

    ヘルスケア領域

    多様な事業・技術を展開する旭化成グループが有する様々なアセットを、横断的に活用可能。

THEME テーマ

01

素材技術の
新たな用途探索

テーマ1では、旭化成が保有している素材技術や製品の特長を活かせる用途や、
参入を目指す市場の課題・ニーズを共創パートナーと共に探索し、
共創パートナーの持つ技術やその市場の知見などのリソースと掛け合わせ、
新たな価値創出を目指します。

01-1

ポリマーエアロゲルシートの
新たな活用方法の探索

エアロゲルは、極めて密度が小さく、軽量かつ無色で大きな表面積を持つ新しい素材です。当社で開発しているポリマーエアロゲルシートは、従来のシリカエアロゲルと比較して「薄膜化が可能」「曲げに対して強い」などの特徴があります。様々なパートナー企業とのディスカッションを通して、市場の課題・ニーズを把握し、当社独自の技術を活かせる用途を見つけたいと考えています。

素材の特徴

  • 透明で低密度、比表面積(空隙率)が大きい
  • 物理特性:高い耐熱性と断熱性、低誘電率、靭性が高く曲げに強い
  • 加工性:100μm以下のポリマーエアロゲルシートを作製可能
  • 着色性が低いグレードは、無色透明で、シリカエアロゲルに近い光学特性を示す
  • 耐熱性の高いグレードは、熱処理することにより、比表面積(空孔率)が大きいままで機械強度の高い「カーボンエアロゲルシート」を作製可能

技術活用の可能性をディスカッションしたい
市場・用途イメージ

  • 電極・触媒・半導体
    デバイス材料としての
    活用

  • 住宅・オフィスビル等

    断熱材

  • 素材の特徴を活かせる
    新たな市場・
    用途の探索

ディスカッションしたい
パートナー企業(例)

  • 電池/電子機器/半導体デバイス材料メーカー、触媒メーカー 等
  • 建設会社、設計会社、
    住宅・建材メーカー 等
  • その他:医療/寝具/内装・
    インテリア/宇宙用途等の様々な業界

活用できる当社のリソース

  • エアロゲルシートの材料設計・評価技術
  • エアロゲルの加工技術
    (形状変更など用途に応じて設計・加工)
01-2

高品質リサイクル
「ポリアミド66(PA66)」の
活用方法探索とエコシステム構築

旭化成では、ポリアミド66を原料とした、高品質リサイクル品の生産プロセスを構築しています。このポリアミド66が持つ様々な特徴をそのまま活用できることに加え、多孔質粉末という新たな形態で提供することも可能。ポリアミド66の資源循環エコシステムを共に創りサステナブルな社会を目指すパートナーを広く募集します。

素材の特徴

  • 高品質マテリアルリサイクル技術により、旭化成のポリアミド66製品であるレオナ樹脂/繊維の品質に遜色なく、かつ環境に貢献できる付加価値を有したポリアミド66を提供します。
  • ポリアミド66を使われている企業様の製品リサイクルに貢献します。
  • ポリマーの物性はそのままに、多孔質粉末という特徴的な形状のポリアミド66を提供します。

技術活用の可能性をディスカッションしたい
市場・用途イメージ

  • 自動車部品・電子部品

    の多孔質粉末
    ポリアミド66の
    用途探索

  • アパレル・衣料等での
    ポリアミド66の用途探索

  • 様々な業界での
    ポリアミド66の
    資源循環エコシステム構築

ディスカッションしたい
パートナー企業(例)

  • リサイクルポリアミド66の活用を検討したい自動車・電子部品・
    アパレルなどの企業
  • ポリアミド66を使った製品の
    リサイクルを検討したい自動車・電子部品・
    アパレルなどの企業
  • 廃棄ポリアミド66製品の
    回収など、サプライチェーンを担う企業
  • 多孔質粉末ポリアミド66の
    活用を検討したい企業

活用できる当社のリソース

  • 高品質リサイクルポリアミド66の
    生産プロセス(粉末、ペレット、繊維)
  • 新たな用途に適応させるために物性調製
    できるR&D・解析・開発技術
01-2

セルロース連続長繊維不織布
「ベンリーゼ」の活用

旭化成が世界で唯一量産するセルロース連続長繊維不織布であるベンリーゼ®は、天然素材の持つ特性と化学的機能の両方のよいところを持ち合わせた素材です。ベンリーゼ®は既に様々な用途に展開しておりますが、パートナー企業様と一緒にディスカッションを行うことで、ベンリーゼ®の特徴が活きる新規用途開拓や新しい市場の創造等、可能性を見つけたいと考えています。

素材の特徴

  • 低リント性:連続した繊維で不織布が構成されているため、繊維の脱落が少ない
  • 吸液・保液性:多孔質な繊維構造により、吸液性と水分保持力が高い
  • 生分解性:セルロース100%で添加物フリーのため、土中でも海洋でも生分解し、サステナビリティにも貢献
  • その他、湿潤時の柔軟性・密着性・透明性、ピュアリティー、耐静電性、耐熱性等の特徴を有する

技術活用の可能性をディスカッションしたい
市場・用途イメージ

  • 食品・農業・畜産・
    水産
    業などの食農分野
    での
    活用方法の探索

  • ネガティブエミッション
    関連技術における
    活用方法の探索

  • その他素材の特徴を
    活かせる新たな市場
    ・用途の探索

ディスカッションしたい
パートナー企業(例)

  • 食品や農業、植物工場、陸上/海上養殖など
    の食農分野の資材メーカー 等
  • ネガティブエミッション関連企業 等
  • その他:防災/自動車/ 医療/美容/衛生/
    宇宙等の様々な業界

活用できる当社のリソース

  • 旭化成が世界で唯一量産する
    ベンリーゼという素材の提供
  • 40年以上にわたるベンリーゼに関する
    研究開発の知見
  • ベンリーゼの既存用途で培った知見、
    商流、ネットワーク
02

環境配慮型
プラスチック製造にむけた
原料探索

テーマ2では、
当社の技術を活用できる新たな原料の探索や、
その原料を当社技術によって加工した素材を
活用する市場ニーズ、製品ニーズの探索といった、
パートナー企業様の持つ原料と
当社の加工技術を活用して新たな製品、
市場の開拓を目指します。

02

新たなバイオマス原料由来の
環境配慮型プラスチック開発

当社では、脱炭素化による持続的な社会づくりへの貢献を目指し、バイオマス由来の素材開発を進めています。光学・情報通信関連の高機能樹脂の開発を進め、デジタル社会とサステナビリティの両立への貢献を目指しています。

当社の技術と目指す活用市場例

  • バイオマス原料由来の環境配慮型プラスチックは、再生可能な有機資源(バイオマス)を原料にしてプラスチック素材を製造することにより、プラスチックの利便性を確保すると共に、地球温暖化防止に貢献することが特徴。
  • 開発例:バイオマス原料由来のエンジニアリングプラスチック(変性PPE樹脂ザイロン、POM樹脂テナック、PA610樹脂レオナ等)やCNF強化プラスチック
  • 活用市場例:光学・映像伝送・情報通信分野などの領域で必要とされる高機能樹脂

ディスカッションしたい
共創アイデア例

  • 未利用バイオマス原
    料の
    調達とその利用
    方法の
    探索

  • 光学・映像伝送・情報

    信分野等に適した高
    機能
    樹脂開発、
    応用展開

  • コーヒーカス、
    籾殻、酒麹
    等の
    工業利用に向けた
    プロセス開発・用途探索

ディスカッションしたい
パートナー企業(例)

  • バイオマス由来の化学品を取り扱っている
    商社・メーカー・団体
  • 木質バイオマスや微細藻類、植物油脂、
    食品残渣など、バイオマス原料を
    直接取り扱っている企業
  • コーヒーカスや酒麴、もみ殻、リグニンなど
    の各種バイオマス原料の活用や、
    その後処理工程に課題を有する企業

活用できる当社のリソース

  • ポリマー合成技術とバイオテクノロジー技術
    の両輪による開発・技術力
  • 高次構造制御による材料の高機能化・
    高性能化
  • 材料のプラスチック特性や各種特性評価
03

先進素材の
加工技術パートナーとの連携

テーマ3では、
当社が開発を進める新規ケイ素材料技術を活用した製品を開発するために、
モジュール開発に必要な加工技術
(シリコンフォトニクスや光通信分野における
微細加工プロセス・技術等)を持つ
企業様との共同開発・研究といった
共創パートナーの探索を進めます。

03

透明・光学樹脂の加工技術
パートナーの探索

当社では、熱・光硬化性、透明性、高エネルギー光耐性、接着性、耐熱性、成膜性に優れる「光学特性」に特徴のある新規ケイ素材料を開発しています。この新技術・材料の確立に必要な加工技術を有するパートナーを探索し、情報通信における低消費電力化や高精度光センサーなど新たな価値を創出します。

素材の特徴

光学特性に特徴のある液状のケイ素材料

  • 透明性:よく光を通す
  • 熱・光硬化性:熱または光によってかたまる
  • 薄膜性:薄い膜にできる
  • その他、くっつく/くっつける、光によって劣化しない、熱に強いなどの様々な特徴を有する

ディスカッションしたい
共創アイデア例

  • 微細加工・薄膜プロ
    セス
    技術を有する
    企業との
    共同モジュール開発

  • 次世代デバイス向けの
    接着、塗工、
    コーティング
    プロセス
    技術開発

  • 半導体分野の
    デバイスや
    セット
    メーカーとの素材

    技術活用の探索

ディスカッションしたい
パートナー企業(例)

  • シリコンフォトニクスや光通信分野における
    微細加工プロセス・技術を持つ企業
    (微細加工プロセス/薄膜加工プロセス/
    半導体デバイス・セットメーカーなど)
  • キーワード:光通信/光導波路/
    シリコンフォトニクス/
    光インターコネクト/光学樹脂

活用できる当社のリソース

  • パートナーの加工技術に合わせ、
    新規ケイ素材料の最適化を実施
  • 当社研究開発部門の素材開発力を活かした
    提案が可能
  • 材料に関する各種分析・解析・評価を実施

SCHEDULE スケジュール

2023/8/︎18
ディスカッション面談の申込開始
  • 第1期申込期間
    8/︎18 ~ 9︎/︎17
  • 第2期申込期間︎
    9/18 ~ 10/︎15
  • 第3期申込期間︎
    10/16 ~ 11/︎15
応募
資格
  • 法人登記がされていること。企業規模は問わない。
  • テーマに合致するアイデアを保有していること。
※申込日によって選考時期が異なります。
各期ごとに実施
面談企業選定

ディスカッション面談を実施させていただく企業様を選定の上、選定結果をお伝えし、面談を実施する企業様には別途、ご連絡いたします。

審査スケジュール
  • 第1期申込:9月下旬以降、審査結果のご連絡
  • 第2期申込:10月下旬以降、審査結果のご連絡
  • 第3期申込:11月下旬以降、審査結果のご連絡

面談の実施

面談を通じて、継続協議する企業の決定
共創に向けたディスカッション

本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
support@eiicon.netまで
お気軽にお問い合わせください。