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“次世代のサステナブル”を共に切り開く

asahi-Eleven Japan Innovation Program 2024

未来の可能性を旭化成と共に考えるプログラム

CONCEPT コンセプト

旭化成グループは1922年の創業以来、
約100年の歴史の中で、
さまざまなパートナーとつながりながら
積極的に事業ポートフォリオを転換し、
社会・環境の変化やニーズに対して、
昨日まで世界になかったものを提供してきました。

そして、世の中に求められるサステナブルな
価値の提供を目指すこのプログラムも3期目を迎え
毎年多数の共創プロジェクトが進行しています。

当社の技術とパートナー企業のサービスや
プロダクトなど双方のリソースを活用し、
サステナブルな社会の実現に向けて
オープンにディスカッションすることで、
共に未来の可能性を見出していきましょう。

MERIT 本プログラムの参加メリット

  • 旭化成の事業部門/ 研究開発部門がコミット

    事業部門/研究・開発部門でテーマを熟知した社員がプロジェクトにコミット。企画部門と共に各テーマの共創可能性を広く探索。

  • 幅広いパートナーとの あらゆる可能性を追求

    「可能性探求」を目的とし、具体的な事業アイデアの手前から協議を実施。

  • 旭化成が持つさまざまな アセットを活用

    多様な事業・技術を展開する旭化成グループが有するさまざまなアセットを、横断的に活用可能。

THEME テーマ

01

素材技術の新たな用途探索

01-1

高純度な結晶セルロースの
新たな活用方法の探索

旭化成の技術によりユニークな特性と卓越した品質で製薬・食品領域において圧倒的なシェアを獲得してきた結晶セルロース「セオラス™」。
さまざまなパートナー企業とのディスカッションを通して、市場の課題・ニーズを把握し、当社独自の技術を活かせる新たな用途を見つけたいと考えています。

素材(セオラス™)の特徴

植物性パルプを原料とした異物が少ない高純度な結晶セルロース製品。粉体グレード、コロイダルグレードと大きく分類される。

粉体グレードの特徴

圧縮成形と造粒性に優れており、保形性・保水性・保油性・吸着担持性を有する。

既存の活用例
  • ・製薬(錠剤・顆粒他)
  • ・食品(製菓・総菜他)
  • ・工業化粧品(触媒・セラミックス・タイヤ他)

コロイダルグレードの特徴

セルロースによるネットワーク構造を構築し
懸濁安定、乳化安定、気泡安定、耐熱保形、チキソトロピー性を有する。

既存の活用例
  • ・飲料(ココア、抹茶飲料)、液体調味料
  • ・塗料・顔料

素材活用の可能性を
ディスカッションしたい市場・企業の
一例について

樹脂・ゴム製品、
建築材料

  • ・低比重のセルロース繊維による成形性+強度UP
  • ・耐熱性、水や油を吸着する。(粉体グレードの特徴)
  • ・石油系原料と比較してサステナブル素材
  • #樹脂製品メーカー
  • #タイヤメーカー
  • #ゴム製品メーカー
  • #建築材料(断熱材、アスファルト他)
  • # プラスチック関連メーカー

合成洗剤、
石油ガス関連製品

  • ・液中に三次元の網目構造を形成することで成分を
    分散安定させる。(コロイダルグレードの特徴)
  • ・石油や天然油脂由来原料と比較してサステナブル素材
  • #日用品関連の開発メーカー
  • #化学品メーカー
  • #インクメーカー
  • #塗料メーカー

飼料、ペットフード

  • ・水産飼料やペットフードにおける新規付加価値付与
  • ・セオラス™が食物繊維の役割を促す
  • #ペットフード関連製品の開発メーカー
  • #飼料開発メーカー
  • #配合飼料製造会社

上記に限らず「セオラス™」の特徴が
活かせる市場を幅広く探索します

ディスカッションでニーズや課題に合わせた
用途を探索したく、さまざまなパートナー企業の
コンタクトをお待ちしています。

旭化成グループの活用できるリソース

  • ・50年以上にわたるセオラス™に関する
    素材・研究開発ノウハウ
  • ・既に活用実績がある市場(製薬、食品、
    工業・化粧品)との商流、ネットワーク
01-2

新規架橋性樹脂を活用した
リサイクル可能な材料、
製品の共同開発

自動車分野を筆頭に、単一の材料では得られない性能を実現するため、異なる材料を組み合わせて使用するマルチマテリアル化が進んでいます。一方で、使用後の部材の分解・回収が困難という課題も顕在化しており、世界各国で廃棄手法に関する規制が開始されています。当社で開発中の「リサイクル・易解体が可能な架橋性樹脂」を活用し、地球環境に配慮した新たな価値創出を共に目指すパートナー企業を広く募集します。

素材の特徴

既存の熱硬化性樹脂(エポキシ/ウレタン)と同じ架橋構造を有しながら、2つの特徴を保有。

  • 繊維などと複合化した後に分解が可能

    繊維の例
    ガラス繊維 / 炭素繊維 / アラミド繊維 / ボロン繊維
  • 2

    金属などと強固に接着し、かつ外部刺激により容易に脱着可能(構造接着剤等) 

素材活用の可能性を
ディスカッションしたい市場・企業の
一例について

GHG排出抑制を目指した
リサイクル可能な
FRP関連製品の開発

  • ・廃棄時に複合化した繊維の回収が可能なFRP(繊維強化プラスチック)関連製品の開発
  • ・FRPから繊維を回収するマテリアルリサイクルスキームの構築
  • ・再資源化可能な部品、永久部品や希少部品を含むFRP製品の部品回収プロセスの容易化
  • #FRPメーカー、FRP関連製品の製造企業
  • #FRP関連製品の修繕をしている企業
  • #FRPのリサイクルスキームに関するソリューション、アイデアを保有している企業

分離・解体を可能にする
接着用途での製品開発

  • ・耐用年数経過後に分離・分別が必要な製品への適応
  • ・製品の部分ごとに耐久年数が異なり、部分的な交換が必要となる製品への活用(電子機器と密着するプラスチックなど)
  • ・製造工程で使用する接着剤
  • #建設業界等の試作企業
  • #インフラ(街灯、信号機等)の開発企業
  • #自動車部品
  • #自動車の開発企業
  • #電子部品
  • #半導体の開発企業

旭化成グループの活用できるリソース

  • ・リサイクル・易解体可能で、既存樹脂と同等の物性を有する架橋性樹脂の研究開発技術
  • ・組み合わせる繊維、用途に合わせた架橋性樹脂のカスタマイズ
02

建材事業のさらなるアップデート

01-1

建築廃材・廃棄物の
サーキュラーエコノミーの
実現

増え続ける産業廃棄物問題の解決に向けて、各企業が精力的に取り組むゼロエミッション。
旭化成では廃材・廃棄物の循環スキームを構築し、既存の建材事業だけでなく、他産業に還元することで社会全体の資源循環型ビジネスの構築を目指しパートナー企業を募集いたします。

可能性をディスカッションしたい
市場・企業の一例について

建築廃材、工場の廃棄物を
活用した資源循環の促進

  • ・廃材、廃棄物の素材を分解し、新たな製品原料として活用する
  • ・廃プラスチックをプラスチック原料として再利用する
  • ・廃材、廃棄物を熱エネルギーに再利用する
想定している
主な建築廃材、廃棄物
ALC(ALC端材)
廃プラスチック(フェノール樹脂)
廃アルカリ(水、苛性ソーダ、フェノールを含む)
廃酸(水、フェノール、メタノールを含む)
  • #建築廃材、廃棄物の取り扱いに関する
    ノウハウや技術を保有している企業
  • #廃プラスチックを再製品化する技術、
    スキームを構築している、素材の他産業への
    活用スキームを保有している企業

旭化成グループの活用できるリソース

  • ・建材既存品のマテリアルリサイクル・ケミカルリサイクルに関する経験、技術、ノウハウ
  • ・資材として二次利用する際のマーケティング、商流・販路の構築能力
02-2

人びとの安全なくらしを
守る建材、建築物の強靭化

気候変動に伴う激甚災害の多発により、建築物の対災害性の向上が求められています。旭化成の技術とパートナー企業の新たな素材、技術、システムを組み合わせることで、人びとの安心、安全なくらしを守るための強靭な建築物の社会実装を目指します。

可能性をディスカッションしたい
市場・企業について

建築物の耐火・防火性の
向上に寄与する素材・技術

  • ・建築資材(主要構造部、二次部材)の防耐火性の強化
  • ・中規模住宅(木造、混構造)の防耐火性を強化する素材、工法、システム
  • #防耐火性向上に資する素材を開発している企業
  • #建設会社、設計会社、住宅・建材メーカー

水害、地震から建物・
人びとを守る
ソリューション

  • ・建築物への浸水を防ぐ素材・技術
  • ・浸水時に人びとの安全を守るソリューション
  • ・建築物の耐震性向上に資する素材、技術、工法
  • #災害時の安全を守るアイデア、ソリュー
    ションを保有する企業
  • # 建設会社、設計会社、住宅・建材メーカー

旭化成グループの活用できるリソース

  • ・建材、建築物の災害対策に関する旭化成建材の知識、ノウハウ
  • ・顧客やパートナー企業等の幅広いコネクションと商品開発能力、商流・販路の構築能力

SCHEDULE スケジュール

ディスカッション面談の申込期間

  • 第1期申込期間

    8/2 ~9/1

  • 第2期申込期間

    9/2 ~9/30

  • 最終申込期間

    10/1 ~10/30

応募資格

  • ・法人登記がされていること。企業規模は問わない。
  • ・テーマに合致するアイデアを保有していること
ディスカッション面談を
希望する

※申込日によって選考時期が異なります。

各期ごとに
実施

面談企業選定

ディスカッション面談を実施させていただく企業を選定の上、選定結果をお伝えし、
面談を実施する企業には別途、ご連絡いたします。

結果のご連絡予定
  • ・第1期: 9月以降
  • ・第2期:10月以降
  • ・最終:11月以降

面談を通じて、
継続協議する企業の決定
共創に向けたディスカッション

本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
support@eiicon.net までお気軽に
お問い合わせください。

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