コンセプト Concept
東日本全域に跨る高速道路とサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)を管理し、
地域と地域を“つなぐ”インフラ会社として、ヒトとモノの移動を支えてきたNEXCO東日本。
大きな社会変化の中で、ヒト・モノ・コトの“移動”に新しい価値を提供し、
サステナビリティのある運営により、未来においても社会の基盤を支え続けていきたい。
自動運転や空飛ぶクルマが日常となる世界での、高速道路やSA・PAのあり方とは。
人口減少や環境といった社会課題に向けたサステナブルな姿とはなにか。
NEXCO東日本が管理する広大なフィールド・豊富なリソースと、
実証実験費用を提供し、社外のテクノロジー・サービスとの共創で
高速道路事業のアップデートと、新たなビジネスの創出を実現する。
本プログラムにご参加いただける、共創パートナーをお待ちしております。
特徴 Feature
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01 昨年度
プログラム採択実績 -
02 実証実験サポート費用
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03 多様な実証フィールド
テーマ Theme
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次世代に向けた
01
高速道路事業のアップデート北海道から関東まで東日本3,943km、1日約291万台(令和4年度実績)が利用するNEXCO東日本の高速道路。建設から50年以上が過ぎて老朽化対策等が急務な一方で、テクノロジーの急速な進展とともに自動運転やコネクテッドカーの普及が現実となりつつある社会で、「安全・安心・快適・便利」をこれから数十年先も向上し続け、ヒトとモノの移動における提供価値をアップデートする。
技術・領域の
キーワード- 自動運転
- 空飛ぶ車
- ドローン
- EV
- CASE
- MaaS
- モビリティ
- スマートシティ
- シェアリング
- サブスクリプション
- ロボティクス
- ICT
- 衛星画像
- センシング
- AI
- ビッグデータ
- DX
- デジタルツイン
- xR
- IoT
- 渋滞対策
- 防災・減災
- 危険予知・予測
求めるパートナーとの共創例
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次世代に向けた
「安全・安心」の実現- 「安全・安心」な高速道路空間を実現するソリューション
- 高齢者、障がい者、外国人を含むすべてのお客さまが「安心」して高速道路を利用できるソリューション
- 新たな情報提供ツールを活用した、事故や災害等の危険情報を迅速・正確に伝えるソリューション
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新しい移動体験による
「快適・便利」を提供- 新しい移動体験を提供し、人々の「快適な」移動機会を促進するサービス
- 多様な交通手段によるシームレスな移動体験を提供するソリューション
- 時間や場所の制約を受けない「便利な」移動を提供するサービス
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テクノロジーによる
インフラ管理の効率化・高度化- 路面や橋梁、設備などの点検・管理、建設工事を効率化・高度化するテクノロジー
- 自然災害に対する危険予知、災害復旧作業の効率化・高度化を実現するソリューション
- センシングによる走行中の落下物の検知など、高速道路上でのより高度な「安全」を提供できるテクノロジー
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サービスエリア・
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パーキングエリアの価値向上東日本エリアに328カ所、お客さまの憩いの場としてのSA・PA。いつも地域経済に寄り添い、都市と地域、地域と地域を“つなぐ”ハブ・地域同士の結節点として活性化にも貢献してきた。これまでの「リフレッシュ空間」としての存在に加え、テクノロジーやサービスを深化させ、新たな顧客体験を提供し、SA・PAの更なる価値向上を実現する。
技術・領域の
キーワード- コミュニティ
- 地方創生
- コレクティブインパクト
- ダイバーシティ
- マイクロモビリティ
- 物流2024年問題
- 交通結節点
- 6次産業化
- リテールTech
- RaaS
- OMO
- 無人店舗
- キャッシュレス
- 省人化・省力化
求めるパートナーとの共創例
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SA・PAでの
新たな顧客体験の提供- レジャースペースなど、SA・PAの新たな活用方法
- 物流・交通事業者のビジネス発展・支援に寄与するソリューション
- ユニバーサルデザインの実現など、お客さまのLTV向上に繋がるソリューション
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SA・PAを
“人が集まる場”へ- SA・PA内の既存リソース(サイネージやポスター等の広告媒体、自動販売機など)を有効活用した新たなソリューション
- テクノロジーを活用した新たな顧客体験、来場動機の提供
- ダイバーシティにも対応した新たな体験を提供するサービス
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地域コミュニティを
活性化させる場づくり- 地域内でのC2Cサービス、シェアリングサービス活用による経済活性化の実現
- 都市と地域、地域と地域の交流を促進するサービス
- SA・PAやインターチェンジ(IC)を活用した地域の情報発信
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各種アセットを起点とした
03
地域連携強化や新事業創出1日約291万台(令和4年度実績)のお客さまとの接点や走行データ。不動産・金融・旅行などの周辺事業。NEXCO東日本が管理する多様で広大なフィールドを起点に、テクノロジーの活用やソリューションによって新たな顧客体験を提供し、従来の価値を向上させることはもちろん、更なる付加価値を提供する事業体へと進化・深化する。
技術・領域の
キーワード- 旅行・観光
- トラベルTech
- インバウンド
- 食・フード
- 農業
- アグリTech
- EC
- ヘルスケア
- エンタメ
- メディア
- メタバース
- ビッグデータ
- モビリティ
- シェアリングエコノミー
- ダイバーシティ
- Z世代
- コミュニティビジネス
- AI
- IoT
- DX
求めるパートナーとの共創例
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SA・PAをハブとした
地域活性化の促進- 観光資源の活性化や地域の魅力創出に繋がるソリューション
- 地域の特産品PR、地産地消の促進を実現するサービス
- 高速道路、SA・PAやICを起点としたラストワンマイルの課題解決を実現するソリューション
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“移動機会”の創出と
“移動体験”の提供- Z世代に対して「旅行」や「ドライブ」への興味を喚起するサービス
- 「交通 × 〇〇」の掛け合わせでの新たな移動体験を提供するソリューション
- “移動時間”そのものを楽しめる・有効活用できるテクノロジーやコンテンツ
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各種アセット・データの
新たな活用方法- 高架下などの駐車場、ライドステーション(駐輪場)のスペースを活用した新たなサービス
- 『ドラぷら』のHPやアプリの更なる利活用、機能向上
- 高速道路走行データをはじめとする保有データを活用した新たなサービス
各種アセットの参考例
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建設中の施設見学ツアーができる
インフラツーリズムなどの旅行事業 -
日比谷公園の地下にある
『日比谷駐車場』 -
更衣室、シャワールームを備えた
駐輪場『HIBIYA RIDE』 -
高速道路高架下スペースを
占用した駐車場 -
インターチェンジに隣接した
トラックターミナル (仙台南・郡山) -
高速道路の料金検索や情報を提供する
サイト『ドラぷら』
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サステナブルな社会への
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貢献・事業運営人々の移動と経済を支えるインフラ会社だからこその責任。カーボンニュートラル・循環型社会の実現、地域や沿道の生活環境の向上、人口減少・高齢化に適応した運営方法の確立など、いつの時代でもサステナビリティのある事業運営を実現する。更に、各ステークホルダーとも連携した社会全体のサステナビリティに貢献するスキーム構築を目指す。
技術・領域の
キーワード- カーボンニュートラル
- 脱炭素社会
- 環境保全
- クリーンエネルギー
- 循環型社会
- サーキュラーエコノミー
- ZEB
- ZEH
- GX
- 省人化・省力化
- ロボティクス
- RPA
- HR Tech
求めるパートナーとの共創例
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脱炭素社会の実現
- 高速道路の運営、SA・PA施設運営におけるクリーンエネルギーの活用
- 高速道路を利用されるお客さまや関係ステークホルダーからのCO2排出量の削減に繋がるソリューション
- 行動変容を促し、人々にSDGsへの取り組み・活動を推進するソリューション
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循環型社会の実現
- SA・PAから排出されるゴミ、高速道路で使用したアスファルト等の廃材のアップサイクル
- 環境負荷を軽減する建設技術の活用
- サーキュラーエコノミーを促進する循環型サービス
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インフラ機能の安定提供
- 事業運営の省人化・省力化とサービス品質の担保を両立できるソリューション
- 社員のエンゲージメントを高め、生産性向上・働きがい向上に繋がるソリューション
- 人材育成、技能伝承を効率化するHRソリューション
提供リソース Resources
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実証フィールド・データ提供
01- 北海道~関東、3,943kmの高速道路
- 東日本エリア328カ所のSA・PA(商業施設、園地など)
- 駐車場、駐輪場、トラックターミナル、ホテル等の各種アセット
- 高速道路走行データ(提供条件あり)
- 事故・規制(通行止め)情報等のデータ
- 気象情報データ
- ロゴ、キャラクターなどのIP
- 約1.4万人のNEXCO東日本グループ従業員
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顧客接点・タッチポイントの提供
02- 約291万台/日(令和4年度実績)の高速道路を利用するお客さま
- SA・PA利用者
- HP「ドラぷら」利用者(300万~500万/月PV)
- 公式アプリ利用者
- クレジットカード会員(15万人)
- その他、ECサイト会員・駐車場利用者・ホテル利用客・トラックターミナル利用者など
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PR機会の提供
03- 広告接点
(HP、アプリ、フリーペーパー、自社ECサイト、サイネージ、SAPA内でのプロモーション等) - SNS(公式Twitter、Facebookアカウント等)
- 広告接点
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パートナー連携・資金提供
04- グループ会社、取引先とのネットワーク
- 実証実験費用のサポート(総額2,500万円を確保)
- NEXCO東日本からの出資(採択後に個別相談)
Jurisdiction Area NEXCO東日本の管轄エリア
北海道から関東に跨る広大な管轄エリア


共創事例 Case


株式会社イバラキエアポートエンタープライズ
水素燃料電池ドローンによる
長距離配送システムの構築
水素燃料電池ドローンによる長距離配送の可能性を検証。将来的には、SA・PAから生活物資を配送することによるラストワンマイルの課題解消、災害時の緊急物資輸送、地域の特産品の販売・配送サービスなどを視野に入れ、両社のアセット・技術の強みを活かした地域の生活インフラとしての共創プロジェクトに向けたPoCを実施中。


農業生産法人株式会社グリーンズグリーン
緑化と防草を一体化した苔シートによる
カーボンニュートラルへの貢献
大気中の二酸化炭素を吸収・固定する機能や大気汚染物質の浄化作用をもつ苔を活着させた防草シートを活用し、植栽維持・管理の効率化を図るほか、東日本エリアに張り巡らされた高速道路やSA・PAを起点とした緑化促進・カーボンニュートラルの実現を目指す共創プロジェクトに向けたPoCを実施中。
スケジュール Schedule
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2023/8/1
エントリー開始
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2023/8/22
プログラム説明会(ONLINE)
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2023/9/6
早期応募締切
提案内容への事前フィードバックあり
※早期応募締切までにエントリーいただいた方には、ご希望に応じて提案内容へのフィードバックをさせていただく予定です。
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2023/10/2
最終応募締切
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2023/10/18(予定)~
書類選考・面談選考
審査スケジュール
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【一次審査】 書類選考
2023 / 10 / 18(予定)
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【二次審査】 面談選考(ONLINE)
2023 / 10 / 23~11 / 2(予定)
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2023/12(予定)
審査結果通知
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2023/12(予定)~
キックオフ / インキュベーション期間
選考通過企業と共にビジネスアイデアのブラッシュアップ、PoC計画の作成、実証実験フェーズへ進めていきます -
2024/1(予定)
採択案件の公表
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2024/3(予定)~
実証実験 / PoC実施
※実証実験サポート費用を活用可能(総額2,500万円を確保) -
社会実装、事業化へ
プログラム説明会
説明会では、本プログラムの内容詳細についての説明のほか、質疑応答も広く受け付けます。
少しでもプログラム参加にご関心のある方は、お気軽に下記よりお申込みください。
2023/8/22(Tue) 16:30 - 18:00
- 会場
- オンライン開催
- 申込締切
- 2023 / 8 /22(Tue)15:30
エントリー Entry
- 早期応募締切
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2023 / 9/ 6 (Wed)
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早期応募締切までにエントリーいただいた方には、
ご希望に応じてフィードバックさせていただく予定です。
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早期応募締切までにエントリーいただいた方には、
- 最終応募締切
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2023 / 10 / 2 (Mon)
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応募前のディスカッションのご要望も受け付けております。
事務局(i_lab@e-nexco.co.jp)までお気軽にご連絡ください。
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応募前のディスカッションのご要望も受け付けております。
- 応募資格
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- 法人登記がなされていること(企業規模は問わない)
- プロダクトや技術をお持ちであること
本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
i_lab@e-nexco.co.jpまでお気軽にお問い合わせください。