コンセプト Concept
東日本全域に跨る高速道路とサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)を管理し、
地域と地域を“つなぐ”インフラ会社として、移動を支えてきたNEXCO東日本。
大きな社会変化の中で、ヒト・モノ・コトの“移動”に新しい価値を提供し、
サステナブルな運営により、未来においても社会の基盤を支え続けていきたい。
自動運転や空飛ぶクルマが日常となる世界での
高速道路やSA・PAのあり方とは。
人口減少や環境といった社会課題に向けたサステナブルな姿とはなにか。
NEXCO東日本が管理する広大なフィールド・豊富なリソースと、
実証実験費用を提供し、社外のテクノロジー・サービスとの共創で
高速道路の新たな提供価値の創出と、特定課題の解決を実現する。
本プログラムにご参加いただける、共創パートナーをお待ちしております。
特徴 Feature
共創で新規価値の創造を目指すプログラム
全7テーマで
提案を募集
高速道路を利用するお客さまへ
新たな体験や価値を提供する提案を幅広く募集する4つのテーマ。
更に、早期の解決を求める高速道路事業の課題に対して
解決につながる提案を募集する3つのテーマを設定。
次世代に向けた
高速道路事業の
アップデート
サービスエリア・
パーキングエリアの
更なる価値向上
各種アセットを
活用した
地域連携強化や
新事業創出
サステナブルな
事業運営と
SDGsへの貢献
特定の課題を抽出。
解決策を募集するテーマを設定
長距離ドローンを
活用した
道路管理業務の
効率化・省力化
リアルタイムでの
高速道路上の
異常検知・
アラート通知
構造物の点検業務・
調書作成の効率化・
自働化
テーマ Theme
-
01
技術・領域のキーワード
- 自動運転
- 空飛ぶクルマ
- ドローン
- EV
- コネクテッドカー
- CASE
- MaaS
- モビリティ
- スマートシティ
- シェアリング
- サブスクリプション
- ロボティクス
- ICT
- 衛星画像
- センシング
- AI
- ビッグデータ
- DX
- デジタルツイン
- xR
- IoT
- 渋滞対策
- 防災Tech
- 危険予知・予測
求めるパートナーとの共創例
-
次世代高速道路(203X年)に向けた「安全・安心」の実現
- より高度な「安全・安心」な高速道路空間を実現するソリューション
- 高齢者、障がい者、外国人を含むすべてのお客さまが「安心」して高速道路を利用できるソリューション
- EV・自動運転車両・空飛ぶクルマ等の次世代モビリティの航行をサポートするソリューション
- 災害時の支援物資の運輸・空輸拠点としてのSA・PAの活用
-
新しい移動体験による
「快適・便利」を提供- 新しい移動体験を提供し、人々の「快適な」移動機会を促進するサービス
- 多様な交通手段によるシームレスな移動体験を提供するソリューション
- VR・デジタルツイン等のテクノロジーによる「便利な」移動体験を提供するサービス
-
高速道路の更なる
利便性向上- AIやビッグデータ、その他さまざまな技術を活用し、渋滞予測の精度向上・渋滞情報の提供を実現するソリューション
- 新たな情報提供ツールを活用した、事故や災害等の危険情報を迅速・正確に伝えるサービス
- 大型トラックを中心としたSA・PAの慢性的な駐車場不足問題を解消するソリューション
-
02
技術・領域のキーワード
- コミュニティ
- 地方創生
- 地域共創
- ソーシャルインパクト
- ダイバーシティ
- マイクロモビリティ
- 物流2024年問題
- 交通結節点
- 6次産業化
- ペットTech
- 非接触Tech
- リテールTech
- RaaS
- OMO
- 無人店舗
- キャッシュレス
- 省人化・省力化
求めるパートナーとの共創例
-
SA・PAでの
新たな顧客体験の提供- レジャースペースやドローン離発着拠点など、SA・PAの新たな活用方法の開拓
- 物流・交通事業者のビジネス発展・支援に寄与するソリューション
- ユニバーサルデザインの実現など、利用者のLTV向上に繋がるソリューション
- SA・PA内の既存リソース(サイネージやポスター等の広告媒体、自動販売機など)を有効活用した新たなソリューション
-
SA・PAを
“人が集まる場”へ- テクノロジーを活用した新たな顧客体験、来場動機の提供
- ダイバーシティにも対応した新たな体験を提供するサービス
- SA・PA周辺地域のコミュニティと連動したヒト・モノ・コトの交流を促進するサービス
-
地域コミュニティを
活性化させる場づくり- 地域内でのC2Cサービス、シェアリングサービス活用による経済活性化の実現
- 都市と地域、地域と地域の交流を促進するサービス
- SA・PAやインターチェンジ(IC)を活用した地域の情報発信
-
03
技術・領域のキーワード
- 旅行・観光
- トラベルTech
- インバウンド
- 食・フード
- 地方創生
- 地域共創
- 農業
- アグリTech
- EC
- ヘルスケア
- ヘルスTech
- スリープTech
- エンタメ
- メディア
- メタバース
- ビッグデータ
- モビリティ
- シェアリングエコノミー
- ダイバーシティ
- Z世代
- コミュニティビジネス
- AI
- IoT
- DX
- 多機能アプリ
- スーパーアプリ
求めるパートナーとの共創例
-
SA・PAをハブとした
地域活性化の推進- 観光資源の活性化や地域の魅力創出に繋がるソリューション
- 地域の特産品PR、地産地消の促進を実現するサービス
- 高速道路、SA・PAやICを起点としたラストワンマイルの課題解決を実現するソリューション
-
“移動機会”の創出と
“移動体験”の提供- Z世代に対して「旅行」や「ドライブ」への興味を喚起するサービス
- 「交通 × 〇〇」の掛け合わせでの新たな移動体験を提供するソリューション
- “移動時間”そのものを楽しめる・有効活用できるテクノロジーやコンテンツ
-
各種アセット・データの
新たな活用方法- 高架下などの駐車場、ライドステーション(駐輪場)のスペースを活用した新たなサービス
- 高速道路走行データをはじめとする保有データを活用した新たなサービス
- 『ドラぷら』のHPやSNS等の更なる利活用、機能向上
- 高速道路を利用するお客さまのあらゆるシーンで、「快適・便利」を追求できる多機能アプリや新しいソリューション
各種アセットの参考例
-
04
技術・領域のキーワード
- カーボンニュートラル
- 脱炭素社会
- 環境保全
- クリーンエネルギー
- 循環型社会
- サーキュラーエコノミー
- ZEB
- ZEH
- GX
- 非接触給電
- 水素エネルギー
- SDGs
- スマート社会
- 省人化・省力化
- ロボティクス
- RPA
- HR Tech
求めるパートナーとの共創例
-
カーボンニュートラル・
脱炭素社会の実現- 高速道路の運営、SA・PA施設運営におけるクリーンエネルギーの活用
- 高速道路を利用されるお客さまや関係ステークホルダーからのCO2排出量の削減に繋がるソリューション
- 行動変容を促し、人々にSDGsへの取り組み・活動を推進するソリューション
-
循環型社会の実現
- SA・PAから排出されるゴミ、高速道路で使用したアスファルト等の廃材のアップサイクル
- 環境負荷を軽減する建設技術・新素材の活用
- サーキュラーエコノミーを促進する循環型サービス
-
インフラ機能の安定提供
- 事業運営の省人化・省力化とサービス品質の担保を両立できるソリューション
- 社員のエンゲージメントを高め、生産性向上・働きがい向上に繋がるソリューション
- 人材育成、技能伝承を効率化するHRソリューション
特定課題の解決策を
募集するテーマ
技術・領域のキーワード
- ドローン
- 物資配送・空輸
- 空中給電
- 長距離飛行
- 点検・測量
- 災害対策・対応
- 異常検知
- データ分析
- 画像解析
- センシング
- AI
- ビッグデータ
- 生成AI
- 省人化・省力化
- 自働化
- DX
-
s-01
求めるパートナーとの共創・課題解決例
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ドローンを活用した高速道路・橋梁の点検
- 悪天候・悪条件でも飛行可能な長距離ドローンによる点検業務の効率化
- 災害時や交通管理等において基地からのドローン自動発着・自律飛行によって、道路状況を瞬時に確認できる仕組みの構築
- 山間部や橋梁など複雑な形状の構造物、人力では点検が難しい箇所でのドローン活用
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-
s-02
求めるパートナーとの共創・課題解決例
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リアルタイムな異常検知と対処の実現
- 監視カメラやドライブレコーダー等の映像データを活用した、車両の停止・ふらつき、人や動物の侵入などのリアルタイム異常検知
- センシングによる落下物の検知、監視カメラ・ドライブレコーダー・ドローン等の画像データ解析による路面の異常(ポットホールなど)の早期発見と修繕対策の実現
- SNS等の公開情報、交通量・渋滞状況・降雨量・風速など、NEXCO東日本が保有するデータを活用した異常検知・予測システムの構築
- 映像データ分析によるSA・PAのマナー違反(長時間駐車、サイズ違い駐車など)の検知・実態把握
- 検知した異常を道路管制センターに即時でアラート通知するシステムの構築
- 検知した異常・規制情報を走行車両へ迅速に情報提供するソリューションの実装
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-
s-03
求めるパートナーとの共創・課題解決例
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テクノロジーによるインフラ管理の効率化・省人化
- テクノロジー活用による路面や橋梁、設備などの点検・管理、建設工事を効率化・高度化
- 自然災害に対する危険予知、災害復旧作業の効率化・高度化
- 日々の点検・運営業務で取得するデータ(テキスト、画像)のDXによる管理業務効率化
- 生成AIにより点検結果や必要データを、点検調書や管理図面へ自動入力・反映する省人化ツールの実装
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提供リソース Resources
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Resources
01
実証フィールドの提供
- 北海道~関東、3,943kmの高速道路
- 東日本エリア328カ所のSA・PA(商業施設、園地など)
- 駐車場、駐輪場、トラックターミナル、ホテル等の各種アセット
- ロゴ、キャラクターなどのIP
- 約1.4万人のNEXCO東日本グループ従業員
-
Resources
02
各種データの提供
- 高速道路走行データ(提供条件あり)
- 事故・規制(通行止め)、渋滞情報等のデータ
- 気象データ
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Resources
03
顧客接点・タッチポイントの提供
- 296万台/日の高速道路を利用するお客さま
- SA・PAを利用するお客さま
- HP「ドラぷら」を利用するお客さま(300万~500万PV/月)
- 公式アプリを利用するお客さま
- クレジットカード会員(15万人)
- その他、ECサイト・駐車場・ホテル・トラックターミナルを利用するお客さま など
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Resources
04
PR機会の提供
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広告接点
HP、アプリ、フリーペーパー、自社ECサイト、サイネージ、SA・PA内でのプロモーション等 -
公式SNS
X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube 等
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広告接点
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Resources
05
パートナー連携・資金提供
- グループ会社、取引先とのネットワーク
- 実証実験費用のサポート(総額2,500万円)
- NEXCO東日本からの出資(採択後に個別相談)
NEXCO東日本の事業エリア
Business
Area
北海道から関東に跨る
広大な事業エリア
共創事例 Case
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株式会社Lightblue
発注図書間の不整合を自動判定
資料作成の労力とミスを削減発注公告資料の作成において、図書間の照合は人手で行われ、多大な労力や図書間の不整合による訂正公告などの追加事務処理が発生。
これらを解消するために、OCR(光学文字認識)と画像解析技術、さらにAIを組み合わせ、図書間の不整合を判定することで、資料作成の人為的ミスや手戻りの削減を目指すPoCを完了。現在は、実用化に向けて共創PJTを推進中。 -
株式会社AirX
SAを活用した次世代の
エアモビリティとの交通連携ヘリコプターやプライベートジェット、将来的には『空飛ぶクルマ』と呼ばれる次世代のエアモビリティなど、人々の移動の概念が大きく変わろうとしている中で、当社アセットを活用した新たな価値創出検証の一環として、国内初となるSAを離着陸地とするヘリコプター遊覧ツアーのサービスを共同展開するPoCを実施。今年もツアーを継続実施するほか、更なる価値の創出に向けて共創PJTを推進中。
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REALITY XR cloud株式会社
バーチャル空間上に高速道路を再現し、新たなタッチポイントとして活用
PoCでは、フードコートや自動販売機、トイレなどが細部まで作り込まれた高速道路空間をバーチャル空間上に再現。アバターでの撮影スポットやオープンカーでのドライブ体験など、バーチャルならではのコンテンツを提供し、Z世代を中心に1か月で220万人のアクセスがあった。PoCを完了し、新たなタッチポイントとしての更なる活用を目指して共創PJTを推進中。
スケジュール Schedule
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2024/8/1
エントリー開始
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2024/8/8
プログラム説明会(ONLINE)
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2024/9/5
早期応募締切
※早期応募締切までにエントリーいただいた方には、ご希望に応じて提案内容へのフィードバックをさせていただく予定です。 -
2024/10/1
最終応募締切
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2024/10/18(予定)~
書類選考・面談選考
審査スケジュール
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【一次審査】 書類選考
2024 / 10 / 18(予定)
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【二次審査】 面談選考(ONLINE)
2024 / 10 / 28~11 / 8(予定)
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2024/11(予定)~
審査結果通知/インキュベーション開始
本期間で、選考通過企業と共にビジネスアイデアのブラッシュアップ、PoC計画の作成、実証実験フェーズへ進めていきます -
2025/01(予定)
採択案件の公表
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実証実験/PoC実施〜 効果測定
※実証実験サポート費用を活用可能(総額2,500万円) -
社会実装、事業化へ
プログラム説明会
説明会では、本プログラムの内容詳細についての説明のほか、質疑応答も広く受け付けます。
少しでもプログラム参加にご関心のある方は、お気軽に下記よりお申込みください。
2024/8/8(Thu)
16:00 - 17:30
- 会場
- オンライン開催
- 申込締切
- 2024 / 8 / 8(Thu) 15:30
エントリー Entry
- 早期応募締切
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2024 / 9/ 5 (Thu)
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早期応募締切までにエントリーいただいた方には、
ご希望に応じてフィードバックさせていただく予定です。 -
応募前のディスカッションのご要望も受け付けております。
事務局(i_lab@e-nexco.co.jp)までお気軽にご連絡ください。
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早期応募締切までにエントリーいただいた方には、
- 最終応募締切
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2024 /10/1 (Tue)
- 応募資格
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- 法人登記がなされていること(企業規模は問わない)
- プロダクトや技術をお持ちであること
- 提出必須資料
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- 一次審査資料を作成の上、ENTRY時にご提出ください
- 一次審査資料フォーマットのダウンロードはコチラ
本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
i_lab@e-nexco.co.jpまでお気軽にお問い合わせください。
本サイトに表示されている数値は、2024年4月1日時点のもの。ただし、交通量の数値は2023年度の実績。