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kewpie OPEN INNOVATION 2021

食の新たな可能性を探る、
キユーピーオープンイノベーションプロジェクト

CONCEPTコンセプト

「健康的な食生活を送ってほしい」という思いから
野菜をサラダで食べるという新しい食文化を普及させてきたキユーピーグループ。

現在食品業界では、食品ロス等の食に関係するさまざまな社会課題があります。
キユーピーグループは、これらの社会課題の解決に向き合いながら、
世界の食と健康への貢献をめざし、多様化する価値観やニーズに応えることで、
新たな食生活と食文化の創造を実施しています。

研究開発とオフィスの複合施設であり、
イノベーション推進の中枢となっている仙川キユーポート。
仙川キユーポートに拠点を置く研究開発本部では、
国内外の幅広いパートナーとの連携を強化することによって、
商品開発のスピードや、新しい発想の商品の創造を加速させています。

これまでのキユーピーグループの研究開発本部では、
自社が保有していない技術や足りない分野を補完する共創を行ってきましたが、
これからはアイデア段階から、さまざまな業界のパートナー企業と新たな食の可能性を探るために
今回新たな共創プロジェクト「kewpie Open Innovation 2021」を始動しました。

今回は、「食品ロスを解決する食品未利用部の活用」、
「ドレッシングを通じた新たな食生活の創造」の2テーマの募集となります。

オープンイノベーションを活用し幅広い技術・アイデアと
キユーピーグループの培ってきた食と健康に関する技術・ノウハウとを掛け合わせ
次世代の新たな食の価値・文化創造をともに取り組んでいただける
パートナー企業をお待ちしています。

THEME募集テーマ

食品ロスを解決する
食品未利用部の活用

THEME01

UTILIZATION OF UNUSED FOOD PARTS TO SOLVE FOOD LOSS

食品加工の工程で発生する野菜(キャベツの芯、キャベツの外葉、レタスの外葉、ジャガイモの皮)や卵(卵の殻)の未利用部をより良く有効活用することで、新価値創出と食品ロス低減に取り組みたいと考えています。
例えば、キャベツの芯や外葉には、普段食べている部位とは機能や量が異なるファイトケミカル(紫外線や外敵等から身を守るために植物が作り出す成分)が存在することが分かっています。
資源を再利用するというだけではなく、このような素材の価値を最大限に生かしながらも、食品ロスを低減できるような取り組みをめざしています。

求めるパートナーとの共創例

新たな食品開発の技術・アイデア

野菜や卵等の未利用部を活用した新商品アイデアや未利用部の価値を高める加工技術

≪プロダクトイメージ例≫
  • 子ども・ベビー向け食品
  • 機能性表示食品
  • ペットフード
  • サプリメント
  • 発酵食品
  • 食品素材加工技術(シート化、ペースト化、粉末化等)

食以外の新たなプロダクトや素材開発の技術・アイデア

野菜や卵等の未利用部を活用した食以外のものに生まれ変わる商品・素材に活用するアップサイクルの仕組み、技術・アイデア

≪プロダクトイメージ例≫
  • 食品包装材
  • 工業製品の原料(繊維・染料等)
  • 安心・安全な玩具 / 食器
  • 肌に優しい石鹸・洗剤

過去の取り組み

・卵:卵殻を肥料やカルシウム強化商品に、卵殻膜を化粧品やうまみ調味料に使用
・キャベツ:外葉や芯を乳牛の飼料に活用することで、乳量が増加

キユーピーの強み・リソース

  • 野菜や卵の未利用部の供給

  • 調味料や調理食品に関する食品加工技術

  • 育児食~高齢者食、内食・中食・外食といった幅広い市場へのアプローチ

  • 商品・技術開発に必要な専門家とのネットワーク

担当者自己紹介

  • 千代田 路子

    千代田 路子

    キユーピー研究開発本部 技術ソリューション研究所に所属。
    サラダや惣菜の商品開発を経て、野菜を中心とした技術開発の業務に従事。現在は、素材の恵み全てを届けることをテーマに、野菜未利用部や卵殻の有効活用に携わっている。

  • 倉田 幸治

    倉田 幸治

    キユーピー研究開発本部 技術ソリューション研究所に所属。
    未利用資源の有効活用に関する研究を担当している。食品活用・飼料化・肥料化を中心により付加価値の高い活用ができるような技術開発を行っている。

ドレッシングを通じた
新たな食生活の創造

THEME02

CREATING A NEW DIETARY LIFESTYLE THROUGH DRESSINGS

ライフスタイルが日々変化する現代社会において、食の在り方も多様化しています。
そのような中で、キユーピーの強みであるドレッシングを調理に活用してもらうことで、さらにおいしく・健康的な料理を、簡単に調理してもらえると考えています。
ドレッシングの新たな可能性を追求することで、家庭内での調理課題を解決し、新たな食の楽しみ方を普及させることをめざしています。

アイデアの注意事項

・今回は食品に関わる技術・アイデアのみとなります。
・健康促進等の機能性素材の技術・アイデアは本テーマでは対象外となります。

求めるパートナーとの共創例

ドレッシングによる新たな食の楽しみ方のアイデア

ドレッシングを調理に使うことで、野菜をより多く摂取するきっかけづくりなど、食をより簡単に、健康的に楽しむプロモーション手法やアイデア。(食育サービスとの連携、フィットネス等のヘルスケア関連との連携、家庭菜園アプリとの連携、時短調理等の新しい調理方法の普及・プロモーション手法など)

ドレッシング2.0をめざす、ドレッシングの新スタイルを開発する技術やアイデア

既存の液体のカタチに留まらない形状・形体(固体・粉末等)での新たなドレッシングの提供アイデアやそのための技術。
他の食材・商品にて活用されている素材加工技術や製造技術の応用による、調理に活用しやすい新規ドレッシング形状、ドレッシングの汎用性が高まるような技術。

キユーピーの強み・リソース

  • ドレッシングシェアNo1と市場売上No1商品を保有する商品開発力※参考記事を読む

  • 調味料や調理食品に関する食品加工技術

  • 育児食~高齢者食、内食・中食・外食といった幅広い市場へのアプローチ

担当者自己紹介

  • 石川 敦祥

    石川 敦祥

    キユーピー研究開発本部 食創造研究所に所属。
    パスタソースなど調理食品の開発を経て、現在は、ドレッシングを中心に、市販用市場に向けた商品開発を担当。新商品の開発や育成を通じて、家庭内食シーンでの困りごとを解決したい。

  • 熊谷 信介

    熊谷 信介

    キユーピー研究開発本部 食創造研究所に所属。
    現在は、家庭用ドレッシングの商品開発に従事。ドレッシング新商品の開発から、既存商品を活用した新たな可能性の追求など、ドレッシングに関するさまざまな業務に携わっている。

CASE共創事例

加熱変性リゾチームの新技術を活用した、ウェットシートの共同開発

ノロクリア除菌

ユニ・チャーム株式会社キユーピー株式会社

加熱変性した卵白由来のリゾチーム(ノロクリアプロテイン®)を、ウェットシートに安定的に配合・塗布する技術を共同研究し、商品化。
抗ウイルス成分「ノロクリアプロテイン®」により、ウイルスの増殖を抑制。ウェットシート材の形態でもノロウイルスを顕著に不活化することを確認。

CO-CREATION特徴・組織体制

本プログラムを担当するキユーピー研究開発本部は、
研究開発とグループ各社のリソースが集中する「仙川キユーポート」を拠点に活動。
仙川キユーポートは、グループ内連携やオープンイノベーションの推進など
イノベーションを起こすための起点として、社内外の連携を支援しています。

共創パートナー

本ページから共創に向けたコンタクト

キユーピー研究開発本部

グループR&D推進部

各部門と連携して最適な共創のかたちを創ります。
≪オープンイノベーションの推進担当≫

食創造研究所

メイン担当部署

調理・調味料開発部
  • 野菜価値創造部
  • ファインケミカル開発部
  • 海外開発部

技術ソリューション研究所

メイン担当部署

機能素材研究部
  • 加工・包装研究部
  • 評価・解析研究部

その他事業部

事業内容によっては、その他事業部とスムーズに連携

CONTACTコンタクト

キユーピーグループでは、次世代の新たな食の価値・文化創造に
共に取り組んでいただけるパートナーをお待ちしております。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
support@eiicon.netまでお気軽にお問い合わせください。

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