




コンセプト Concept
リニア開通により転換期を迎える、神奈川県相模原市で
イノベーション創出を目指して!
神奈川県の北部に位置し、リニア中央新幹線の新駅建設や、製造業の集積、
JAXA 宇宙科学研究所の立地などでも広く知られる、全国19番目の政令指定都市、相模原市。
「Sagamihara Innovation Gate」は、相模原市内の4つの企業が、新規事業開発のテーマを掲げ、
新たなビジネス展開に向けた実証事業の取組に挑戦するべく共創パートナーを募集し、
新たな事業アイデアの社会実装を目指した、
『Sagamihara Innovation Gate BUSINESS BUILD 2023』を開催します。
選出されたパートナー企業と、2日間のBUSINESS BUILDで事業アイデアの骨子をブラッシュアップし、
その後は事業化に向けたインキュベーション・実証実験へと進みます。
全国の企業からの共創アイデアをお待ちしております。

プログラムのメリット Merit
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実証サポート
費用PoCに必要な費用を上限112万円(税込)支給。各ホスト企業の実証フィールドを活用可能
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インキュベーション
伴走支援事務局の専任コンサルタントによる事業化・実証実験に向けた伴走支援
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相模原市による
サポートプログラム終了後も事業内容に応じて、活用可能な支援策を案内

テーマ Theme
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01
SWCC株式会社
非鉄金属製造業
ワイヤレス給電分野での
新しい価値創造病院内における医療機器からの各種ケーブルは増加傾向にあり、それに伴う医療アクシデント・インシデントのリスクも増加しています。そこで当社は医療機器分野でのワイヤレス機器の製造を目指しています。これまでの電線製造・開発で培ってきた電線素材開発力と評価技術を用いてワイヤレス分野での安全・安心・便利な給電システム実現を目指しています。求めるパートナー
- ワイヤレス給電技術
- 医療機器への実装ノウハウ
共創イメージ
ワイヤレス給電範囲が
広がるような技術やアイデア弊社が保有するワイヤレス機器は限られた範囲でしか給電が出来ていません。今後、ワイヤレス医療機器の更なる開発を進める際に、広範囲に給電出来る技術やノウハウを持った企業と連携したいです。様々なワイヤレス
医療機器の開発様々な種類のワイヤレス医療機器を社会に広めていくために、医療機器の技術的を持つパートナーと連携していきたいです。ワイヤレス給電での
新たな価値創造ワイヤレス給電事業での幅広い活用を目指すためのパートナーを募集しております。
例えば) 環境・エネルギー・防災・インフラ・介護・医療などの分野企業情報
活用リソース・強み
- 素材開発力…給受電部における素材開発(導体、絶縁材料ほか)
- 評価技術…電線に関する信頼性評価技術、材料に関する分析・評価技術
- 医療情報…医療系大学(東京女子医科大学と岡山大学病院)の連携による現場情報取集・実証フィールドの確保
- 電線関連の営業網
企業概要・特徴
当社は電力や情報通信ネットワーク、自動車などの産業機器に電線・ケーブルを供給して社会の発展に貢献してきました。2023年に”昭和電線"から"SWCC"に社名を新たにし「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」をパーパスに掲げ、電線だけでないこれからの社会に貢献する新規事業への参画を目指しています
担当者情報
SWCC株式会社
技術開発本部
新領域開発センター 基盤技術開発課
広長 隆介繁忙な医療現場でスパゲッティー状態になっている電線コードによる事故が起きています。ワイヤレス給電で、安全・安心な環境を実現したいと思っています。ぜひ、共感いただける企業にご応募いただきたくお願いいたします。
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02
カヤバ株式会社
輸送用機器製造業
より安全で使いやすい、
道路環境の実現油圧機器メーカーとして製造販売型のビジネスを展開する当社の主力製品は、今後コモディティ化の進行や市場規模縮小など、収益性低下の可能性を有しています。このため、製造・販売という『モノ売り』だけでなく、『コト( =体験・価値)売り』にも進出していきたいと考えています。そこで、既存事業で培われた自動車の挙動計測・分析技術を応用し、道路の路面性状を診断し、道路維持管理に役立てるサービスの提供に取り組んでいます。求めるパートナー
- 道路舗装の高精度計測技術
- 広範な道路を移動して回るサービス
- 車両挙動計測分析技術を生かした更なるビジネスが出来るようなアイデア
共創イメージ
安全で使いやすい
道路が維持される街づくり道路舗装データの質や活用方法について知見のあるような道路舗装会社と連携することで、量・質ともに担保した道路舗装診断を目指しております。網羅的な
道路状況の収集道路舗装や周辺構造物のデータを効率的に収集するために、日常的に広範な道路を走行するような事業を展開しているパートナーを募集しております。計測分析の自動化による
予防保全ビジネス車両挙動計測・分析の仕組みは、他の移動体によるデータ収集や保全ビジネスに応用可能です。データの収集や分析によって生まれる付加価値について、アイデアとパートナーを募集します。企業情報
活用リソース・強み
- 計測技術:走行車両各部の動きを計測する技術/任意の他のデータを同期計測する技術
- 分析技術:計測データを処理・分析し、高付加価値データに作り替える技術
- 試作開発力:アイデアを形に変えるハード・ソフト開発力
企業概要・特徴
当社は油圧機器の製造販売を行うメーカーで、建設機械向けのバルブやシリンダ、自動車向けのショックアブソーバやポンプなどを主力の製品としています。今後は主力事業に根差す技術を異分野に活用したり、製造販売に依らないサービスビジネスなどに転化することで、社会に対して新たな価値を提供していきたいと考えています。
担当者情報
カヤバ株式会社
技術本部 基盤技術研究所
情報技術研究室
主幹研究員 髙松伸一得意な技術に磨きをかけて得意分野に活かしていくだけでは、どんなに洗練してもいつか陳腐になってしまうと危惧しています。皆さんの自慢の技術や面白いアイデアなどを弊社のアセットと掛け合わせて、可能性を広げていけることを楽しみにしています。
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03
大和製罐株式会社
金属製品製造業
リチウムイオン電池の
劣化診断技術を活用した
新サービスの開発再生可能エネルギーの導入が進む中で、余剰エネルギーを一時貯蔵するための蓄電システムの需要が高まっており、中でもリチウムイオン電池が注目されています。一方でリチウムイオン電池は時間とともに劣化が進み、電池の充放電エネルギー効率が低下して、電気を効率的に運用できなくなります。当社にはリチウムイオン電池の劣化診断技術があり、蓄電システムの劣化情報を収集・活用するプラットフォームをクラウド上に構築することを目指しています。求めるパートナー
- クラウドシステム構築のノウハウ
- サブスクシステムノウハウ
- リユースリチウムイオン電池技術(入手/再構築/製品化/運用)
- 学術的技術/産学連携体制
共創イメージ
クラウド上での
リチウムイオン電池劣化診断サービス現在、弊社事業所にてリチウムイオン電池の劣化診断実証を行っております。今後は蓄電システムをクラウド技術等によって遠隔劣化診断し、最適運用を支援できるような仕組みの構築を目指します。バッテリー循環社会
実現に向けた
取り組みリユース電池の入手・利活用にノウハウを持つ企業とのパートナーシップにより、バッテリー循環社会に向けた取組の推進を目指します。電池の劣化診断技術を
活用した
新規ビジネスモデル発見蓄電池評価試験の主要顧客である電池メーカーや自動車メーカーなどを向け先とし、当社の蓄電池劣化診断技術を活用した新たなビジネスモデルの探索・構築を目指しています。企業情報
活用リソース・強み
- リチウムイオン電池の残存性能や運用特性(特にエネルギー効率)を推定できる劣化診断の技術と知財
- 既設の実証用蓄電システム
- 蓄電池評価試験事業のノウハウ
企業概要・特徴
当社は金属容器の製造販売を主力事業とし、国内では3割程度のシェアがあります。近年は新規事業開発に注力しており、その一つがエネルギー・蓄電池関連事業で、相模原市内の事業所に大規模な蓄電池評価試験所を開設し運営しております。
担当者情報
大和製罐株式会社
技術管理部 エネルギー
ソリューション開発室
有馬 理仁劣化診断技術では一定の知見と知財を保有しておりますが、事業化にあたって必要なクラウド技術に関する知識と経験が乏しく、事業化のスピードアップを図るためこの分野の技術に長けたパートナー企業様のご協力を必要としております。宜しくお願い致します。
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04
富士工業株式会社
厨房用電気製品製造業
最適な空気コントロールによる
”安心・安全でエコロジーな
本物の快適さ”の実現FUJIOHはこれまで、一般家庭用のレンジフードの開発・生産・販売を行っていきました。 ブランドビジョンを新たに「空気を変え、環境を変え、明日を豊かに変えていく。」と掲げ、様々な環境において”空気を軸に社会への体験価値の探索や創出・提供にチャレンジしています。求めるパートナー
- 空間デザイン・コンサルティング・プロデュースのノウハウ
- 三次元計測技術
- 機械学習技術
- 流体計測技術
共創イメージ
空気環境を意識した
これまでにない
快適な空間の実現空間プロデュースを専門としている企業や設計事務所等とともに、デザインされた空間にプラスで空気環境を整えることで、長期滞在しても心地の良い”空気環境”の実現を目指します。空間状況を
簡易的に
デジタル化する空間状況を把握する際に、設計図面や人力での空間3Dモデリングを実施しています。 しかし、フローが煩雑で時間を要するため、この作業をAIなども活用し簡易的ながらも質の高いデジタルモデリング方法の実現を目指します。飲食店における
空気の流れや換気状況を
簡易的に可視化飲食店の多くは適正な換気状態ではない場合が多く、店内の空気環境の悪化や無駄な電気使用に繋がっています。一方でその実情に気づいていない飲食店も多いため、換気状況や空気の流れをアプリなどを使って簡易的に可視化できる技術を持つパートナーと連携して最適な空気環境の提供を目指します。企業情報
活用リソース・強み
- 空気環境測定に関する所有測定機器/設備/検証施設の利用、ノウハウ
- 流体解析シミュレーションの利用、ノウハウ
- 住環境にかかわる既存顧客とのネットワーク(一般家庭用レンジフード事業・コンビニエンスストア向け事業)
企業概要・特徴
現在富士工業グループは、一般家庭用レンジフード供給台数国内シェアNo.1となっております。(2021年4月東京商工リサーチ調べ ODM生産品含む)
近年は”空気質改善による本物の快適さの提供”をテーマにデベロッパー様、飲食店様、スーパーマーケット様等非住宅分野における空気質に関わる課題解決に取り組んでいます。担当者情報
富士工業株式会社
テクノベーション本部
イノベーション推進部イノベーション推進課
丸川 雄一オープンイノベーションを通して志の高いパートナー様と共創ができており、非常に刺激的な毎日を過ごしております。
本PJにおいても実証だけにとどまらず社会への実装・貢献ができるようパートナー様と力を合わせてPJを進めていきたいと思います。



主催 Organize
Partner
Supporter
横浜貿易情報センター
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
Mentor
常盤木 龍治
パラレルキャリアエバンジェリスト
株式会社EBILAB
取締役ファウンダー CTO CSO
下薗 徹
Two Birds Consulting株式会社
代表取締役
徳重 剛
野村総合研究所
経営コンサルティング部
プリンシパル
富田 直
株式会社eiicon
取締役副社長
村田 宗一郎
株式会社eiicon
執行役員
Organize
相模原市について About
神奈川県の北部に位置し、リニア中央新幹線の新駅建設や、JAXA 宇宙科学研究所などでも広く知られる、全国19番目の政令指定都市。内陸工業都市として発展し、様々な分野のものづくり企業の工場やR&D拠点などが集積しています。また、「さがみロボット産業特区」として国からの指定を受けているほか、「相模原アクセラレーションプログラム」といったスタートアップ支援も積極的に行っており、地域におけるイノベーションの創出を推進しています。
スケジュール Schedule
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2023/9/20
エントリー開始
複数企業へのエントリーが可能です。 -
2023/10/5
プログラム説明会(オンライン)
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2023/10/25
応募締切
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10月下旬~11月上旬
書類選考・面談選考
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11月中旬
選考結果のご連絡
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2023/11/30〜12/1
Sagamihara Innovation Gate BUSINESS BUILD 2023
2日間で共創ビジネスアイデアをブラッシュアップし、事業の骨組みまで創ります。
日時:2023/11/30(木)・12/1(金)
場所:杜のホールはしもと
(〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本3-28-1 ミウィ橋本7・8階) -
2023/12~
Incubation
BUSINESS BUILDにて採択された事業アイデアはメンター・サポーター企業とともに事業化に向けたインキュベーション・実証実験を進めます。 -
2024/3/14
Demoday
※相模原市内にて開催予定 -
事業化、社会実装へ
プログラム説明会申込
説明会では、本プログラムの内容詳細についての説明のほか、質疑応答も広く受け付けます。
少しでもプログラム参加にご関心のある方は、お気軽に下記よりお申込みください。
- 開催概要
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2023.10.05 (木) 16:00-17:30
オンライン開催
エントリー Entry
- 応募締切
- 2023/10/25(水) 23 : 59
- 応募資格
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- プロダクトや技術をお持ちで、アイデアの事業化に取り組むことのできる法人/チーム(企業規模は問わない)
- 2023/11/30(木)・ 12/1(金)開催のBUSINESS BUILDに2日間終日参加できる方
本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
sagamihara-ig@eiicon.netまで
お気軽にお問い合わせください。