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潤水都市 相模原市 × 株式会社eiicon
Sagamihara Innovation Gate Business build 2024

全国のパートナー企業 × 相模原市企業
と共に創るビジネス創出プログラム

コンセプト Concept

新たな価値の創造に向けたミライへ
「イノベーションが生まれるまち
“さがみはら”」

2024年11月20日に市制70周年の節目を迎える神奈川県相模原市。
リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)建設や、製造業の集積、JAXA宇宙科学研究所の立地などでも広く知られています。
「Sagamihara Innovation Gate」は2年目を迎え、相模原市内の4つの企業が、新規事業開発のテーマを掲げ、
新たなビジネス展開に向けた実証事業の取組に挑戦するべく共創パートナーを募集し、
新たな事業アイデアの社会実装を目指した、『Sagamihara Innovation Gate BUSINESS BUILD 2024』を開催します。
選出されたパートナー企業と、2日間のBUSINESSBUILDで事業アイデアの骨子をブラッシュアップし、
その後は事業化にむけたインキュベーション・実証実験へと進みます。
全国の企業からの共創アイデアをお待ちしております。

プログラムのメリット Merit

実証サポート 費用

PoCに必要な費用を上限112万円支給。各ホスト企業の実証フィールドを活用可能

インキュベーション 伴走支援

事務局の専任コンサルタントによる事業化・実証実験に向けた伴走支援

相模原市による サポート

事業化・実証実験実施に関する仮説検証や実証フィールド利用の相談

テーマ Theme

01

カヤバ株式会社

輸送用機器製造業

油状態センシングによる工場・インフラ設備の故障予測の実現

工場や発電所・建設機械など様々なところで使用されている油圧機械は作動油が使われており、この作動油は機械の稼働とともに劣化するため、定期的に交換が必要です。しかし、作動油の劣化状態を把握することは容易でなく、安全を見て早めに交換されているため、実際にはまだ使える油が廃棄されていたり、逆に油交換がされず設備が故障したりするケースが多く発生しているのが現状です。この問題を解決するため、弊社は油の劣化を計測する「油状態センサ」技術を活用した設備の故障予知保全の実現を目指しています。

求めるパートナー
# 作動油以外を対象とした設備状態の診断技術
# センサデータを基にした状態推測、未来予測AI
# 油状態診断技術を活かした新しいビジネスアイデア

共創イメージ

  • 当社油診断技術に
    加えた新たな診断 アイデア

    現在当社で開発を進めているサービスでは、作動油の状態をセンサで検出し、油圧設備の異常検知を行っています。これらの技術に加えて、新たな診断技術を組み合わせることで、油状態だけでは検知できない故障予知を可能とし、より品質の高いサービス開発を目指します。

  • AI等を活用した 油圧機器の故障
    に関する 予測システムの構築

    当社の油の劣化を計測する技術とパートナー企業のAI等による技術を活用し、センサ検出データを基に油圧機器の故障や寿命を予測する、予測システムの構築を目指します。

  • 油診断技術の
    他分野への活用

    現在は「工場油圧設備向け」のメンテナンス支援サービスとして開発を進めていますが、コアとなる油状態のセンシングおよび分析技術は他の分野にも活用可能であると考えています。「工場油圧設備向け」に囚われることなく、当社技術を活かした新しい価値提供が可能な分野への進出を目指します。

企業情報

活用リソース・強み
  • センシング技術:開発中の油状態センサによる作動油劣化状態センシング技術
  • 油分析技術:弊社内実証実験で得た油の性状データおよび弊社グループ企業の油性状分析専門機関による分析サービス
  • 実証実験フィールド:弊社工場内の生産ラインを用いた実証実験
企業概要・特徴

弊社は油圧機器の製造販売を行うメーカーで、建設機械向けのバルブやシリンダ、自動車向けのショックアブソーバやポンプなどを主力の製品としています。今後は、製造販売のみならず主力事業に根差す技術を異分野に活用したり、製造販売に依らないサービスビジネスなどに転化することで、社会に対して新たな価値を提供していきたいと考えています。

担当者情報

カヤバ株式会社
技術本部 基盤技術研究所
情報技術研究室
主任研究員 永井 勇冴

弊社はモノづくりの会社としての歴史が長く、良くも悪くも技術開発が先行してしまい、開発した技術が直結しそうな分野に向けての製品化という流れになってしまいがちで、視野が狭くなっていることが危惧されます。そこでオープンイノベーションの場で、他社様がお持ちのアセットと掛け合わせることで、お互いにとって新鮮な風を取り入れ視野を広げ、新しい可能性を一緒に見出していくことを楽しみにしております。

02

株式会社デュプロ

産業用機械製造業

印刷・パッケージ業界の変革に向けたサスティナブル、ロボティクス、高付加価値なサービスへの取り組み

印刷・製本業界はデジタル化の浸透や人手不足により、持続可能な印刷、製本、紙工が求められています。そこで当社がこれまで培ってきたプリント・パッケージ分野でのノウハウや技術を活かして、持続可能な印刷・製本業界の実現を目指しています。本事業ではパートナー企業と「再生可能素材を活用したパッケージの共同開発」や「ロボティクス技術などを通じた人手不足問題解消」を目指しています。

求めるパートナー
# 環境に配慮した自然由来の素材にノウハウのある企業
# 加飾技術を用いた事業にノウハウのある企業
# 再生可能な素材や資源に関するノウハウを持つ企業
# 協働ロボット開発技術および、実績と経験(ノウハウ)

共創イメージ

  • 再生可能素材を活用した
    包装、商品パッケージの
    共同開発

    環境に配慮した製品やプロセスが求められており、パートナー企業と自然由来の素材やリサイクル可能な素材を活用した包装やパッケージ商品の共同開発を目指します。

  • ロボティクス技術を
    通じた業界内の
    人手不足問題の解消

    作成した冊子等の成果物を次の工程に移動、運搬するためにロボティクスなどの技術を活用することで生産性向上を目指します。

  • 加飾技術を活用した
    ブランド価値を高める商品
    パッケージの共同開発

    当社が保有する加飾技術(ニス、箔押し加工など)を活用して、商品自体のブランド価値を高めるような商品パッケージ製作を目指します。

企業情報

活用リソース・強み
  • 創業から70年にわたる製本業界のノウハウ
  • 様々な要望に応じた現場検証協力
  • 製本、紙工現場と連携した実証実験先の提供
企業概要・特徴

当社は70年にわたりプリンティングおよびドキュメンテーションの分野においてお客様のビジネスを支える製品をお届けして参りました。しかし、昨今デジタル化の浸透や人手不足により、持続可能な印刷、製本、紙工が求められています。そこで当社がこれまで培ってきたプリント・パッケージ分野でのノウハウや技術を活かして、持続可能な印刷・製本業界の実現を目指しています。本事業ではパートナー企業と「再生可能素材を活用したパッケージの共同開発」や「ロボティクス技術などを通じた生産性向上」を目指しています。

担当者情報

株式会社デュプロ
取締役 開発担当
中村 良之

当社はこれまでプリンティングおよびドキュメンテーションの分野において製品をお届けして参りました。
しかし、デジタル化の浸透や人手不足により、持続可能な印刷、製本が求められています。
これまで培ってきたプリント・パッケージ分野でのノウハウや技術を活かして、持続可能な印刷・製本業界の実現を目指しています。
当社技術を活かした新たな事業展開にご一緒して頂ける企業様の応募をお待ちしております。

03

東プレ株式会社

金属製品製造業

次世代省エネ機器の
実現に向けた、新たな高性能送風技術の共同開発

当社はプレス加工技術、金型設計技術を進化させた自動車関連部品だけでなく、定温物流、空調機器、電子機器の分野においても高品質な製品を提供し、お客様から高い評価を頂いてきました。今後もお客様へのニーズに応えるべく、環境に優しい次世代省エネファンの共同開発を目指します。

求めるパートナー
# AIによる最適化
# 形状認識に深層学習ノウハウ
# データベースの構築
# 数値解析

共創イメージ

  • AI、深層学習等を
    用いた、省エネファンの
    製品開発

    当社の顧客が抱える社会課題(省エネ性、軽量化、低騒音化への対応等)の解決のために、当社保有データや設計ノウハウを用いて、汎用的にかつ、客先ニーズである脱炭素への取り組みをより一層注力していきます。AIや深層学習を用いて高性能な形状かつ省エネな新たなファン開発を目指します。

  • 当社送風技術を活用した、
    空調分野以外の
    業界展開

    社内データや設計ノウハウを空調機器等の既存領域以外へ活用することを現在探索しています。そこで当社ノウハウ(消費電力、小型化、高圧力、低騒音、低振動が提供できる)を活用し、空調分野以外での新しい業界展開が出来るようなパートナーとの連携を目指します。

  • その他、生体模写等を
    活用した
    次世代技術の共同開発

    次世代技術を開発する際に、生体模写等の従来にない技術分野に着目しております。生体模写やその他応用可能な技術に関する知見を持つパートナー企業と次世代技術の共同開発を目指します。

企業情報

活用リソース・強み
  • 50年以上にわたる送風機設計ノウハウや実験データ、及び流体解析を用いた設計技術
  • 評価設備や実験機器等を用いた試験協力
  • 多種多様な業界への製品/サービス供給力
    (例)
    プレス加工技術を応用した自動車関連部品 送風機関連商品の製造 冷凍・冷凍技術の応用による冷凍車の製造 デバイス技術の応用によるPC関連製品の製造
企業概要・特徴

弊社は今年で創立89周年、相模原市に工場を新設して64年となり、プレス加工技術、金型設計技術を進化させた自動車関連部品だけでなく、定温物流、空調機器、電子機器の分野においても高品質な製品を提供し、お客様から高い評価を頂いてきました。お客様へのニーズに応えるべく、さらなる技術力の向上や応用を行っていきますが、環境に優しい企業を目指し、東プレのグループとして取り組んでいます。

担当者情報

東プレ株式会社
開発部 主席研究員
川浪 隆幸

弊社のようにノウハウやデータを多く保有しているが、組み合わせ以上の効果を出せる仕組みを構築出来ていない会社は多いです。今後、DX化が進む中でAIを活用したシステム導入は進むと思われるので、弊社との共創により、より汎用的で製造現場に近いシステムの構築を具現化する場として、共に追求しませんか。

04

日本ゼトック株式会社

化粧品等製造業及び小売業

衣類を通じたWell-beingな未来の実現

当社では、大学発ベンチャーが開発したナノサイズの“あな”を空けた世界初の化学繊維を原料に用いて、“あな”に保湿や美容のための成分を含浸させた衣類の開発を目指しています。“あな”のサイズをコントロールして成分を封じ込めたり、成分が放出された後の“あな”にもう一度成分を補充できるなど、ユニークな応用展開が期待できます。
この技術を通じて、肌に優しく機能性の高い繊維製品を多角的に展開し、革新的な肌ケアソリューションの実現を目指します。

求めるパートナー
# ファッション・スポーツ・メディカル・寝具・ペット製品などへの ビジネスアイデア創出
# スマートウェアに関する技術

共創イメージ

  • フェムケアに向けた
    “あな”空き繊維の 活用

    “あな”空き繊維の素材は、ポリエステルなどの化学繊維のため、シワになりにくい、乾きやすい、軽量、丈夫といった特徴があります。“あな”に成分を含浸できる特徴を活かした、女性の体や悩みに寄り添える製品活用のアイデアを募集します。

  • “あな”空き繊維の
    自由度を活かす
    アイデア企画

    最初から成分が練り込まれた繊維と異なり、“あな”空き繊維であれば含浸する成分を選択できる自由度があります。着用するシーンや身に着ける部位に応じて必要な含浸成分を変えていくなどの企画についてアイデアを募集します。

  • “あな”空き繊維を
    用いた肌ケア以外の
    価値創造

    当社技術の幅広い活用を目指すために、肌ケアへの利用以外のアイデアを募集します。例えば、体圧を感じて色の変わるインクを含浸させたり、汗や肌中の生体情報と反応する成分を含浸させたりして、ウェアラブルなセンサーとするなど、新しい取り組みを期待しています。

企業情報

活用リソース・強み
  • 処方開発:化粧品・ハミガキ剤のODMメーカーとしての処方開発実績
  • 評価技術:in vitro・ヒト試験による製剤評価、大学などとの臨床試験実績
  • 薬事対応:化粧品・医薬部外品・指定医薬部外品などの豊富な承認実績とノウハウ
  • パートナーシップ:多孔質繊維を開発した大学発ベンチャーを通じた繊維業界との連携及びサポート(国内にて紡糸、染色、生地製造、縫製を対応)
企業概要・特徴

当社は、オーラルケア製剤及び化粧品の開発・製造・販売における全工程を一貫対応できる体制を持ち、これまで数百に及ぶ製品開発を手掛けてきました。特にハミガキ剤ODMについては、日本最大手となります。
近年ではオープンイノベーションを通じて、大学やスタートアップ企業のシーズを用いた新規事業開発に積極的に取り組んでいます。

担当者情報

日本ゼトック株式会社
ビジネスイノベーション推進部
ディレクター
佐藤 慎也

化粧品メーカーとしての技術力と、魅力的な新素材「あな空き繊維」の可能性に共感していただけるパートナー様との出会いをお待ちしております。ワクワクするようなアイデアで、面白い製品を共創しましょう。

主催 Organize

Host

カヤバ株式会社
株式会社デュプロ
東プレ株式会社
日本ゼトック株式会社

Supporter

小田急電鉄株式会社
株式会社小田急SCディベロップメント
相模湖リゾート株式会社
FUN+TECH LABO
国立研究開発法人
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
日本貿易振興機構(ジェトロ)
横浜貿易情報センター

Mentor

  • 常盤木 龍治

    パラレルキャリアエバンジェリスト
    株式会社EBILAB
    取締役ファウンダー CTO CSO

  • 村田 宗一郎

    株式会社eiicon
    常務執行役員

  • 下薗 徹

    株式会社eiicon
    インキュベーションクオリティ室
    Quality of Open Innovation officer

  • 深田 昌則

    カーマインワークス合同会社 代表
    SUNDRED株式会社
    エグゼクティブ・バイス・プレジデント
    兼CVO/CMO
    Future Food Institute
    Japan Local Executive

Organize

相模原市
株式会社eiicon

相模原市について About

神奈川県の北部に位置し、リニア中央新幹線の新駅建設や、JAXA 宇宙科学研究所などでも広く知られる相模原市。内陸工業都市として発展し、様々な分野のものづくり企業の工場やR&D拠点などが集積しています。また、「さがみロボット産業特区」として国からの指定を受けているほか、「相模原アクセラレーションプログラム」といったスタートアップ支援も積極的に行っており、地域におけるイノベーションの創出を推進しています。

スケジュール Schedule

  • 2024/8/6

    エントリー開始

  • 2024/8/21

    プログラム説明会(オンライン)

  • 2024/9/11

    応募締切

  • 2024/9 月上旬

    書類選考・面談選考

  • 2024/9/26

    選考結果のご連絡

  • 2024/10/7〜10/8

    Sagamihara
    Innovation Gate
    BUSINESS BUILD 2024

    2日間で共創ビジネスアイデアをブラッシュアップし、事業の骨組みまで創ります。
    日時:2024/10/7(月)・8(火)
    場所:杜のホールはしもと
    (〒252-0143 神奈川県相模原市緑区橋本3-28-1 ミウィ橋本7・8階)

  • 2024/10~

    Incubation

    BUSINESS BUILDにて採択された事業アイデアはメンター・サポーター企業とともに事業化に向けたインキュベーション・実証実験を進めます。

  • 2025/3

    DemoDay

    ※相模原市内にて開催予定

  • 事業化、社会実装へ

プログラム説明会申込

説明会では、本プログラムの内容詳細についての説明のほか、質疑応答も広く受け付けます。
少しでもプログラム参加にご関心のある方は、お気軽に下記よりお申込みください。

開催概要

2024.8.21

(水)16:00-17:30

オンライン開催

アーカイブを見る

エントリー Entry

応募締切
2024/9/11(水) 23 : 59
応募資格
  • プロダクトや技術をお持ちで、アイデアの事業化に取り組むことのできる法人/チーム
    (企業規模は問わない)
  • 2024/10/7(月)・ 10/8(火)開催のBUSINESS BUILDに2日間終日参加できる方

本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
sagamihara-ig@eiicon.netまで
お気軽にお問い合わせください。

Entry 応募締切 2024 9/11 (水)