コンセプト Concept
首都圏のひと・まち・くらしを
安全・円滑な首都高速道路ネットワークで結び、
豊かで快適な社会の創造に貢献する首都高。
首都高の変革を、首都圏、
そして日本の安全・安心革新の一歩に。
新たな価値創出を目指し、
これまで接点のなかった
多様な業界・業種の方々からも、
幅広く技術やアイデアを募集します。
テーマ Theme
規制内進入事故を削減し、 安全・安心な社会に貢献する
規制内進入事故とは?
高速道路上の工事規制内に走行車両が進入する事故
工事用の規制資機材への接触が主なものですが、作業員等がはねられ死傷する重大事故も発生しています。
首都高における規制の種類
現状の主な注意喚起
上記資材の設置のほか、本線上の文字情報板や首都高専用リアルタイム交通情報サービス「mew-ti」、首都高ドライバーズサイトにて規制情報を提供
現状の主な注意喚起
緊急作業のため、発炎筒を投下(正確な情報を人により伝達・確認する時間的猶予がないことから、文字情報板やmew-ti、ドライバーズサイトでの情報提供は基本的には行えていない)
ドライバー目線の規制の見え方はこちら
- 首都高における
規制の特徴 -
- 主に夜間での実施
- 急カーブ・急こう配の見通しが悪い箇所や分合流箇所で実施する必要がある
- 首都高の大型車交通量は東京23区の一般道の約5倍あり、大型車による規制内進入事故も多い
- 交通量が多いため車間距離が短くなり、先行車両前方の状況が見えにくくなることから事故発生の可能性が高い
- 考えられる主な
事故発生要因 -
- 事前に規制を認識しづらい、規制の存在を上手く周知できていない
- 無理な車線変更、漫然運転、居眠り運転やわき見運転
※首都高の規制に関する参考要領 高速道路上工事の保安施設実施要領(2022年7月改訂)
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募集アイデア例
規制箇所を効果的に示すためのアイデア
光・音・映像などによる注意喚起
- 光や映像を、標識車や予告看板、その付近から照射し危険ゾーンを明示
- 車内まで届く音声を特定エリアで放送し、事前の車線変更を案内 など
位置情報との連携による注意喚起
- CCTVカメラ映像から工事規制箇所をAI検知し、情報をドライバーのスマホやカーナビに送信
- mew-tiや首都高SNSやその他アプリと連携して警告
- 位置情報データを活用して特定区間を走行中のドライバーのスマホやカーナビに規制情報を送信 など
その他効果的な場面や手法による注意喚起
- パーキングエリアや料金所での新たな注意喚起手法
- サイネージを活用したコンテンツ案
- 広告手法を活用した注意喚起
- X(旧Twitter)やLINEなどSNSを活用した広報活動(SNS自体の利用促進案も含む) など
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募集アイデア例
安全運転のためのアイデア(わき見運転・居眠り運転、スピード超過等の防止)
感情・生体情報の検知
パーキングエリアや料金所等で、AIカメラ・生体センシング等によりドライバーの感情・生体状態を検知し、事故発生の懸念のあるドライバーに対して警告 など認知能力・集中力の向上
パーキングエリア等にて運動、ゲーム、VRなどによる集中力や認知能力を高める技術・ソリューションをドライバーが体験することにより、わき見運転・居眠り運転等を防止 などリスク運転の検知・通知
AIカメラによりわき見運転や車間距離不足、速度超過、急加速、急減速などを検知・ナンバーを検出し、アプリ等を通じて特定の車に危険を通知 など
そのほか 規制内進入事故の削減につながるアイデア を幅広く募集し、社会実装を目指します!!
※アイデア例に用いている画像はすべてイメージです。
保有リソース Resources
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実証フィールド・データ
- 総延長約327kmの高速道路
- 20ヵ所のパーキングエリア
- 規制回数年間約5万回
- 当社保有の道路付近の管理スペース
- 約180ヵ所の料金所
- 資機材、標識車、規制車
※2023年4月時点
※提案いただいたアイデアや技術によっては、実証フィールド・データを提供できない場合もございます。書類選考通過後に実施予定の面談にてご確認をさせていただきます。
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道路付近の管理スペース
換気所や補修基地、高架下管理地など
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資機材、標識車
工事予告看板、工事規制の規制車など
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各種交通管制データ
交通量、速度データなど
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顧客接点
- 約100万台/日の高速道路をご利用のお客さま
- パーキングエリアをご利用のお客さま
- 首都高技術(㈱)の首都高専用リアルタイム交通情報サービス「mew-ti(ミューティー)」
- HP「首都高ドライバーズサイト」
- 公式SNS(YouTube, X(旧Twitter), Facebook, LINE)
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実証費用サポート
総額800万円- 採択案件の内容に応じて検証費用をサポート
(プログラム総額最大800万円※)
※検証にかかる実費等については、提案内容によって必要に応じて、弊社側で負担することも想定しています。
- 採択案件の内容に応じて検証費用をサポート
スケジュール Schedule
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2024.06.17
エントリー開始
※エントリー日によって選考時期が異なります。
<1期:6/17~7/31 2期:8/1~9/14>
第1期締め切りまでにエントリーいただいた方には、ご希望に応じて提案内容についてフィードバックをさせていただき、第2期締め切りまでに再エントリーが可能となります。
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2024.07.31
第1期応募締切
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書類選考(第1期締め切り分)
応募企業様との共創の可能性について検討させていただき
締切後1カ月後を目途に選考結果をご連絡させていただきます。 -
2024.09.14
第2期応募締切(最終)
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書類選考(第2期締め切り分)
応募企業様との共創の可能性について検討させていただき
締切後1カ月後を目途に選考結果をご連絡させていただきます。 -
~2024/11月中旬
面談選考
書類選考通過者と具体的な共創案について協議します。
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2024/12月~
採択企業の決定
実証実験フェーズへ採択企業と共にPoC計画の作成、実証実験フェーズへ進めていきます。
エントリー Entry
- 応募締切
- 2024年9月14日( 土 )
- 応募資格
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- 法人登記がなされていること。企業規模は問わない
- プロダクトや技術をお持ちであること。
本プログラムに関するご質問・お問い合わせは、
首都高Open Innovation Challenge 2024運営事務局:
support@eiicon.net
までお気軽にお問い合わせください。