コンセプト Concept
ソニーは、世界中の人と社会に、テクノロジーの追求と新たなチャレンジによって、
「感動」と「安心」を提供し続けることをビジョンとして掲げています。
次の10年の更なる成長に向け、従来の枠組みにとらわれない事業探索と新規事業の創出を目指し、
今回のプログラムのテーマとして“ウェルビーイング”を掲げました。
身体的・精神的に満たされた“ウェルビーイング”な世界を礎に
「感動」の創出を目指します。
ソニーだけではカバーできない、
ウェルビーイングにおける事業領域の発掘と事業化の推進を共に取り組める
パートナーの皆さまからのアイデアをお待ちしております。
取組領域 Well-being
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五感(聴覚、嗅覚、視覚)・
もしくは身体機能の
維持/補完、機能低下の
予兆検知 -
認知症予防・
進行抑制 -
新規領域
(Generative AI・
コミュニティ・
ビッグデータ)
共創パートナーとの 役割イメージ
今回の共創では、新規事業創出までの一連の流れにおいて、ソニー単体ではできないことを、
互いの【強み】を組み合わせ、補完し合うことで、共に事業化を目指します。
共創パートナー
- データ測定・収集
- データ分析・解釈・活用
- ソリューション開発
事業化
提供リソース例
- 共創パートナー
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- テーマ領域における専門性、顧客へのアクセス
- ソニー
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- テーマ領域における、データの計測・分析技術(AI、センシング、音響、映像、嗅覚制御、嗅覚関連技術)
- 共創パートナー
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- データをビジネスに活用するための技術・ノウハウ(エビデンス・サービスノウハウ)
- 医学的知見、医療ビジネスノウハウ
- ソニー
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- ソニーのプロダクトに組み込まれている技術・ソリューションノウハウ
- ゲーム、エンタメのノウハウ
テーマ Theme
取組領域
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五感(聴覚、嗅覚、視覚)もしくは身体機能の維持/補完、機能低下の予兆検知
共創によって提供したい顧客価値(例)
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五感(聴覚・嗅覚・視覚に注力)の機能維持・補完、拡張。
機能低下の予兆検知。 -
身体・運動機能の評価・機能維持・補完、拡張。機能低下の予兆検知。
悪化予防につながる行動変容促進。
活用できる
ソニーのアセット- 音響、ノイズキャンセリング、空間認識技術
- センシング技術
- IoTデバイス、通信技術
- デジタルツイン技術、デジタル空間でのリアルな体験の再現
- 動作推定技術
- 補聴器関連技術
- 嗅素を手軽に制御するTensor Valve™テクノロジー
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認知症予防・進行抑制
共創によって提供したい顧客価値(例)
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会話、バイタル、行動情報等を活用した認知症予兆検知、モニタリング。 -
運動、歩行、会話、メンタルヘルス、認知機能トレーニング等による進行抑制。
活用できる
ソニーのアセット- 音響関連技術、ノイズキャンセリング
- IoTデバイス・通信技術
- ウェアラブルデバイス製品化
- XR
- エンタメ、ゲーム
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新規領域(Generative AI コミュニティ ビッグデータ)
共創によって提供したい顧客価値(例)
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一人一人のウェルビーイング実現のための、取り組みの継続・行動変容を促す仕組み・コミュニティ・運動等。 -
Generative AI(生成AI)を活用し、自動生成テキスト・コンテンツによる会話での行動変容。
リラックス・集中・活力向上に繋がるカスタマイズ音楽等のコンテンツ生成。 -
健康データ、行動データ、バイオマーカーデータ、ソーシャルメディアデータ等の様々なデータとの連携によるサービス・ソリューション。
活用できる
ソニーのアセット- ウェアラブルデバイスの製品化
- 情動分析技術
- デジタルツイン、メタバース関連技術(3D空間データ処理、再現技術)
- プレー、動きの可視化技術
- 情動解析技術
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ソニー株式会社 インキュベーションセンターでの取組事例 Case
五感
聴覚
音響・小型化技術を活用した補聴器事業への参入。装着しても目立たないデザイン性や音楽再生機能を付加した新たな補聴器を開発。
- 型番
- CRE-C10、CRE-E10
2022年10月 米国にて発売
嗅覚
におい制御技術を活用した【におい提示装置】の開発。嗅覚閾値の研究や嗅覚トレーニング、においサンプルの提示などに活用。
- 型番
- NOS-DX1000
2023年3月末 日本にて発売予定
身体
モーションキャプチャー
小型・軽量な装備で全身の動きを捉えるモバイルモーションキャプチャー『mocopi』の開発。動きをデジタルに計測し、データを即時にVRアプリと連動でき、仮想空間でのアバター操作などにも活用。
- 型番
- QM-SS1
2023年1月 日本にて発売
提供リソース Resources
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共創体制
新規事業開発専門組織がプロジェクトのハブとなって、ソニーのリソースを活用し、社会実装に向けてサポート
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テクノロジー
技術開発部門、R&D、グループ各社との連携により、先端テクノロジーをはじめとする幅広いアセットへアクセスが可能
(AI、センシング、音響、映像技術、嗅覚制御技術、嗅覚関連技術等) -
資金支援
PoCによる事業検証・事業化検討費用、事業化検討後においても、必要に応じて出資・JVなどのスキームなどによる資金支援を検討可能
スケジュール Schedule
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2023/3/20
エントリー開始
エントリー日によって選考時期が異なります。
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各期ごとに実施予定
書類選考
応募企業様との共創の可能性について検討させていただきます。
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審査スケジュール
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第1期
3月20日~5月8日応募 -
第2期
5月9日〜 6月17日応募
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面談選考
書類選考後、弊社の事業担当者との面談を実施させていただきます。
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書類・面談通過、採択企業の決定
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社会実装に向けたインキュベーションへ
共創ビジネスモデルのブラッシュアップを行い、事業化の可能性についてディスカッション。
その後、社会実装に向けたPoC・インキュベーションを進めて参ります。
エントリー Entry
- 応募締切
- 2023年6月17日(土)
- 応募資格
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- 法人登記がなされていること。企業規模は問わない。
- ビジネスアイデアかつ、プロダクトや技術をお持ちであること。
本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
support@eiicon.netまでお気軽にお問い合わせください。