コンセプト

日本のほぼ真ん中に位置する三重県は、
「伊勢神宮」や世界遺産「熊野古道」など、
美しい自然と文化、海山の幸に恵まれ
『美し国/うましくに』といわれ、
『常若/とこわか』の精神が
引き継がれてきました。
人口減少や新型コロナウイルスなどにより、
地域を取り巻く環境も大きく変化する今、
三重県でもまさに進化するテクノロジーによる
今までにないアイデア・サービスで、
人々の暮らし・産業・社会に、
新たな価値を生み出すことが求められています。
さまざまな産業における新事業の創出や、
それをリードする人材の育成・交流により、
次々とイノベーションが生み出される
地域を目指し、取組を進めてきた三重県。
事業アイデアの社会実装を目指し、
『TOKOWAKA-MIE BUSINESS BUILD』を開催します。
応募された事業アイデアから選出された企業と、
2日間のBUSINESS BUILD DAYSで
ブラッシュアップ。
その後は実装に向けたインキュベーション・
実証実験へと進みます。
三重からビジネスを興す企業と共に、
新たな日常を創り上げる
事業アイデアをお待ちしております。
プログラムのメリット

-
各社意思決定者が
各社社長や役員が
オーナー
オーナーとなり事業創出に
コミットする体制 -
事業検証費用
採択された事業アイデアは
サポート
事業検証費用をサポート
(1社あたり最大40万円) -
情報発信
プロジェクト進捗・成果を
サポート
積極的に県・事務局が
情報発信し、認知度向上
テーマ


マスヤグループ本社
おにぎりせんべい
デジタル技術を用いて
工場の生産計画を
アップデート
発売50周年を迎えたロングセラー製品“おにぎりせんべい”等を製造販売する米菓メーカー『マスヤ』。マスヤの課題は「生産性向上」と「管理業務のデジタル化」。大切にしている社員の働き方改革に加えて、年々激しさを増す価格競争と原料高騰、個包装商品の生産に対応するため、デジタル技術を用いた生産計画作成の効率化が急務となっている。食品業界特有の受注変動、人口減少という社会課題にも対応しながら、社員のよりよい働き方に向け「工場の生産計画の自動化」を実現できるサービス・技術をもつ企業と共創し、新たな食品製造の生産計画の在り方を探索する。
マスヤとは?

伊勢の地で創業57年を迎え西日本での知名度ほぼ100%を誇る「おにぎりせんべい」などの米菓製品メーカー。日本全国約1,000社以上のスーパー・コンビニ・小売店舗の販売網を持つ。JFS-B取得の敷地面積約27,000㎡の本社工場では、定番約20種類の製品と期間限定商品を扱い、月間約400万袋の米菓製品を生産出荷。工場内で働く従業員は約140名。22年3月テレビ東京のビジネス開発番組企画をきっかけに、データアーティスト社と「AIせんべい」を共同開発し全国ローソンで販売。
求める技術
・
サービス
- ファクトリーオートメーション
- デジタルツイン
- 生産計画システム
- AI
- IoT
- センシング
- ロボティクス
募集アイデアイメージ
-
地方に根付く
スマート食品工場開発地方食品メーカーとして人口減少に対応する省人化・省力化のスマート工場共同開発
-
AI技術を用いた
生産プロセスや生産計画の最適化受注変動や人材配分の予測が難しい食品製造現場で、生産プロセスの評価検証をAI技術を用いて短縮化を図る
南出
造園緑化資材

テクノロジー活用で
サステナブルな
都市緑化の仕組み創出
創業98年の造園緑化資材の専門メーカー『南出』が、サステナブルで新たな都市緑化の仕組み創出を共創で目指す。昨今、都市部での屋上緑化や屋内緑化が広まっている。意匠上の理由の他、地球温暖化・ヒートアイランド現象・ゲリラ豪雨等への対策としての誘導政策の影響も強い。一方、緑地の水分管理にはコストや環境負荷の面などで課題も残る。同社独占保有の保水マット等を活用した空間づくりのパートナー、保水マット等使用データの分析・活用等に強いパートナー等と共創を通し、低コストで環境負荷の小さい、新たな都市緑化の仕組み創出を目指す。
南出とは?

植木産業が盛んな三重県鈴鹿市と、都市緑化の盛んな東京に拠点を構える、4代目東大院卒社長が率いる造園緑化資材メーカー。造園緑化・農業生産用資材等30,000点以上を取り扱い、顧客ネットワークはゼネコン・サブコン・設計事務所など全国に約250社以上。国内で独自に取り扱う保水マットは、天然成分のみの素材でサステナブル、自然に害がない特殊製品。その他樹脂プランターや防水製品など都市緑化に欠かせない独自の機能性製品を多数取り扱う。毎年年間で約10件以上の新規事業開発に取り組んでいる。
(写真は東京丸の内ストリートパーク2022/保水マット全面使用)
求める技術
・
サービス
- ソフトウェア
- アプリケーション
- ハードウェア
- AI
- IoT
- ウェザーテック
- アグリテック
- 照明メーカー
募集アイデアイメージ
-
環境に配慮した
ミニマイズ緑化空間保水マット使用時のデータ分析を通じて
潅水を、IoTとAI技術で自動化し「高品質・省力化・省人化」の緑化空間づくり -
高照度照明×緑化資材で
ローコストで
自由度の高い屋内緑化実現屋内緑化用の高照度照明等と、同社が保有する緑化資材との掛け合わせにより、屋内に屋外の環境を再現するサービス・商品開発

二軒茶屋餅角屋本店
クラフトビール・清涼飲料
ホップの未知なる可能性を秘めた
新たな清涼飲料の市場を創造する
味噌醤油醸造のノウハウを武器に1997年からクラフトビール製造に挑戦してきた「二軒茶屋餅角屋本店」の主力事業『伊勢角屋麦酒』。人生100年時代に人口減少、健康志向も加速する中、食や生活様式の変化により個人の嗜好性・健康維持の方法も多様化している。同社はコロナ禍で高品質なアロマホップを使用したノンアルコール清涼飲料「HOP SPARKRING」を新開発。この商品には健康増進に役立つとされるキサント・フモール等がビールより豊富に含むことが島津製作所との共同研究で発見され、健康志向で多忙な20~50代女性に向けて、清涼飲料として新たな市場を創造する。
伊勢角屋麦酒とは?

約450年の歴史をもち、現在21代目・東北大学農学部卒社長が率いる食料品製造販売・飲食店経営企業。『伊勢から世界のビールファンを唸らせる』をビジョンにクラフトビール事業開始。嗜好性を解析する技術・ビールに関する評価技術等の知見を武器に製品開発開始し、ビール界のオスカー3連覇を含む累計250以上受賞。缶換算して月間25万本製造の自動化・IT化を進めた醸造工場をもち、全国約2,000~3,000店舗のビアバー・飲食店・コンビニ・量販店と取引中。元フェイスブックジャパン社長・CRAFTX代表の長谷川氏と、日本初となるアイスボックのバレルエイジ版ビール『DIGNITY』を共同開発するなど事例多数。島津製作所、三重大学、三重県工業研究所等と産学官連携での共同研究も積極実施中。
求める技術
・
サービス
- ヘルスケア
- 美容
- 化粧品
- フェムテック
- フードテック
- AI
- 栄養管理
- モビリティ
- 食育
募集アイデアイメージ
-
ホップスパークリングの
未知なる可能性を可視化し
商品の共同改良ホップスパークリングをAIを用いて味や味覚をデジタル化・分析し、ターゲットとなる女性向け商品の共同改良
-
健康志向の高い女性へ
新たな“飲む”シーンの創出や
販売形態の模索化粧品メーカーと美容系飲料としての共同販売や、健康志向の高い多忙な女性向けのサブスクサービスとしての展開
三重化学工業
保冷剤

保冷剤製造で培った
独自技術の応用で
日常生活を支える
新製品を開発
創業から半世紀以上、自社ブランド保冷剤「スノーパック」をはじめ、作業用手袋等の数々の製品を作り続けてきた老舗メーカー、『三重化学工業』。物流・食品保存・医療・スポーツ・ワーク・ベビー用品など多数の市場に参入しているが、保冷剤市場では海外製品の流入により競争が激化し、人口減少に伴い飽和状態にある。この社会変化の流れを受け、保冷剤の持つ“保冷・保温・感触”といった特性を活かした新製品開発や、保冷剤製造で培った独自技術≪配合(攪拌・混錬)、充填(包装機械・手作業)、溶着(熱・高周波・超音波)≫を活かした新製品開発で、新たな市場創造にチャレンジする。
三重化学工業とは?

1965年創業以来、自社ブランド保冷剤「スノーパック」・作業用手袋・医療機器のほか、顧客ニーズに合わせて小ロット多品種に対応できる強みを生かしたOEM製造の保冷剤メーカー。物流・食品保存・医療 ・スポーツ・ワーク・ベビー用品など数多くの業界で全国約600社の顧客ネットワークを持つ。年間約1,700種類の製品を扱い、保冷剤・保冷具は日本国内生産で、年間約1億個の製品を生産出荷。液体ゲルと固形物発砲ビーズを分散混合する独自技術で感触の良さを活かしたリラクゼーション効果のある製品開発、医療現場のニーズから開発した医療機器など、オープンイノベーションや産学官連携での製品開発実績も多数。
求める技術
・
サービス
- リビングテック
- アグリテック
- 6次産業
- 新素材
- 自然科学
- 消臭剤メーカー
- 洗剤メーカー
- 保存技術
- 冷凍技術
- 定温輸送
募集アイデアイメージ
-
保冷剤の活躍シーンを広げる
新技術や異業界との
コラボレーション消臭剤メーカーとの共同開発で、冠婚葬祭の消臭シーンに参入するなど、保冷剤そのものの製品特性を生かした商品開発
-
独自技術と自社設備を生かした
新市場向けの新製品開発保冷剤製造での「まぜる・つめる・とじる」技術を応用し、農業分野の水や土に変わる新たな栽培方法等の新価値創造
スケジュール

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- 2022/8/22
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ENTRY START
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- 2022/9/1
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プログラム説明会 @ONLINE
少しでもプログラム参加にご関心のある方は、お気軽にご参加ください。
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- 2022/9/19
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応募締切
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選抜
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- 2022/10/21
-22 -
TOKOWAKA-MIE
2日間で共創ビジネスアイデアを
BUSINESS BUILD
ブラッシュアップし、事業の骨組みまで創ります。
日時:2022/10/21(金)・10/22(土)
場所:四日市市文化会館にて開催予定
※COVID-19等の状況により、
オンラインでの開催の可能性もあります。
- 2022/10/21
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- 2022/10~
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INCUBATION
BUSINESS BUILDにて採択された事業アイデアは
メンター・サポート企業とともに
社会実装に向けたインキュベーション・実証実験を進めます。
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- 2023/2/10
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DEMODAY
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社会実装・事業化へ
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プログラム説明会申込
説明会では、本プログラムの内容詳細についての
説明のほか、質疑応答も広く受け付けます。
少しでもプログラム参加にご関心のある方は、
お気軽に下記よりお申込みください。
主催


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グループ本社 -
-
角屋本店 -

※五十音順※
-
岡 洋
Spiral Innovation Partners
代表パートナー
-
常盤木 龍治
パラレルキャリア
エバンジェリスト
(EBILAB|クアンド|
ハウステンボス|
カステラ本家福砂屋etc)
-
中村 亜由子
eiicon company
代表/founder


Spiral Innovation Partners
代表パートナー

パラレルキャリア
エバンジェリスト
(EBILAB|クアンド|
ハウステンボス|
カステラ本家福砂屋etc)

eiicon company
代表/founder
-
三重県
-
eiicon company
-
三野 剛
三重県デジタル社会推進局
TOKOWAKA-MIE OI推進事業
推進担当
-
大西 千聡
運営事務局 責任者
eiicon company
Account Exective/
Consultant




三重県デジタル社会推進局
TOKOWAKA-MIE OI推進事業
推進担当

運営事務局 責任者
eiicon company
Account Exective/
Consultant
※本事業は
「三重県TOKOWAKA-MIE オープンイノベーション推進事業」
の一環としてプログラム運営をしております。
エントリー

- 応募締切
-
2022/9/19(月)
- 応募資格
-
- ・プロダクトや技術をお持ちで、アイデアの事業化に取り組むことのできる
法人/チーム(企業規模は問わない) - ・2022/10/21(金)・ 22(土)開催のBUSINESS BUILDに2日間終日参加できる方
- ・プロダクトや技術をお持ちで、アイデアの事業化に取り組むことのできる
本プログラムに関する
ご質問・お問い合わせは
support@eiicon.net まで
お気軽にお問い合わせください。