コンセプト
東京メトロは鉄道事業を中心に、
「東京を走らせる力」を理念に掲げ、
社会のインフラを支えてきました。
2016年から走り出した
「Tokyo Metro ACCELERATOR」は
今年で8期目をむかえます。
これまでに21件の共創実績を積み重ね、
社会実装しているサービスもございます。
「お出かけ」の機会を創出する事業アイデアや、
まだ私たちが十分に価値を活用できていない
当社のアセットを活用した事業アイデア等、
既存の価値提供に囚われず、
幅広く共創アイデアを募集しております。
また、今年からは
事業化に繋がる共創検討ができるよう
東京メトロとして求めたい基準を公開し、
皆様とより質の高い事業創出を目指します。
未来の東京を共に走らせる、
共創アイデアをお待ちしております。
生み出す事業において重視したいポイント
- 新たな顧客課題の解決
共創により誰の、今ままで解決されていなかったどのような課題を解決するか
- 独自性・競争優位性
既存サービス・代替品に対して
顧客にメリットある優位性をもつかどうか - 事業規模・拡張性
一定の事業規模が見込まれるもしくは
今後拡大する可能性をもつかどうか
共創実績
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街歩き×漫画新たな体験型
エンターテイメント
東京メトロ×休日ハック (2022年採択)概要
街歩きを通して、東京メトロ沿線の魅力に触れ、街を好きになっていただくことで、東京の都市内観光に繋げる取組みを予定しています。一例として、お客様が登録した名前や、街歩きの中で撮影した写真が漫画の一部になることで、主人公として街歩きを楽しみながら、東京メトロの駅や周辺の街を舞台にしたオリジナル WEB 漫画を完成させていく体験型エンターテイメントを検討して参ります。
採択理由
募集テーマである「お出かけの機会を創出」との親和性が高く、東京メトロが推進する市内観光「City Tourism」の体験価値向上にも通じる共創案であったため。
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子どもが物語の主人公になれる
パーソナライズ絵本の制作
東京メトロ×STUDIO BUKI
(2022年採択)概要
東京メトロの電車や運転士をテーマとしたオリジナルストーリーを作成し、その子が物語の主人 公になれるパーソナライズ絵本の作成を予定しています。 名前や生年月日、その他カスタマイズ可能な情報を入力後、その子のためだけに作られた絵本 ギフトを数日でお届けし、子育て家庭に笑顔と幸せを創り出します。
採択理由
募集テーマである「鉄道アセットを活用した新たなビジネス」と合致し、東京メトロが有する電車・制服等の鉄道アセットを、新たな視点で活用できる共創案であったため。
募集テーマ
新規事業創出
「お出かけ」の機会を創出
デジタル環境の急激な進化により人々のお出かけの総数は減っていくと考えられる。そのような情勢の中、新たなおでかけの体験価値を創出し、街や地域をこれまで以上に楽しんでいただける新規事業の創出を目指す。
キーワード
- 外出促進
- 人流予測
- 観光
- コミュニティ
- 健康
- エンターテインメント
共創アイデア例
- 東京の魅力をお客様に伝えられるサービス
- 訪日外国人旅行者がより快適な旅行を
楽しめるサービス - 子供、ミドル、シニア、世代を問わず
安心して外出できるサービス - 東京の市内観光「City Tourism」の
体験価値を向上するサービス
鉄道アセットを活用した
新たなビジネスを開発
東京メトロが保有する意匠や商標等の知的財産や駅・車両内における広告等のお客様とのタッチポイントといった東京メトロならではのアセットを活用することで、新たな事業創出へと繋げる。
キーワード
- 知的財産(IP)
- NFT
- ファンコミュニティ
- 体験コンテンツ
- エンターテインメント
- 教育
共創アイデア例
- 東京メトロの車両・制服といった
意匠デザイン等を活用したNFT等の
デジタルサービスの開発 - 鉄道好きに向けた新たなサービス
- 電車、車両基地等を活用した
新たな体験コンテンツ - 東京メトロを題材としたスマホゲーム開発
- 東京メトロのアセットや
培ってきた信頼・安心の企業イメージを
活用した教育コンテンツを開発
環境問題や高齢化社会に関する
社会課題を解決する
ビジネスを開発
環境問題や高齢化社会といった社会課題解決のため、廃棄物削減等の循環型社会への取組みや、高齢化社会が抱える課題を解決する新たなサービスに取り組む。
キーワード
- C02削減
- 素材加工技術
- 廃棄物再利用
- 鉄道関連グッズ
- リカレント教育
- シニアコミュニティ
共創アイデア例
- 座席、つり革等の廃材を活用した
限定グッズ開発 - 使用済みの制服を基にした
アパレル商品開発 - ミドル・シニア向け学び直しサービス開発
- ミドル・シニア向け
趣味・娯楽サービス開発
大都市型MaaS
「my! 東京MaaS」との共創
多様なモビリティやサービスとの連携を通じて「更なるネットワークの連続性」を追求し、「パーソナライズされた移動経路・付帯サービス」や、「リアルタイムな運行情報」等の提供により、一人ひとりの移動を快適に楽しく、さらには移動需要の創出を目指す。
※参考:my! 東京MaaS-東京における大都市型MaaSの取組み | 東京メトロhttps://www.tokyometro.jp/maas/
キーワード
- MaaS
- モビリティ
- レジャー
- グルメ
- 宿泊
- ビジネス
- 観光
- データ活用
共創アイデア例
- 移動データを活用したサービスの開発
- モビリティとの共創に関するサービスの開発
- レジャー・グルメ・宿泊との共創に
関するにサービスの開発 - 異業種ビジネスとの共創に関する
サービスの開発 - 観光ビジネスとの共創に関する
サービスの開発
東京メトロの各事業
(非鉄道事業)との共創
鉄道事業以外にも、ロボットプログラミング教室やワークスペース等、社会の新しいニーズに合わせた様々な事業を展開している。
共創により各事業の提供価値向上を目指す。
キーワード
- 働き方
- 教育
共創アイデア例
- 駅ナカワークスペース「Cocodesk」
との共創 - ロボットプログラミング「プログラボ」
との共創
鉄道事業の進化
鉄道事業の
安全性・生産性・サービス向上
駅業務・車両や設備等のメンテナンス業務に
新たな技術開発・導入等を行うことで、
安全性・生産性・サービス向上を目指します。
- キーワード
- 運行管理
- 塗料
- 検査技術
- 電力管理
- 省電力
提供リソース
- ・東京圏9路線・180駅における
1日平均輸送人員595万人の顧客接点 - ・沿線地域の自社施設における顧客接点
(オフィスビル、ホテル、住宅、地下鉄博物館等) - ・東京メトロmy!アプリでの顧客接点
- ・運営中の新規事業における顧客接点
(子ども向けロボットプログラミング教室
「プログラボ」、駅構内個室型ワークスペース「CocoDesk」)
- ・車内駅構内、トンネル内の場所・設備
(鉄道の安全性・利便性を高める目的のみ) - ・車両基地などの鉄道施設
- ・鉄道利用者データ(駅の乗降人員数、列車の運行情報等)
- ・点検保守データ(アナログ、デジタル)
- ・ロゴ、キャラクターなどの自社IP
- ・広告接点(中づり広告、駅ばりポスター、車内
/駅デジタルサイネージ、等) - ・SNS(公式X(エックス) 、Facebookアカウント等)
- ・グループ会社・取引先とのネットワーク
- ・事業検証において、採択案件毎に上限500万円の
検証費用をサポート予定(個別相談) - ・出資(個別相談)
プログラムの特徴
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過去7年継続プログラムのため、
東京メトロ側が
豊富な共創知見を保有 -
案件単位で、上限500万円の
検証費用をサポート予定 -
選抜された東京メトロ社員が
協業提案に伴走
スケジュール
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2023年 9 月11日
エントリー開始
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2023年10月31日
応募締切
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2023年11月
一次選考(書類)
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2023年12月
二次選考(面談)
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2024年1月中旬
3月17日アイデアブラッシュアップ
- ・共創ビジネスモデル策定・具体化、事業検証の計画策定など
- ・業界や会社の特性に精通した
東京メトロ社員が、
実現可能性を高めるサポートを実施
-
2024年3月18日
最終審査会
本格的な事業化に向けた
事業検証を開始
エントリー
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応募締切
2023年10月31日(火) 23:59まで
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応募対象
- ・法人登記がなされていること。企業規模は問わない。
- ・プロダクトや技術をお持ちであること。
- ・単発的な施策ではなく、継続的に取り組んでいく
テーマをお持ちであること。
本プログラムに関するご質問・お問い合わせは
support@eiicon.netまで
お気軽にお問い合わせください。