JR東日本スタートアップ×CAMPFIRE｜地域の活性化を目的とした「無人駅の活用」 クラウドファンディングプロジェクトを開始

東日本旅客鉄道株式会社とJR東日本スタートアップ株式会社は、「JR東日本スタートアッププログラム2018」で採択した株式会社CAMPFIREとともに、「地域にチカラを！プロジェクト」と題し、「地域商品開発」「無人駅の活用」の2つのテーマで新規事業案を募集した。今回、応募の中から選ばれた「無人駅の活用」部門の2プロジェクトを対象に、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」上で、資金調達を2019年9月30日（月）より開始する。

「地域にチカラを！プロジェクト」とは？

「地域にチカラを！プロジェクト」は、地域の活性化を目的に、CAMPFIREがクラウドファンディングのプロジェクト立ち上げをサポートし、JR東日本がネットワークを生かしたPRをサポートする共同プロジェクトだ。

2018年12月から約1ヵ月間、「地域商品開発」と「無人駅の活用」の2つのテーマで、地域をより元気に、より魅力的にするアイディアの一般公募を行った。今回、「無人駅の活用」部門への36件の応募の中から、JR東日本とCAMPFIREが選出した2件のプロジェクトを開始する。

「無人駅の活用」部門に選出された2件のプロジェクト

以下が、今回クラウドファンディングを開始する2つのプロジェクトだ。

（1）一般社団法人次世代漆協会による、山田線上米内(かみよない)駅（岩手県盛岡市）のプロジェクト　「イーハトーブの里山に、無人駅を活用したカフェと工房を作りたい！」

漆増産に取り組む上米内(かみよない)地域の鉄道駅において、列車の待合所としての役割に加え、飲料の提供と漆工房があるカフェ、産直やイベントのできる場所、地域を元気にする賑わう拠点の創設を目指す。

（2）有限会社ストカによる、信越本線帯織(おびおり)駅（新潟県三条市）のプロジェクト

　「無人駅を活用して燕三条地域の産業発信地と交流拠点にしたい」

ものづくりの町として高い技術力を持った企業が集まる燕三条地域だからこそできる、無人駅をリノベーションした地域産業の発信拠点と、ものづくりができる交流拠点の創設を目指す。

それぞれのプロジェクトにおいて、JR東日本は地域の活性化の舞台として、地域の企業・団体に対して無人駅の駅舎の貸付けを行う。また、地域の企業・団体は、準備・運営に必要な資金の一部について、「CAMPFIRE」のプラットフォームを利用してクラウドファンディングでの資金調達に取り組む。なお、上記2プロジェクトのクラウドファンディング募集期間は、2019年9月30日（月）〜11月29日（金）まで。以下の特設ページよりプロジェクトに参加できる。

※「地域にチカラを！プロジェクト」特設ページはコチラ　　

※関連リンク：プレスリリース

（eiicon編集部）