JFEエンジニアリング株式会社は、このたび、AnyTech株式会社の全株式を取得した。AnyTechは、流体力学の知見を活かし独自開発した水質判定AI「DeepLiquid」を有するスタートアップ企業。「DeepLiquid」は、監視カメラとAIを用いた動画解析による水質の異常検知を即時可能とした世界初の技術。

AnyTechはすでに、「DeepLiquid」によるソリューション事業を水処理施設、バイオ医薬品・化粧品・飲料製造工場、自動車関連企業といった幅広い業種の企業に提供し、高い評価を得ている。

現在主流であるセンサーや人による水質の監視は、異常発見までに時間を要しコストも高いだけでなく、精度も不安定なケースがある。監視業務に「DeepLiquid」を導入することで、水質監視の精度を高め、水質異常に起因するプラントの操業停止や水質汚染の拡散などのトラブルを減少させるという。

同社は、AnyTechとのコラボレーションにより、ESP事業(※)とAIによる水質判定を組み合わせるなど、同社既存事業領域のアセットを活用した新規事業を創出する。

なお、同社はこのたびAnyTechのような革新的な技術を有するスタートアップ企業やベンチャー企業を全面的に支援する体制も整えた。本件を皮切りに、全く新しいビジネスモデルを構築していくという。

※ESP(Energy Service Provider):企業の熱・電気の供給などエネルギー関連業務を一括して請け負う事業


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(eiicon編集部)