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養老乃瀧×QBIT Robotics|ロボットがカウンターで働く居酒屋 『ゼロ軒めロボ酒場』を池袋にオープン

養老乃瀧×QBIT Robotics|ロボットがカウンターで働く居酒屋 『ゼロ軒めロボ酒場』を池袋にオープン

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全国に442店舗の居酒屋を展開する養老乃瀧株式会社と、ロボティクス・サービス・プロバイダーの株式会社QBIT Roboticsは、池袋に1月23日よりロボットがカウンターで働く『ゼロ軒めロボ酒場』をオープンする。居酒屋におけるロボット運用の実証実験を行うことで、外食業界で深刻化する人手不足の解消や人とロボットが協働できる現場オペレーション開発を目指すという。

『ゼロ軒めロボ酒場』の概要

『ゼロ軒めロボ酒場』では、ロボットが注文を受け、ビールやサワーなどのドリンクを作って提供する。表情などをくみ取り、話しかけたり手を振るなど楽しい接客を行うという。

取り組みの背景

実証実験を行う理由は大きく2つある。1つ目は、「人手不足問題」だ。他の外食事業者と同じく養老乃瀧でも、人手確保に課題を抱えているという。2つ目は、養老乃瀧が目指す飲食物の提供だけにとどまらない「笑顔の集う場所」としての価値の提供と、QBIT Roboticsの接客ロボットサービスが来店客に提供する価値が一致したことだ。

1点目に関して、QBIT Roboticsの接客ロボットサービスは、ロボットが注文を受け、ドリンクを作り提供するため、ホールスタッフの労力低減が期待できる。実際、人手が必要となるのは、主に開店や閉店作業及び食材補充のみとなり、0.1~0.3人/日程度で本店舗を営業できる見込みだという。

2点目に関して、ロボットは、来店客の性別、年齢、表情などを識別するカメラと連携し、AIを用いて来店客に適切な話しかけやモーションを行うよう設計されている。接客対応中や接客後の来店客のリアクションも識別し、「笑顔」と「売上」を評価ポイントとし成果(接客の良し悪し)を学習。ロボット自身の接客スキルを日々向上させる。(AIは、来店客や状況の特徴点を数値化し学習しており、個人の特定は行わない)

「実際にスタッフの稼働がどの程度削減するのか」「ロボットが来店客に受け入れられるのか」などを、新たに生まれる実験店舗で検証する。将来的には、各種収集データを活用し、より一層楽しく、来店客が笑顔で過ごせる、夢のロボット居酒屋の具現化に向け、コラボレーションを加速させる予定だという。

各社代表のコメント

●養老乃瀧 取締役 土屋 幸生氏

先進的な取組みをされているQBIT Robotics様との連携を図り、協働する機会を頂戴でき大変うれしく存じます。経済産業省による「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」が立ち上げられ、外食産業の現場においてもこれから様々な革新的な取組みがなされようとしております。こうした社会的実証実験を行うことで、課題の改善に繋ぐ糸口になればと考えております。

●QBIT Robotics 代表取締役&CEO 中野 浩也氏

「笑顔の集う場所」を掲げられる養老乃瀧様と共に、今回の実証実験を行える機会を得られ、非常に嬉しく思います。ロボットと人が協働する、楽しい社会は必ずや訪れます。今回の取組みを通し、他の外食業やサービス業に対し、ロボット活用が競争優位性や収益の確保に貢献すると実証したいと考えています。ひいては、養老乃瀧様と共に、ロボット酒場の先駆者として外食業界全体の生産構造改革に寄与できればと思います。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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