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【Coral Capital】 既存投資先への追加投資専用ファンドを設立、運用総額は約150億円に

【Coral Capital】 既存投資先への追加投資専用ファンドを設立、運用総額は約150億円に

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ベンチャーキャピタルのCoral Capitalは、既存投資先スタートアップへの追加投資専用のグロースファンドを設立した。また、既存LPの国内大手機関投資家、および事業会社を中心に約27億円で一次募集を完了し、運用総額が約150億円になったことも発表した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大による世界的な景気後退が懸念される中、同ファンドは今後も積極的に既存投資先の成長を支援していくという。

グロースファンド設立の目的

Coral Capitalはこれまで60社以上に投資を行い、資金調達や採用、広報やビジネス開発の支援を積極的に行ってきた。中でも、既存投資家からの追加投資は、スタートアップが大きくなる過程で非常に大きな役割を担っていることから、Coral Capitalではファンド総額の半分以上を追加投資枠に充てている。また、2018年1月には、既存投資先であるSmartHRのシリーズB資金調達ラウンドの全額となる15億円の専用ファンド(SPV)を設立して投資実行したほか、その後のシリーズCラウンドでは専用ファンドを20億円に増額し、さらに追加投資を行った。

今回、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界的な景気後退が懸念されている中、Coral Capitalは既存投資先へより積極的に支援を行うために、追加投資専用のグロースファンドを設立した。今回のファンド組成により、これまで1社あたり数億円までとしていた追加投資枠を最大15億円にまで拡大する。

また、資金提供以外にも、2月8日に1,000人超が参加した日本最大のスタートアップキャリアイベント「Startup Aquarium」を開催し、4月23日にはオンライン版イベントとして「Startup Aquarium Online(https://hubs.ly/H0p7cFp0)」を開催することを決定し、採用支援も強化しているという。

Coral Capitalについて

Coral Capitalは約150億円を運用するシードステージのベンチャーキャピタルだ。シリーズA以前であれば、設立前後からプレシリーズAラウンドまで初回3000万円〜1億円、追加では最大15億円までを投資している。投資先に対しては採用・資金調達・広報・コミュニティーを中心に、ハンズイフで支援する。2016年2月より投資を開始し、これまでに合計60社以上の投資実績を持つ。今後もCoral Capitalは、「戦略的に、未来へ」をミッションとして、社会や業界の大きな課題に取り組む優秀な起業家へ投資を行い、より良い未来への貢献を目指していくという。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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