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【福岡市】 「福岡市実証実験フルサポート事業」の採択プロジェクト13件を発表

【福岡市】 「福岡市実証実験フルサポート事業」の採択プロジェクト13件を発表

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福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)では、AI やIoTなどの先端技術を活用した社会課題の解決などに繋がる実証実験プロジェクトを全国から募集し、優秀なプロジェクトの福岡市での実証実験をサポートする「福岡市実証実験フルサポート事業」を実施している。福岡市は去る4月13日、「観光・交通テック」、「随時募集(10 月~3 月受付分)」の実証実験プロジェクト13件の一覧を発表した。

募集テーマと採択数

採択プロジェクト実施主体とテーマ

<観光・交通テック領域の採択プロジェクト>

(1) 西日本鉄道株式会社(西鉄)×九州旅客鉄道株式会社(JR九州)

▼テーマ 「my route を活用したデジタル観覧券販売」プロジェクト

さまざまな移動手段を組み合わせた最適なルートを提示し、予約・決済がひとつのアプリ内で完結するスマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービス「my route」を活用した観覧券の販売。アプリ内での観覧券の購入およびオンライン決済を可能にし、来館者の利便性向上を図る。

(2) LINE Fukuoka 株式会社×LINE 株式会社×LINE TICKET 株式会社

▼テーマ 「LINE を活用した観光・交通テック」

電子チケットサービス「LINE チケット」を活用した観覧券の事前購入・決済。実験のために開設する専用アカウントからスムーズに案内し、利用者の満足度向上を図る。LINE1 つで誰もがストレスフリーに観光を楽しめる観光型MaaS を実現する。

(3) ジョルダン株式会社

▼テーマ 「福岡市地下鉄MaaS 推進実証プロジェクト」

経路検索サービス、ジョルダン乗換案内アプリのモバイルチケット販売機能による企画きっぷの販売。改札では、目検または、QR コード読み取りを行い、乗車。経路検索数やモバイルチケットニーズ、処理時間などについて、検証を行う。

(4) LINE Fukuoka 株式会社×LINE 株式会社×LINE TICKET 株式会社

▼テーマ 「LINE を活用した観光・交通テック」

実験のために開設する専用アカウント((2)と同一)上で、モバイルきっぷの購入・表示が可能に。目的地に応じて地下鉄沿線スポットのレコメンドを実施するなど、LINE1つで誰もがストレスフリーに観光を楽しめる観光型MaaS を実現する。

(5) 三井住友カード株式会社×GMOペイメントゲートウェイ株式会社 ほか

▼テーマ 「EMV コンタクトレス」を活用した交通乗車スキーム実証実験プロジェクト(タッチ決済機能付きVisaカードによるチケットレス乗車)」

日本を含む世界約200 の国と地域で展開され、国際標準のセキュリティ認証技術(EMV)に準拠した「タッチ機能付きVisa カード、NFC 対応スマートフォン」を活用したオープンループ方式の運賃精算システム。交通利用実績に加え周辺地域での消費分析、アンケート結果などを検証する。観光客等がストレスフリーに回遊できる乗車方法の実現を目指す。

<その他領域(随時募集)の採択プロジェクト>

(6) 九州大学

▼テーマ 「ICT を活用したまちの賑わいの創出」

AI 映像解析技術を用いて、取得した映像から商店街等における「属性付き人流データ」を生成し、さらに気象データやイベント情報等を加えることで、様々な要素が売上げに与える影響を分析する。特に、パンデミック終息後の地域経済の復興に向けて、有用性を検証する。

(7) 九州大学

▼テーマ 「都市空間における見守りサービスの構築と実証」

AI 映像解析技術を用いて、駅前ロータリー等において取得した映像から、移動困難者(車イス、白杖、ベビーカー利用者等)を検知した際に自動的に通知を行い、担当者がスムーズに支援を行えるか、有用性を検証する。

(8) ユニファ株式会社

▼テーマ 「保育の質を上げるための”保育ドキュメンテーションへの総合的ICT 支援”実証実験」

保育の質を向上させる手法として注目される「保育ドキュメンテーション(写真つきの記録)」について、AI などを活用することで現場負担を最小化しながら導入を図り、保育の質への影響の可視化、ICT 支援による負担軽減度合いの可視化を行うことで、効果を検証する。

(9) 株式会社aba

▼テーマ 「排泄ケアシステムHelppad 業務改善検証」

におい検知による介護施設向け排泄センサー「helppad」を市内介護施設で試用してもらい、開発中のスマホアプリ及びハードウェア改善に向けたフィードバックを得る。実証当初はベッドサイドの専用リモコンとウェブアプリで記録を取り、次のステップで開発中のスマホアプリを活用することで、記録のし易さ、入力作業の省力化等の差分や課題について確認、検証する。

(10) 東芝インフラシステムズ株式会社 九州支社

▼テーマ 「AI・IoT 活用による雨水排水ソリューション技術の開発」

下水道管きょ内に設置したセンサーによる水位データの収集及び気象データ等を活用した排水ポンプ制御最適化の実証実験。「管きょ内水位計の信頼性検証」を行うとともに、管きょ内の水位データ及び気象データを活用して机上のシミュレーションを行うことで、排水ポンプ制御最適化を目指す「流入量予測技術」の有用性を検証。

(11) QueQ japan 株式会社

▼テーマ 「より快適な街、福岡へ」

専用アプリによる順番待ちサービスの活用により、飲食店等を対象として、客の待ち時間や店の人件費削減、売上アップに繋がるかについて、検証を行う。

(12) 株式会社ウェルモ×東京電力パワーグリッド株式会社

▼テーマ 「電力、センサー情報を用いた居宅内モニタリングシステム実証実験」

電力センサーやその他センサーのデータに基づき、ご家族及び介護事業者やケアマネジャーなどへ生活状況のレポートや異常行動の通知を行う。アセスメント情報を掛け合わせ、利用者の実態に合わせた適切な生活行動アドバイスを提案。要介護者の自立支援・重度化防止及び、介護人材や家族の介護負担軽減を目指す。

(13) 株式会社クアンド

▼テーマ 「現場コミュニケーションツール「SynQ」」

建設業やメンテナンス・設備管理業などの現場おける、遠隔コミュニケーションツール「SynQ」の製品化に向けた実証実験。遠隔指示ができるポインタ機能やお絵かき機能、音声の自動テキスト化及び写真の保存等、通常のビデオ通話ソフトにはない、現場で求められるコミュケーション機能を搭載したβ版を開発し、遠隔でも的確に指示できたか、効率化に繋がったか等、課題の洗い出しやニーズの確認を行う。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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