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アイリッジ×メディカルネット | 業界初の口腔内カメラを活用した歯科向けオンライン診療サービスの提供に向けて業務提携

アイリッジ×メディカルネット | 業界初の口腔内カメラを活用した歯科向けオンライン診療サービスの提供に向けて業務提携

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株式会社アイリッジと、株式会社メディカルネットは、歯科向けのオンライン診療サービスの提供に向けて業務提携を行い、業界初の口腔内カメラを活用したオンライン診療サービスおよびオンライン相談サービスの共同開発と展開を進めていく。

両社は、2018年より協働して同サービスの検討を進めており、昨年より実証実験を開始した。今年4月には歯科においても初回の診療からオンラインでの保険診療が認められたことから、今後の需要の高まりを想定し、現在はβ版の提供に向けた準備を進めている。β版は今年夏以降を目処に、矯正歯科向けからの提供開始を予定しており、β版の提供後には、歯科医院・患者双方からのフィードバックを受けて、サービス・機能の拡充を行い、早期の製品版の提供と普及を目指していくという。

提供サービス

●口腔内カメラを活用したオンライン診療サービス

事前に歯科医院から患者に提供される歯科用口腔内カメラとスマートフォンによるビデオチャットを活用し、患者の口腔内状況をリアルタイムに部位を確認しながら診察を行える、業界初のサービス。医師とのオンライン診療中に、患者自ら口腔内カメラを操作し患部の状態を動画で送信することで、問診だけの診察に比べ適切な診断が期待できる。

患者は矯正器具の装着状況の確認や違和感がある場合に、スマートフォンやタブレットを通じてオンライン診療を受けることができ、定期検診以外の通院機会を減らすことができる。

各種指導管理(TBI等)、抜歯後の経過観察、補綴装着後の経過観察、小児対応、食事風景確認(入れ歯患者等)、各種運動療法の確認(ストレッチ、マッサージ)、矯正経過観察等も想定しており、口腔内カメラで撮影されたデータは、医師のタブレット端末に保存され、診察内容として記録される。

●気になることを来院せずに簡単に相談できるオンライン相談(遠隔健康医療相談)サービス(予定)

事前に質問事項やスマートフォンカメラで撮影した画像(写真または動画)を送信することで、非リアルタイムで医師に相談できるサービス。個別具体的な回答・指示を行う診療とは異なり、あくまでも相談として、診療の必要性や、患者の健康状態について医師が一般的な回答・アドバイスを行う。

患者の状況を事前に画像で確認し相談受付を行うことで、来院時に効率的なコミュニケーションを取ることができる。また、来院頻度を減らすことで、感染症の拡大防止にも効果がある取り組みと考えているという。

取り組み背景と提携の概要

日本歯科医師会の「歯科医療に関する一般生活者意識調査」によると、「歯科疾患と全身の病気との密接な関係」(91.2%)、「歯並びやかみ合わせの悪さが歯の病気の原因となる」(91.4%)ことへの関心度は9割を超えるなど、良い歯並び・噛み合わせへの意識は非常に高くなっている。一方、メディカルネットの調べでは、実際に矯正治療を始めるに至っては、費用面以外に、器具の見た目や痛み、通院の負担が障壁となりやすいこともわかってきたという。

同サービスでは、痛みを感じた時や器具装着中の違和感がある時に気軽に利用できるオンライン診療/オンライン相談(遠隔健康医療相談)によって通院機会を減らし、心理面・物理面での患者負担減と矯正治療を始めやすい環境の提供を目指す。

今回の提携においては、歯科医療の領域を中心に、インターネットを活用した生活者と事業者に革新的な事業を展開するメディカルネットと、スマートフォンアプリの開発・技術提供を通じて世の中に新しい価値を提供するアイリッジが、両社の強みを活かし、歯科医院/患者双方の利便性向上に努めていくという。

※協力/監修

同サービスは、日本矯正歯科学会指導医・臨床指導医(旧称専門医)・認定医である常盤矯正歯科医院院長 常盤肇医師の協力/監修のもと、サービス企画/開発を進めている。

<株式会社アイリッジについて>

株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)/OMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開している。O2O/OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX(カスタマーエクスペリエンス)改善の支援を行っている。

<株式会社メディカルネットについて>

株式会社メディカルネットは、「インターネットを活用し 健康と生活の質を向上させることにより 笑顔を増やします。」というミッションを掲げ、医療・ヘルスケアビジネスを展開している。特に歯科医療分野においては、生活者への歯科医療情報サービスの提供、歯科医療従事者への情報サービスの提供、歯科医療機関の経営支援、歯科関連企業のマーケティング支援といった事業をネットとリアルを相互活用し、国内外で事業を展開しており、生活者にとってより良い歯科医療環境を構築すべく、業界構造の全体最適を追求している。

※関連リンク:プレスリリース

【eiicon lab編集部】
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