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日本発の革新的事業の創出を目指す−−「IBM BlueHub」オープン・イノベーション・プログラム

事業創造者に対するテクノロジーの提供と、それを取り巻くエコシステムの形成により、日本発の革新的事業の創出を目指すプログラム「IBM BlueHub」(http://www.ibm.com/ibm/jp/bluehub)。日本アイ・ビー・エム(以下、IBM)が展開する同プログラムの一つとして推進されている「オープン・イノベーション・プログラム」では、着実に新しい事業が生まれている。今回は同プログラムの概要について紹介していきたい。


「IBM BlueHub」オープン・イノベーション・プログラムとは?

このプログラムでは、テクノロジーの活用により新たな体験やサービスを提供したい企業各社が、関連業種を含めたエコシステムによる新たなビジネスモデルの創造を目指している。

ビジネスアイデアの抽出に留まらず、有力企業各社と複数のスタートアップが参加するコンソーシアム形式のプログラムを組成。オープン・イノベーションによって、事業化や実現化を推進している。自社単独では実現が困難な革新的なサービスを、他企業やスタートアップと連携・協業することで、実際の「カタチ」にすることが目的だ。

なお、オープン・イノベーション・プログラムにおいてIBMは、新たな事業に必要となるプラットフォーム(オープンデータを活用したサービス開発に不可欠なクラウド開発環境)やWatson等のソリューションの提供。さらに、企業とスタートアップとの協業による事業化(ビジネスモデル構築の支援)を行っている。

また、オープン・イノベーション・プログラムは以下のスケジュールで進められていく。


5月には"インバウンド"にフォーカスしたDemoDayを開催

5月19日には、「IBM BlueHub」が企画・運営する「Open innovation program Inbound Travel」の成果発表会(DemoDay)が開催された。東京オリンピックが実施される2020年に向け、“インバウンド”をテーマに8つのチームが事業アイデアをプレゼンテーション。各社のアイデアの創出や開発には、ゼンリン、ソフトバンク、NTTドコモといった企業が協力した。

審査の結果、最優秀賞に選出されたのは、ホテルや旅館向けの客室単価設定ツール「メトロエンジン」(https://metroengines.jp/)。同社が提供するサービスは、競合ホテルの客室単価やレビュー数、部屋の写真、民泊の物件情報といった“予約行動”に関する各種ビッグデータを収集、AIなどを用いることで客室単価を算出するというものだった。

なお、今回紹介した「IBM BlueHub」オープン・イノベーション・プログラムについては随時、Webサイトを通じて情報発信が行なわれている。同プログラムに挑戦してみたい大企業やスタートアップの担当者は、ぜひWebサイトをチェックしてみてほしい。

■IBM BlueHub  : http://www.ibm.com/ibm/jp/bluehub