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東急電鉄×MAMORIO |東急線各駅で、紛失防止タグ「MAMORIO」を活用した「お忘れ物自動通知サービス」を開始

東急電鉄×MAMORIO |東急線各駅で、紛失防止タグ「MAMORIO」を活用した「お忘れ物自動通知サービス」を開始

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東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)とMAMORIO株式会社(以下、MAMORIO)は、7月1日(月)から一部を除く東急線各駅で、紛失防止タグ「MAMORIO」およびタブレット端末版「MAMORIO Spot」を活用した、「お忘れ物自動通知サービス」を開始すると発表した。

同サービスでは、紛失防止タグを付けた所持品を紛失した際、紛失物の位置情報を、MAMORIOの専用アプリ上で確認することができる。具体的には、まず東急線各駅の駅務室にタブレット端末を設置。紛失物が駅務室に届けられると、取り付けられている紛失防止タグから発信されている電波をタブレット端末で検知し、紛失物の位置情報を持ち主に通知するという内容だ。

両社は、東急電鉄が実施している、スタートアップ企業と東急グループの事業共創を目的とした「東急アクセラレートプログラム」を通じて出会い、2016年11月から2017年4月の期間で実証実験を行った。実証実験の結果や同サービスが全国規模で広がりを見せていること、さらに紛失防止タグの所有者が増加したことなどをふまえ、今回の正式なサービス導入に至ったという。

東急電鉄は、中期3か年経営計画「Make the Sustainable Growth」において、鉄道事業の強靭化を目指しており、駅の快適性・利便性向上に取り組んでいる。今後も、AI(人工知能)やIoT技術なども活用した利便性の高いサービスを提供することで、安全、安心、快適な東急線を目指していく。一方、MAMORIOは、今後も「なくすを、なくす。」をミッションとし、最先端のテクノロジーを活用することで、お客様が紛失で悲しむことのない未来を創る取り組みを目指して邁進していくという。なお、本サービスの導入数は、東急電鉄が関東の鉄道事業者の中で最大規模となる。

■「お忘れ物自動通知サービス」サービスの詳細

<MAMORIOについて>

MAMORIOは、Bluetooth Low Energyを活用したタグをつけるだけで、万が一の紛失時に、スマートフォンを使い、置き忘れ防止アラートと紛失場所の地図表示、ユーザーの相互捜索によるクラウドトラッキングで無くしたものを見つけることができるデバイスだ。クラウドトラッキング機能は、MAMORIOのアプリを入れているユーザー同士で協力して紛失物を探す機能で、特許を取得している。クラウドトラッキング機能をオンにすると、他のユーザーが紛失したMAMORIOとすれ違った際にその場所を知らせ、紛失物を迅速に見つけることができる。なおタグのサイズは世界最小クラスを誇る。 https://mamorio.jp/

<サービスの概要>

お客様が紛失防止タグ「MAMORIO」を、所持品に取り付けるとともに、専用アプリをスマートフォンにインストールし、登録することで利用可能だ。MAMORIOを取り付けた所持品を紛失した際、そのお忘れ物がタブレット端末設置駅に届けられ、タブレット端末によって電波が検知されると、「MAMORIO」の位置情報を受信し、位置情報を自動的にお客様のスマートフォンへ通知する仕組みになっている。

●運用開始日 2019年7月1日(月)

●サービス提供箇所(タブレット端末版「MAMORIO Spot」設置個所)

東急線全線 88駅

※こどもの国線:恩田、こどもの国を除く

※世田谷線:西太子堂、若林、松陰神社前、世田谷、宮の坂、山下、松原を除く

●紛失防止タグ「MAMORIO」について(MAM-003シリーズの場合)

販売価格/2,480円(税別)

購入方法/全国の大手家電量販店を始めとする小売店及びECストアなど

(参考)「東急アクセラレートプログラム」について

東急電鉄がスタートアップ企業との事業共創を図る目的で、2015年度から開催しているプログラム。渋谷を、東急線沿線の生活利便性を高める新たな価値創出の場にするだけでなく、スタートアップ企業の持続的成長を実現するグローバルなイノベーション拠点にすることを目指している。

「交通」「物流・倉庫」「不動産」「建設」「百貨店・スーパー・ショッピングセンター」「広告・プロモーション」「デジタルマーケティング」「カード・ポイント・ペイメント」「スマートホーム・スマートライフ」「ツーリズム」「ホテル・ホステル」「エンターテイメント」「スポーツ」「ヘルスケア」「教育・カルチャー」の15の事業領域を中心に、東急線沿線の生活利便性を高めるBtoC、BtoBtoCのサービスやプロダクトを募集。

審査を通過した企業は、東急線沿線に集積する東急グループの広告媒体や施設、顧客基盤、営業網、株式会社東急総合研究所の各種調査データなどを利用したテストマーケティングを行えるほか、当社との業務提携なども検討する。MAMORIOは、2015年11月の最終審査対象には残らなかったものの、社会的な価値のあるサービスを展開するベンチャー企業として最終審査会のライトニングトークに登壇した。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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  • 眞田 幸剛

    眞田 幸剛

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