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株式会社コーセー
デジタル・先端技術などを募り、「新しい感動体験・未来のライフスタイル」を共創する
~コーセーとの共創におけるInnovation Program~
大手企業
上場企業
共同研究
プロダクト(製品)共同開発
リソース提供(既存技術の提供・特許流用の検討など)
リソース探索(技術・アイディアなどを探したい)
既存プロダクト改善(生産プロセス・製品性能・システム)
販売パートナー募集(チャネル拡大・エンゲージメント向上)
事業提携
出資したい
プロジェクト・イベント型(期間限定)での協業
IoT
VR
AI
美容
更新日:2018/06/14

自社特徴

【多彩な価値観を持つ個性豊かなブランド】

当社は1946年の創業以来、時代とともに変化する女性のニーズをキャッチした化粧品を世の中に生み出すことで、新しい「美」を創造してきました。現在では、様々なニーズに合わせた、多彩な世界観をもつ40以上の化粧品ブランドを展開しています。研究開発技術とカウンセリングのノウハウを活かした、高付加価値化粧品のブランドビジネスに強みがあります。

【グローバル展開の加速】

「世界に通用するグローバルブランドの育成」を目指し、グローバル戦略を推進しています。2018年現在、海外売上比率は約25%。これを2026年度までに35%以上に引き上げる目標を掲げています。

【プログラムの特徴】

■国内大手化粧品メーカー初のアクセラレータープログラム
■コーセー選抜メンバーとの共創体制
■アイデア検討フェーズから、社内メンターや外部サポーターも参画

提供リソース

  • ・コーセーが持つ様々なリソース・ノウハウ

    ●マーケティング・商品企画支援
    ・各種データを活用した商品企画・マーケティング等支援
    ・コーセー各ブランドチームとの商品企画や販売などのコラボレーションや事業連携

    ●顧客接点の提供
    ・通販チャネル(ブランドなどのECサイト)
    ・国内外における各拠点
    ・コーセー美容スタッフのネットワーク
    ・様々な販売チャネルへの共同提案

    ●サービス・プロダクト開発、その他支援
    ・研究施設/設備利用
    ・研究所各部門(ヘアケア・メイク・香料・美容・皮膚科学・薬剤開発・素材開発)との共同研究
    ・出資

    ●コーセー社員との強固な共創体制
    社内イノベーション創出プログラムLinkに公募・選抜され、新たな価値事業創造に熱意を持って取り組む社員が、応募企業とタッグを組む共創体制。
    新市場を創るアイデアに対して、美容業界・組織・現場の内情を理解したコーセー社員が実現可能性を高めるサポートの実施。

  • コーセー社員との強固な共創体制によりイノベーション創出をサポート
  • 共創により、新しい感動体験・未来のライフスタイルを実現
  • 多彩な価値観をもつ個性豊かなブランドを展開

一緒に何をしたいか

「デジタル×美」「美×先端技術」をテーマとしてアイデアを募集し、新しい感動体験・未来のライフスタイルを共に実現します。


●テクノロジーを活用したユーザーコミュニケーション

・接客・購買等におけるユーザーとの新たなコミュニケーションや体験の形
・AI・ビックデータ・各種テクノロジーを活用した個人のライフスタイルに最適な購買体験の提供
・リアル×デジタルで実現されるよりパーソナライズされた接客 等


●新たな美容サービスの創造

・デジタル技術を活用した新たな美容ソフト/サービス
・IoTデバイス/VRなどを活用した新たな美容にまつわるサービスやプロダクト
・既存の化粧品や販売方法にとどまらない新しいカタチのサービスやプロダクト 等


●先端技術・新素材によるプロダクト・サービス開発

・肌や毛髪などのアンチエイジングに関わる技術
・商品や接客のパーソナライズ化に向けたデータ収集/解析、肌診断等の技術
・機能や感性の化粧品領域への応用 等

メッセージ

昨今、デジタル技術の進歩により、世界中でライフスタイルが大きく変化するとともに、価値観も多様化しています。今後ますます必要になると予測されるのが、お客さま一人ひとりに合わせた存在感のある“感動体験”を届けることです。そこで当社は、「デジタル×美」「美×先端技術」をテーマとしてアイデアを募集し、新たな価値創造を目指します。
「美しい」とは、豊かで充実した生活を実現するということ。コーセーが積み重ねてきた様々なリソースと様々なアイデアや技術と掛け合わせることで、共に新たな美の文化や感動体験を創造していきましょう!

求めている条件

下記条件に合致している企業様は是非コンタクトください

●プロダクトや技術をお持ちの、登記された法人であること
●応募企業の事業ステージは問いません

本掲載に関する責任者(オープンイノベーター)

課長

持田卓也

スタートアップの皆様との共創により、新しい感動体験や未来のライフスタイルを一緒に届けていけたらと考えております。

所属部署

経営企画部 経営企画室

社内イノベーションエコシステムの構築推進・ハンズオン支援、各部門とのスタートアップ・外部企業連携

ミッション

これまでの延長線上にない新たな価値創出

経歴

大学卒業後、コーセーへ入社。営業、マーケティング、社長室、経営企画部門に在籍。
2014年よりグループ全体の中長期ビジョンや経営計画の策定、社内人材育成や全社イノベーション創出へのプロセス・仕組みの構築を担当。
2017年よりオープンイノベーションを活用した新たな価値創造を加速する取り組みに従事。

企業情報

企業名
株式会社コーセー
事業内容
化粧品の製造販売を中心とし、独自の高い付加価値を持つ高級化粧品を強みとしています。特に高付加価値のハイプレステージ領域や、プレステージ領域においてはもちろん、セルフ販売を中心にお求め易い商品をご提供するコスメタリー領域のすべてにおいて、独自の価値ある商品のご提供をポリシーとしています。またお客さまの多様なニーズにきめ細かく対応するため、多彩な価値観をもつ個性豊かなブランドを、さまざまな販売チャネルを通じてお客さまにご提供していることが特徴です。
所在地
東京都中央区日本橋3-6-2
設立年月日
1946
外資区分
非外資
代表者名
小林一俊
企業URL
http://www.kose.co.jp/company/ja/
従業員数
501名以上
資本金
10億円以上
売上
303,399 百万円
上場区分
上場

【コーセーが挑む、初の共創イノベーションプログラム】 デジタル・先端技術などを募り、「新しい感動体験・未来のライフスタイル」を共創する



国内化粧品大手コーセーの快進撃が続いている。2018年3月期の連結決算では、売上高や営業利益など5年連続で過去最高を記録。3年前の2015年と比較すると、売上高は約1.5倍、営業利益は約2倍と、大きく伸長した。これは訪日外国人の増加によるインバウンド需要という追い風のみならず、トップが危機感を持ちスピーディーかつ堅実に社内の改革に取り組んできたからだ。


そんなコーセーが、未来に向けて新たな打ち手を講じる。それは、国内大手化粧品メーカー初となるアクセラレータープログラム「コーセーとの共創におけるInnovation Program」だ。経営トップの強力なコミットメントのもと、これまでにない価値を創出し、新たなビジネスに展開するために、幅広いスタートアップとの共創を推進していく。


全社的にイノベーションへの意識を高めている同社。そのプログラムの特徴や、提供リソース、意気込みなどを、執行役員 経営企画部長 兼 広報室長の原谷美典氏に伺った。


▲株式会社コーセー 執行役員 経営企画部長 兼 広報室長 原谷美典氏

 

■トップコミットメントのもと、イノベーションに挑む

――創業80周年に向けた中長期ビジョン「VISION2026」を掲げ、着実に業績を伸ばしている貴社ですが、現業が好調な今、あえて外部との共創に挑戦する背景を聞かせてください。


コーセー・原谷氏 : 好調だからこそ、新たな挑戦に乗り出していくチャンスだと考えています。当社は2000年代の後半に業績の伸び悩みを経験しましたが、そこから既存ブランドの立て直しなど本業の改革に取り組むことでV字回復を果たすことができました。現在、確かに好調な状況ではあります。しかしそれはあくまで、従来のビジネスモデルの延長線上でしかありません。今後もさらに世の中に価値を提供していくには、この好調さに甘んじることなく新しいことに挑戦していかねばなりません。この危機感を、社長の小林自ら強烈に感じています。自社内で閉じているだけではいけない。異業種の方々とアイデアを膨らませていこう。そこで、このプログラムを実施することとなりました。

――トップ自ら危機感を持ち、イノベーションに挑もうとされているのですね。小林社長からは、今回のプログラムにあたりどのようなメッセージを社員に発信されたのでしょうか。


コーセー・原谷氏 : これまでは、化粧品を店舗でお客様に販売することが大前提でした。しかし最近では、化粧品市場もECが増え、デジタル技術の発達も消費行動を大きく変えています。またインバウンド需要に象徴されるように市場もグローバルかつボーダレスになっています。

そうした変化を踏まえ、これまでの延長線上ではない、全く新しい発想を、我々の強みや蓄積と組み合わせれば、これまでにない価値を創出できるのではないか。それにチャレンジしようではないか!

―――こうしたメッセージを社長から発信しました。当社では常日頃からトップのメッセージを社員に向けて丁寧に発信していますが、今回は全く新しい取り組みということと、社長の意気込みの強さに社員も反応したようですね。


■変革への意欲に燃える社員、そしてコーセーならではの豊富なリソース

――次に、プログラムについて伺っていきたいと思います。「社内選抜メンバーとの強固な共創体制」というのが特徴として挙げられていますが、メンバーとはどのように選出されているのでしょうか?


コーセー・原谷氏 : 選抜というより、立候補ですね。元々当社には「Link」という社内ベンチャー制度があり、社員が自ら手を上げて事業創造に取り組む土壌を育んでいました。今回は外部共創ということで、よりイノベーション創出に強い熱意を持つ人材が集まってきています。また、研究開発、営業、企画など幅広い部門から立候補があり、多様な経験や技術、ノウハウや発想を結集できることも大きな特徴ですね。

――本気で変革に挑む意識が、社員に広く浸透しているのですね。また、経営層が自らメンターとして入るということからも、本気度が伝わってきます。

 コーセー・原谷氏 : トップが強い意志で取り組んでいることは間違いありません。アイデア検討フェーズから、経営層が参画します。トップから若手まで、化粧品や美容が本気で好きな人ばかりです。こうして大々的に外部共創を実施することは初めてのことですが、外に開けたマインドを持つ人材が集まっているため、いい協業ができると確信しています。

――スタートアップに対して提供できるリソースについても聞かせてください。


コーセー・原谷氏 : 化粧品ビジネスには、科学的な裏付けといった「左脳」に訴えかける領域と、ブランドの世界観など「右脳」に訴えかける要素が、一体となって初めて成立するものです。当社はその両面の高次元な組み合わせに強みを持っており、スタートアップの方々には大きなメリットとして感じていただけると思います。

――「左脳」と「右脳」。具体的にはどのようなことですか?


コーセー・原谷氏 : まず「左脳」では、研究所のレベルの高さが挙げられます。日本の化粧品メーカーの研究開発力は、世界屈指のレベル。その中でも、当社はトップクラスの技術を持っていると自負しています。2017年には、研究所内に「価値創造研究室」を新設しました。また、化粧品という日常的に購買・使用するものに関わる消費行動データや嗜好データなどの活用も、今後スタートアップの方々と共に取り組んでいきたい領域の一つです。

――なるほど。では、「右脳」に関しては?


コーセー・原谷氏 : はい。次に「右脳」では、イメージを形にする力やブランドづくりのノウハウ、これには一日の長があると自負しています。現社長の小林はマーケティング畑出身で、就任以来「化粧品はコモディティではなくブランドだ」というメッセージを発信し続けています。例えば当社に『ジルスチュアート』というブランドがありますが、売り場から商品の細部にわたってブランド独自の世界観を徹底して打ち出し、たくさんの熱烈な愛用者の皆様に支持をいただいています。

――成長戦略としてグローバル展開の加速を掲げていらっしゃる通り、スタートアップとしてはグローバルへのアプローチも期待できるのでしょうか。

 コーセー・原谷氏 : そうですね。国内といえども市場の1割以上がインバウンド需要といわれるように、市場は文字通りボーダレスに拡大中です。当社は海外売上の比率は現状それほど高くありませんが、今後は大きく拡大させる戦略を描いています。そのためには特に今後は、日本のブランドが高く評価されているアジア圏のみならず、“化粧品の本場”とも言える北米やヨーロッパでのプレゼンスを上げていくことが不可欠です。既にニューヨークやロンドンなどの高級百貨店への展開を進め、世界の一流ブランドと互角に競えるような取り組みを進めています。今回のイノベーションプログラムの一環で生まれた事業や商品など、スタートアップの方々と共にグローバル市場でブランド価値を高めていくチャンスはおおいにあると言えますね。


▲原谷氏を中心としたチームがイノベーションプログラムを牽引している。

 

■多くの人を幸せにできる化粧品領域で、ぜひ共創を

――今回、どのようなスタートアップに応募して欲しいと考えていらっしゃいますか?


コーセー・原谷氏 : あまり狭めるのではなく、広く探っていきたいと思っています。化粧品は商品だけではなく、カウンセリングや接客などのサービスも内包しています。そのため、幅広い技術やサービスと組み合わせて多様な価値を提供できる無限の可能性を秘めていると思うのです。例えばデジタル×リアルで実現されるよりパーソナライズされた接客、テクノロジーを活用した既存の化粧品にとどまらないプロダクト、全く別業界の新素材を応用した美容商品など、様々な掛け合わせが可能だと思います。また、化粧品業界にいる我々にはない、異業界からの鋭い視点や提案も大歓迎です。

――改めて、応募企業に向けてのメッセージをお願いします。


コーセー・原谷氏 : 長く化粧品業界に携わっていますが、こんなに世の中を明るくする産業は他にないと思います。お客様を幸せにすることができて、世の中に良い影響を与えられ、その対価を喜んで払っていただける。いわゆる「三方よし」が、大きな規模でできるんです。さらには先ほどお話したように、様々な技術やサービスと組み合わせができる無限の可能性を秘めた業界でもあります。

共創により、「買う楽しさ」や「キレイになる喜び」など、お客さま一人ひとりに合わせた存在感のある新しい感動体験や未来のライフスタイルを届けたいと考えます。

その中で当社は、世の中に新しいものを提供し、未来を創っていこうという意識を経営トップからひとりひとりの社員に至るまで全員が共有し、イノベーションに取り組もうとしています。ぜひ私たちと共に、今までにないものを一緒に創り上げていきましょう。