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東洋大学 ライフデザイン学部 教授 高橋 良至 教授

更新日:2017/08/31
  • 高齢化社会が進む中で、健康で自立した生活を送り続けるために、歩行は非常に重要な要素となります。足腰が弱くなると車いすを用いるケースが増えていますが、車いすなどに依存しすぎると足腰の衰えの進行が懸念されます。そこで、足腰が弱い方も利用可能な歩行補助装置としてパーソナルモビリティビークルを研究しています。健康予防の観点から可能な限り体を動かして移動することで、身体機能の低下を防ぐことを目的としています。公共交通機関と組み合わせることで遠方まで移動することが期待できます。本技術の実用化・活用に関心がある企業を歓迎します。

    【簡略図】
    20170417151555.png【背景】
     高齢化社会が進む中で、高齢者ができるだけ長く、健康的に暮らすことができる社会が望まれます。高齢者の生活の質の維持・向上のためには、可能な限り自立した生活を送ることが重要であり、人間が歩行機能を保ちつづけることは特に重要な要素です。
     足腰が弱ると車いすの利用が考えられますが、日常的に車いすなどを利用していると歩行機能がなお衰えてしまう懸念が生じます。また、交通手段として車に依存しすぎると、同様に歩行機会が減ることに繋がります。
     そこで本研究では、足腰が弱い方も利用可能な歩行補助装置としてパーソナルモビリティビークルを研究しています。健康予防の観点から可能な限り体を動かして移動することで、身体機能の低下を防ぐことを目的としています。公共交通機関と組み合わせることで遠方まで移動することが期待できます。
     本技術の実用化・活用に関心がある企業を歓迎します。

    【技術内容】
     装置構成と歩行方法は下記の通りです。
    ・3輪式で着座式であり、ハンドルを持って、片足で地面を蹴りだすと、組み込まれた制御プログラムにより電動モータが駆動します。それにより車輪の回転がアシストされ、前に進みます。
    ・使用者はサドルポストを引くだけで、ボディを前後に折りたたむことができるため、
    公共交通機関に持ち込むことも可能です。

    電動モータによる歩行アシストは下記のシステムのとおり制御しています。
    20170417151455.png
    【技術・ノウハウの強み(新規性、優位性、有用性)】
    1)通常に歩行できる方だけではなく、足腰が弱まっている方も利用できるため、健康予防、リハビリ支援に活用可能な機器です。
    2)簡単な機構で構成されるため、安価に製造できます。
    3)屋内、屋外ともに利用可能性があります。
    4)設計改良を行うことで、更なる軽量化が見込まれます。
    使用者層に合わせたデザイン変更も可能です。

    【連携企業のイメージ】
     例えば下記の企業と連携可能です。
    1)シルバーカーなど歩行補助車のメーカー・販売を行っている企業
    2)車いすのメーカー・販売を行っている企業
    3)高齢者施設・病院・商業施設・空港等の管理者
    4)他、本技術の実用化・活用に関心がある企業

    【技術・ノウハウの活用シーン(イメージ)】
     屋内用、屋外用の2種類に分けて設計開発を進めています。

    1)屋内用
     高齢者施設、病院、商業施設、空港などで活用が見込まれます。
    高齢者施設や病院では、特に足腰が弱っていて、車いすを利用しては足腰が更に弱まってしまうことを懸念されている方に対し、歩行機会の提供やリハビリ用途も兼ねて効果が見込まれます。
    商業施設や空港などでは、本ビークルを用いることで移動をスムーズに行うことが期待できます。

    2)屋外用
     屋外の交通機関との併用利用や道路の移動にも法的に問題なく利用可能です。本装置を用いることで、足腰が衰えた方も、遠くまで移動することが可能です。高齢者向けには歩行補助車としてシルバーカーが普及していますが、本装置は荷物の運搬には不向きですが歩行支援の観点ではより効果的な機能を発揮します。
    20170417151421.pngなお、軽量設計を行うことで、階段の上り下り時も歩行者に負担を掛けずに移動できるようになります。

    【技術・ノウハウの活用の流れ】
     本技術の活用や製品開発に興味がある方はお気軽にお問合せください。

    【専門用語】
    (パーソナルモビリティビークル)
    個人の新しい移動手段となる乗りものとして、パーソナルモビリティビークル(PMV)の研究、開発が進んでいます。特にコンパクトなPMVは、街路、歩道、施設内などの移動空間において使用される可能性があると期待されています。代表例としてセグウェイがあります。

本掲載に関する責任者(オープンイノベーター)

オープンイノベーション推進ポータル

厳しい国際競争に勝ち抜くため、企業の研究開発戦略の手法として、産学連携・産産連携など外部の技術/ノウハウを有効に活用する「オープンイノベーション」が注目されています。 斬新な製品開発、付加価値の高い要素技術の確立、技術課題の効率的な解決、研究開発コスト削減など、オープンイノベーションは大きなメリットをもたらします。

ミッション

企業が外部機関を有効に活用する「オープンイノベーション戦略」を推進するための情報プラットフォームとなるべく立ち上げました。以下の指針に基づき、大学・企業の技術/ノウハウ/開放特許を結集

企業情報

企業名
株式会社キャンパスクリエイト
事業内容
「お客様の課題解決をオープンイノベーションで実践する広域TLO」をスローガンに様々なサービスを提供しています。
・産学官連携
・国際連携
・包括コンサルティング
・人材ソリューション
・シニア技術者の技術支援サービス
・ビジネスパートナー募集

他にも産業振興・地域振興のプロジェクト運営、自社での研究開発・製造・販売など様々な業務を行っています。
事業スキーム
当社のサービスは大きく2つの事業スキームから成り立っています。
・技術移転マネジメント事業
企業様のニーズに応じた産学連携のコーディネートを行っています。また、大学の技術を知的財産化し企業様へライセンスする活動や、大学発ベンチャーの立上げ支援などを行っています。

・ソリューション事業
企業様のニーズに応じて、マーケティング支援や公的支援事業の活用支援、人材支援など様々なソリューションを提供しています。

・広域的な連携体制
国立大学法人電気通信大学を活動拠点としつつ、様々な大学・企業と提携しています。
当社は国立大学法人電気通信大学から技術移転に関する業務委託を受け、発明の権利化を共同で行いながら、技術移転活動を行っています。

・オープンイノベーション推進ポータル
「オープンイノベーション推進ポータル」を運営し、様々な大学のシーズ、大学発ベンチャーの製品、産学連携による研究開発成果など、先端技術をご紹介しています。
 マッチングイベントなどの企画運営
 産学連携や地域の振興に繋がるイベントを企画しています。
 産業振興・地域振興
所在地
〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 国立大学法人電気通信大学産学官連携センター内
設立年月日
1999
外資区分
非外資
代表者名
企業URL
http://www.campuscreate.com/
従業員数
10人〜100人未満
平均年齢
上場区分
非上場
株主
主要顧客