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国立大学法人 電気通信大学 人間コミュニケーション学科 梶本 裕之 准教授

大学・研究室
更新日:2018/07/11
  • 耳たぶに装着する振動子付きイヤホンを提案します。通常のイヤホンと同様に音楽が流れるとともに、音楽に合わせて振動子が特定のリズムで振動し、耳たぶに振動が伝わります。人の声を再生すると声の強弱に応じて耳たぶに振動が伝わるため、まるで耳元でささやかれているような感覚を受け、ドキドキ感(ときめき)を感じます。聞きなれた音楽や、異性とのコミュニケーションなどをより楽しめるエンターテイメント向けイヤホンです。本技術の実用化を希望する企業を歓迎します。

    【簡略図】
    梶本先生_エンターテイメント用イヤホン.jpg【背景】
    音楽は老若男女問わず楽しまれている一大エンターテイメント産業であり、オーディオプレイヤーやイヤホンなどの音響デバイスが多数製品化されています。
     これら音響デバイスの開発方針は、音楽をより綺麗な音で、かつ臨場感たっぷりの音響を演出することに主眼が置かれてきました。

     本テーマは、音に合わせて耳たぶへ触覚を加えることにより、さらに高い臨場感を表現できます。また人の声を再生すると、耳元でささやかれる等の感情的なドキドキ感(ときめき)を感じさせることができます。このように本テーマはこれまでにない斬新な切り口のイヤホンであり、新しい音の楽しみ方を生み出します。

    ※    関連特許
    名称   :電気音響変換器および電気音響変換方法
    公開番号 :特許公開2012-50003

    【技術内容】
    耳たぶ全体に取り付ける、振動子付きイヤホンです。
    耳たぶの表側にイヤホンが当たり、耳たぶの裏側に振動子が当たります。

    オーディオプレイヤーから発生する電気信号を2つに分け、以下の制御を行います。
    1)一方をイヤホンに送り、音を再生します。
    2)もう一方を触覚に変換し、振動子を振動させます。
     
    このとき、音声を再生するとまるで耳元でささやかれているようなドキドキ感(ときめき)を感じることができます。

    本提案イヤホンで発生する振動は、付属の電気回路から自動生成しているため、振動を制御するためのソフトウェアは不要です。通常のイヤホンと同様に、音楽プレイヤーや、ゲーム機、スマートフォン、アイフォンなど、イヤホンの挿入コネクタがあるデバイスであれば利用することができます。

    また振動子自体も安価(ものによっては数百円程度)であり、大きな設備投資は必要ありません。

    【技術・ノウハウの強み(新規性、優位性、有用性)】
    他の触覚提示機能付きイヤホンとして、骨伝導タイプのイヤホンが販売されていますが、多くは重低音領域の信号を強調するものであり、「臨場感」を上げる用途です。あるいは、耳の負担低減や音漏れを防ぐ用途です。

    本テーマのイヤホンは、「ドキドキ感」を演出するものであり、用途が異なります。
    このような視点のイヤホンはほかに無く、エンターテイメント分野への斬新なサービスとして、高い新規性があります。

    【連携企業のイメージ】
    本技術の実用化に意欲がある企業を歓迎します。例えば、下記の企業へご提案が可能です。

    1)イヤホン、ヘッドフォンを開発あるいは販売している企業。
    3)音響関連機器を開発あるいは販売している企業。
    3)ほか、音楽関連アプリケーションを開発している企業など。

    【技術・ノウハウの活用シーン】
    今までに無い斬新なイヤホンです。例えば、以下の用途で活用が可能です。

    1)音楽プレイヤー用イヤホン
     -聞き慣れた好みの曲でも、新鮮な感覚で聴くことができます。

    2)恋人とのコミュニケーション用イヤホン
     -恋人と電話をするときに、より親密な会話を演出することができます。

    3)テレビ用イヤホン
     -例えば、好みのアイドルやアナウンサーの声を聞くときに、よりドキドキ感を感じることができます。

    4)ゲーム機用イヤホン
     -例えば、恋愛シミュレーションゲームを遊ぶときに、よりドキドキ感を感じることができます。

    【技術・ノウハウの活用の流れ】
     試作機が出来ており、デモンストレーションが可能です。
    お問合せ後、研究室訪問などご案内させていただきます。
    また、本テーマに限らず、触覚インタフェースやバーチャルリアリティに関する技術相談にも対応可能です。

    【専門用語の解説】
    (触覚インタフェース)
    特にバーチャルリアリティ分野(VR)で、近年研究が活発に進められています。振動や力覚などを、特殊な出力インタフェースを通じて提示し、人間に直感的な情報を与えることが可能です。触覚ディスプレイ、触覚マウスなどが代表例として挙げられます。本技術では、振動子により、触覚提示を行なっています。

本掲載に関する責任者(オープンイノベーター)

オープンイノベーション推進ポータル

厳しい国際競争に勝ち抜くため、企業の研究開発戦略の手法として、産学連携・産産連携など外部の技術/ノウハウを有効に活用する「オープンイノベーション」が注目されています。 斬新な製品開発、付加価値の高い要素技術の確立、技術課題の効率的な解決、研究開発コスト削減など、オープンイノベーションは大きなメリットをもたらします。

ミッション

企業が外部機関を有効に活用する「オープンイノベーション戦略」を推進するための情報プラットフォームとなるべく立ち上げました。以下の指針に基づき、大学・企業の技術/ノウハウ/開放特許を結集

企業情報

企業名
株式会社キャンパスクリエイト
事業内容
「お客様の課題解決をオープンイノベーションで実践する広域TLO」をスローガンに様々なサービスを提供しています。
・産学官連携
・国際連携
・包括コンサルティング
・人材ソリューション
・シニア技術者の技術支援サービス
・ビジネスパートナー募集

他にも産業振興・地域振興のプロジェクト運営、自社での研究開発・製造・販売など様々な業務を行っています。
事業スキーム
当社のサービスは大きく2つの事業スキームから成り立っています。
・技術移転マネジメント事業
企業様のニーズに応じた産学連携のコーディネートを行っています。また、大学の技術を知的財産化し企業様へライセンスする活動や、大学発ベンチャーの立上げ支援などを行っています。

・ソリューション事業
企業様のニーズに応じて、マーケティング支援や公的支援事業の活用支援、人材支援など様々なソリューションを提供しています。

・広域的な連携体制
国立大学法人電気通信大学を活動拠点としつつ、様々な大学・企業と提携しています。
当社は国立大学法人電気通信大学から技術移転に関する業務委託を受け、発明の権利化を共同で行いながら、技術移転活動を行っています。

・オープンイノベーション推進ポータル
「オープンイノベーション推進ポータル」を運営し、様々な大学のシーズ、大学発ベンチャーの製品、産学連携による研究開発成果など、先端技術をご紹介しています。
 マッチングイベントなどの企画運営
 産学連携や地域の振興に繋がるイベントを企画しています。
 産業振興・地域振興
所在地
〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 国立大学法人電気通信大学産学官連携センター内
設立年月日
1999
外資区分
非外資
企業URL
http://www.campuscreate.com/
従業員数
10人〜100人未満
上場区分
非上場