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コニカミノルタ株式会社
コニカミノルタの技術を結集して開発された「3Dレーザーレーダー」。警備、交通インフラ、建設、鉄鋼など現場の状態監視・リスク予知に寄与。ワークフローを変革し、労働力不足という社会課題を解決していきたい。
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更新日:2018/03/22

自社特徴

世界最先端の「光学技術」と「画像処理技術」で優位性を誇る

1873年(明治6年)の創業以来、光学やセンシング、画像処理技術をコア技術として多くのプロダクトを生み出してきました。世界中のオフィスで活躍する複合機(MFP)をはじめ、産業用光学デバイス、医療用画像診断システムなど、コニカミノルタの製品は様々な現場で確固としたプレゼンスを確立しています。今後はその高い技術力を礎に、課題提起型デジタルカンパニーとして新たな価値を創造することが私たちのミッションだと考えています。

デジタルの「目」で状態監視からリスク予知までを可能にした、新規事業

コニカミノルタが強みである光学技術を活用して開発した、3Dレーザーレーダー。光の反射により距離を正確に測定することで、リアルタイムに空間の人物や車両等の情報を、通常のカメラや2Dのレーザーレーダーではできない正確さで測定することを可能にしました。
検出可能領域は水平画角最大120度の広画角を実現。50m先の人物、車両であれば100m先まで検知でき、最大検出距離は約200mの広範囲をカバーしています。さらに、形状や物体の識別だけではなく動体認識もでき、真上からなど3D空間で自由に視点を変え、情報を見ることができるのも、3Dレーザーレーダーの大きな特徴です。
警備・セキュリティ、道路・鉄道などの交通インフラ、鉄鋼、建設ーーこれらは、人や物の状態監視が必要にも関わらず労働力不足に陥っている業界です。この技術を活用し、人の「目」の代わりになることで、ワークフロー改革ができるソリューションを展開していきたいと考えています。

提供リソース

  • ・行動モニタリングシステム…センシング技術と、統合解析技術を持つデバイス。
  • ・人の動きなどのアナログ情報を非接触状態でもセンシングする高度な光学技術。
  • ・カメラやレンズのビジネスで培った画像処理技術と複数のエッジデバイス。
    ・複合機をはじめ各事業が保有するグローバルな顧客基盤。お客様が抱える課題に触れられる機会が豊富。

実績

◆警備現場での実証実験
屋外で、3Dレーザーレーダーを活用した行動モニタリングシステムを導入。立体的な大きさを正確に捉える精度と夜間や逆光の影響を受けない特長により、誤報が激減し、警備員の無駄な出動の低減に寄与している。
◆イベントでの人流解析実証実験
広域エリアに複数個所3Dレーザーレーダーと可視カメラを配置し、それらを連携させることで、屋外での人流解析が可能であることを確認した。

  • 技術展示・ディスカッション・共同研究スペースを設けています。
  • イノベーションへの取り組みを積極的に行っています。
  • 実際にコニカミノルタの技術に触れ、様々な発想をうむことができます。

一緒に何をしたいか

デジタルの「目」・解析技術を活用し、ワークフローを改革するソリューションを提供したい

私たちの強みである現場のアナログ情報をインプットし正確にデジタル化するセンシング技術や、それを広い範囲で正確に測定することを可能にした光学技術を活用し、現在は人手により行われているさまざまなワークフローを改革して、労働力不足という社会課題を解決していきたいと考えています。
リアルタイムで情報の測定や分析を可能にする、エッジで処理可能な高速で軽いアルゴリズム技術や、私たちの開発・展開している行動モニタリングのソリューションをより進化させるべく実装技術を持つ会社さまと共同開発を行っていきたいと考えています。

メッセージ

共に成長しながらイノベーションを追求し、世界に新しい価値を提供しましょう

私たちが向き合う社会課題や、その解決に必要となる技術は非常に高度なものだと考えています。そのため、今ある技術を提供していただくというよりも、共に課題に向き合い創り上げていきたいと考えています。スタートアップに合わせてもらう、ということは考えていません。ものづくりの考え方、発想、俊敏性など、スタートアップに我々自身が学び、同じ目線で共に技術を育てていくスタンスを何より大切にしています。
なお、当社とお付き合いのあるお客様は、およそ200万社。そのうちの約80%が海外のお客様です。さらに、グループ会社の拠点は世界50カ国にあります(2017年3月現在)。こうした事実からもお分かりいただけるように、新しいソリューションに確固たる価値を見いだせればワールドワイドへと展開する可能性もあります。特に当社の場合は、国内でのビジネスが軌道に乗れば、グローバルに展開するスピードがはやいです。世界を見据えて、大きくビジネスを展開し、社会課題を解決したいと思っているスタートアップとぜひ、お話しできればと思います。

求めている条件

下記条件に合致している企業様は是非コンタクトください

●映像中の人やモノの振る舞いを認識し、動画の重要な部分を切り出したり、非定常状態を抽出するディープラーニング技術
●動画・画像データを高速にデータ処理・分析ができる技術
●上記から得られたアルゴリズムをシステムに実装する技術

本掲載に関する責任者(オープンイノベーター)

マネジャー

細木 哲

スタートアップのみなさんに学び、共に価値創造をしていきたいと思っています。積極的に足を運びますので、いろいろとディスカッションさせてください。

所属部署

産業光学システム事業本部 状態監視ソリューション事業部

コニカミノルタが保有するコア技術と、外部の技術やアイデアを結び付け事業開発を行うことを推進。

ミッション

新規事業テーマ創出をミッションに、外部パートナーとの提携推進および事業化推進を担当。

経歴

新卒で国内大手電機メーカーに入社し、デジタル家電向けプロセッサの開発に従事。2012年、コニカミノルタエムジー(のちコニカミノルタに吸収合併)に転職し、医療機器のシステム開発を担当。
2017年1月に自ら手を挙げて新規事業を手がける現部門に異動。「3Dレーザーレーダー」の技術開発から戦略立案・実行まで、マネジャーとして幅広く手がけている。

企業情報

企業名
コニカミノルタ株式会社
事業内容
■企業概要:
「新しい価値の創造」という経営理念のもと、顧客や社会にとって価値のある、同社ならではの「新しい価値」を創造し提供する事によって、より質の高い社会の実現を目指した事業活動を展開しています。
世界中のオフィスで活躍する複合機(MFP)や商業印刷において存在感を高めているデジタル印刷システム等の情報機器はもとより液晶パネルの基幹部材であるTACフィルムを始めとした各種光学デバイス及び光センシング技術を用いた計測機器などの幅広い商材を有する産業用材料・機器、デジタルX線画像診断システムを中心としたヘルスケア製品など、各事業分野で高品位の製品とサービスソリューションを提供しています。
■事業領域:コニカミノルタグループは下記事業を展開しています。
(1)情報機器事業…複合機(MFP)を扱う主力のオフィス分野と商業印刷や企業内印刷で展開するプロダクションプリント分野、産業用インクジェット分野
※複合機(MFP)、レーザープリンター、ファイリング機器、ファクシミリ、ソフトウェア・周辺機器、デジタル印刷システム、リモート色管理システム、RGBワークフロー、プリプレス生産システム、インクジェットヘッド、インクジェットテキスタイルプリンター、インクジェットインク
(2)産業用材料・機器事業…液晶ディスプレイに使用されるTACフィルムやプロジェクター用光学ユニットなどが主力製品であり、さらに産業用計測機器や成長分野である有機EL照明等
※液晶偏光板用TACフィルム、視野角拡大用VA-TACフィルム、機能性フィルム、有機EL照明、光ディスク用 ピックアップレンズ、レンズユニット、測色計、照度計、輝度計
(3)ヘルスケア事業…最先端の画像処理技術を活かした画像診断システムの製造・販売や保守およびサービス事業を展開
※デジタルX線画像診断システム(CR・DR)、超音波画像診断装置、医療用画像オールインワンシステム、医療用画像ファイリングシステム、パルスオキシメーター
(4)その他事業…プラネタリウム事業等※光学式プラネタリウム、ドーム映像コンテンツ、プラネタリウム施設の経営・運営
所在地
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
設立年月日
1936
外資区分
非外資
代表者名
山名昌衛
企業URL
http://konicaminolta.jp/
従業員数
501名以上
平均年齢
43.9
資本金
10億円以上
売上
962,555 百万円
上場区分
上場
主要顧客
各種法人、電機メーカー、医療機関など

「3Dレーザーレーダー」を活用したセンサーフュージョンで"動き"を見える化。オープンイノベーションで、労働力不足など社会課題の解決に貢献する。

犯罪やテロといった脅威から人々を守る警備・セキュリティ業界。リスクの高い現場作業が発生する建設・建築業界。――日々、"危険"と隣り合わせでビジネスを展開している各業界に、光明がさす技術が開発された。それが、コニカミノルタによる「3Dレーザーレーダー」だ。リアルタイム空間の人物や車両などの情報を通常のカメラや2Dのレーザーレーダーではできない正確さで測定し、デジタルで解析処理。状態監視からリスク予知までを可能にする。 1873年の創業以来、光学やセンシング、画像処理技術をコア技術として多くのプロダクトを生み出してきたコニカミノルタの技術が、「3Dレーザーレーダー」には集約されている。光の反射により距離を正確に測定できるレーザー技術に光学技術を活用し、検出可能領域は水平画角最大120度の広画角を実現。50m先の人物、車両であれば100m先まで検知でき、最大検出距離は約200mの広範囲をカバーしている。さらに、形状や物体の識別だけではなく動体認識もでき、真上からなど3D空間で自由に視点を変え、情報を見ることができるのも特徴となっている。

▲「3Dレーザーレーダー」と、可視カメラ・サーマルカメラを組み合わせた『行動モニタリングシステム』

また、2016年にコニカミノルタは、ドイツの監視カメラメーカー・MOBOTIX社の株式の過半数を取得した。これにより、撮影と同時に自ら解析して異常を検知する機能を持つMOBOTIXの可視カメラ・サーマルカメラと、「3Dレーザーレーダー」を組み合わせた『行動モニタリングシステム』が実現。――こうした機能を駆使し、警備現場やイベントでの人流解析の実証実験などが行われている。 今後、「3Dレーザーレーダー」を社会実装し、労働力不足などの課題解決やワークフロー変革に貢献していくためには、さらに精度の高い動画像解析技術が必要となる。そのために、動画像データを高速に処理・分析できる技術を外部に求めているコニカミノルタ。社外との協業・共創によって、どのような世界を実現しようと考えているのか。そこで、「3Dレーザーレーダー」の開発から戦略までを担う細木哲氏に話を伺った。

▲コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部 状態監視ソリューション事業部 マネジャー 細木哲氏

山新卒で国内大手電機メーカーに入社し、デジタル家電向けプロセッサの開発に従事。2012年、コニカミノルタエムジー(のちコニカミノルタに吸収合併)に転職し、医療機器のシステム開発を担当。2017年1月に自ら手を挙げて新規事業を手がける現部門に異動。「3Dレーザーレーダー」の技術開発から戦略立案・実行まで、マネジャーとして幅広く手がけている。

「顧客を知りつくして、顧客の課題解決に貢献しよう」――そのための準備は整った。

――今回フォーカスする技術「3Dレーザーレーダー」の開発は、2014年頃からスタートしたと伺いました。

細木氏 : はい。状態監視のニーズが社会に広がっていることを背景に、当社の光学技術・先進技術を結集させて開発が進められていきました。そのような中で、私が当部門に異動したのが2017年1月。もともとデジタル回路を手がけていた私にとって、光学技術は専門領域ではなかったのですが、「面白いセンシングができそうだ」と興味を持っていました。2017年は、1年を丸々費やして組織の基盤を固め、2018年は本格的に「3Dレーザーレーダー」を使ったソリューションを社会に展開するフェーズに入りました。

――組織の基盤を固めた、というと?

細木氏 : 私がこの部署に着任した当初は「3Dレーザーレーダー」の技術で、何かできるに違いないという漠然とした期待感がありました。しかし、その「何か」が分からない。どんなお客様にどのような使い方を提案できるのか、技術メンバーと事業メンバーの意見が平行線をたどっていました。特に技術メンバーはセンサーと、センサーを用いたデモシステムとを作ることに終始していて、お客様の顔が見えていない。そんな状況だったのです。

――なるほど。

細木氏 : 技術メンバーからはアイデアも出てくるのですが、結局、「検知性能を上げる」といった技術的な話に着地してしまうことが多々ありました。しかし、私たちがお客様に提供したいのは"ソリューション"です。足元の技術論ではなく、お客様を見ながら視点を上げた話をしなければならない。2017年はこの意識改革に、特に時間を費やしました。当社の社長である山名もよく話している「顧客を知りつくして、顧客の課題解決に貢献しよう」――これを実践するために技術メンバー自身がマーケティング活動に同行し、お客様の生の声を知ることで、視座の高いディスカッションができるようになってきました。

センサーフュージョンで、社会課題の解決を。

――お客様と近い距離で話すことで、最適なソリューションを提供できる業界も見定まってきたと思います。今後、特に注力している業界や領域といったものはありますか?

細木氏 : はい。"危険なことが起こり得る現場"でビジネスを展開している業界・領域に提案していきたいと考えています。具体的には、警備・セキュリティ、道路・鉄道などの交通インフラ、鉄鋼、建設といった領域です。これらの現場では、人の努力でリスクを封じ込めているのが実情です。今後、少子高齢化が進み、労働人口が減っていく中、私たちの「3Dレーザーレーダー」が熟練者の"目"の代わりとなってリスクを低減。当社の各種センサーを融合させたセンサーフュージョンを生み出して、お客様に安心・安全を提供し、ワークフローも変革していきます。

――今、お話しいただいたビジョンを実現するために、どんな技術を有したベンチャー企業と共創していきたいとお考えでしょうか。

細木氏 : 「3Dレーザーレーダー」は、形状や物体の識別だけではなく動体認識も可能です。そこで、動画像解析技術に優れたスタートアップさんとぜひ、お会いしたいと思います。私たちは独自の技術で、世界で誰も見たことのないソリューションを提供していきたい。ですので、私たちから提供したデータを、単にディープラーニングを使ってモデルを提供するという表面的なものではなく、もっとソリューションの根本から共に考えてくれるようなスタートアップさんを求めています。

▲コニカミノルタ「東京サイト八王子」に2014年誕生した研究開発拠点の2階には「3Dレーザーレーダー」のデモスペースが完備されている。

グローバルで200万の顧客を抱える。可能性は、世界に。

――少し現実的な話になりますが、限られた資金・リソースで事業を展開しているスタートアップの視点から見ると、ソリューション検討レベルからがっちりと手を組む、というのも限界があるかと思います。それについてはどのようにお考えでしょうか?

細木氏 : もちろん、仰る通りです。まずは1~3か月程度を目安に、協業をさせていただく中で、期間と成果物を設定し、次ステップへの移行を判断することを想定しています。必要な費用に関してはお支払いをします。無償でデモを作っていただく、ということはありませんのでその点は安心してもらいたいですね。もちろん、資金面に加えて、当社が有している高度な光学技術やセンシング技術といった独自のリソースも提供が可能です。

――最後に、スタートアップに向けたメッセージをお願いします。

細木氏 : 当社とお付き合いのあるお客様は、およそ200万社。そのうちの約80%が海外のお客様です。さらに、グループ会社の拠点は世界50カ国にあります(2017年3月現在)。――こうした事実からもお分かりいただけるように、新しいソリューションに確固たる価値を見いだせればワールドワイドへと展開する可能性もあります。特に当社の場合は、国内でのビジネスが軌道に乗れば、グローバルに展開するスピードがはやいです。世界を見据えて、大きくビジネスを展開し、社会課題を解決したいと思っているスタートアップさんとはぜひ、お話しをさせていただきたいですね。