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コニカミノルタ株式会社
サイバーフィジカルシステムを活用して、社会が抱える課題解決に寄与したい。
その想いに共鳴し、ともに成長し合える、スタートアップを求めています。
ニーズ:
共同研究
事業提携
出資
更新日:2017/09/22

自社特徴

世界最先端の「光学技術」と「画像処理技術」で優位性を誇る

1873年(明治6年)の創業以来、光学やセンシング、画像処理技術をコア技術として多くのプロダクトを生み出してきました。世界中のオフィスで活躍する複合機(MFP)をはじめ、産業用光学デバイス、医療用画像診断システムなど、コニカミノルタの製品は様々な現場で確固としたプレゼンスを確立しています。今後はその高い技術力を礎に、課題提起型デジタルカンパニーとして新たな価値を創造することが私たちのミッションだと考えています。

サイバーフィジカルシステムでIoT市場にソリューションを提供する

サイバーフィジカルシステムとは、実世界(フィジカル空間)からセンサーなどで取り込んだ大量のデジタル情報を、インターネットやクラウドによってデジタルデータが流通するサイバー空間と結び付け、価値を生み出すシステムのことを指します。コニカミノルタが持つ光学・センシング技術により、さまざまなワークシーンにおいて、これまで見えなかった情報を見える化するとともに、それら多様な情報の中から本当に必要なものを選び出すエッジコンピューティングを磨いて行くことで、顧客価値につながるアウトプットを創出していきます。

提供リソース

  • ・人の動きなどのアナログ情報を非接触状態でもセンシングする高度な光学技術。
  • ・カメラやレンズのビジネスで培った画像処理技術と複数のエッジデバイス。
  • ・複合機をはじめ各事業が保有するグローバルな顧客基盤。お客様が抱える課題に触れられる機会が豊富。

実績

◆八楽株式会社との共同開発
多言語業務マニュアル作成・共有ソリューション「AiLingual(アイリンガル)を共同開発。外国人労働者を抱える飲食・宿泊・小売の店舗や製造業の工場など、現場で必要となるマニュアルを多言語で「作る」「訳す」「共有する」ことが可能なクラウド型ソフトウェア。
◆パイオニアーズ・アジアに協賛
グローバルのスタートアップが一堂に会する欧州最大のイベント「Pioneers Festival」に、2011年からグローバルパートナーとして協賛。昨年は「パイオニアーズ・アジア」が東京で初めて開催され、スポンサーとして協賛。イベントの支援とともに、有望なスタートアップの発掘や、新たなビジネス開発の機会探索を精力的に行う。

  • 技術展示・ディスカッション・共同研究スペースを設けています。
  • イノベーションへの取り組みを積極的に行っています。
  • 実際にコニカミノルタの技術に触れ、様々な発想をうむことができます。

一緒に何をしたいか

ワークフローを改革するソリューションを提供

サイバーフィジカルシステムを活用して、さまざまな業界のワークフローを改革するソリューションを提供していきたい。現場のアナログ情報をインプットする技術は、私たちの強みである光学技術を活用するとともに、世の中の優れたセンシングデバイスと組み合わせることを想定しています。その情報を、顧客にとって価値ある「アウトプット」につなげるためには、本当に必要な情報を切り出すAIが必要となります。そこにはリアルタイム性も求められるため、エッジで処理可能な軽いアルゴリズムで動画センシングを行い、クラウドまであげずにアウトプットする、といったような高度な技術開発を、当社の技術者とともに推進していけるエネルギッシュなスタートアップと手を取り合いたいと思っています。

社会が抱える課題をともに解決していきたい

少子高齢化の時代を迎え、特定の現場においては労働力不足が深刻な問題となっています。その解決策のひとつとして、私たちが目指しているワークフローの改革が、生産性の向上に寄与すると信じています。顧客の課題を、そして社会の課題を解決する力になりたい——その想いを共有しながら、新たなソリューションを生み出していきたいと考えています。

メッセージ

共に成長しながらイノベーションを追求したい

私たちが向き合う社会課題や、その解決に必要となる技術は非常に高度なものだと考えています。そのため、今ある技術を提供していただくというよりも、共に課題に向き合い創り上げていきたいと考えています。スタートアップに合わせてもらう、ということは考えていません。ものづくりの考え方、発想、俊敏性など、スタートアップに我々自身が学び、同じ目線で共に技術を育てていくスタンスを何より大切にしています。
共に技術と価値を育てながら、社会課題の解決に寄与するイノベーションを起こしましょう。

求めている条件

下記条件に合致している企業様は是非コンタクトください

映像中の人やモノの振る舞いを認識し、動画の重要な部分を切り出したり、意味ある情報として抽出するディープラーニング技術
動画・画像と他データ(バイタルなど)を融合したデータ処理・分析ができる技術
特に前述の分析により、人の肉体的・精神的状態(疲れ、ストレスなど)や感情・感覚などを形式知化する技術
上記から得られたアルゴリズムをシステムに実装する技術

本掲載に関する責任者(オープンイノベーター)

グループリーダー

山口 進

スタートアップのみなさんに学び、共に価値創造をしていきたいと思っています。積極的に足を運びますので、いろいろとディスカッションさせてください。

所属部署

産業光学システム事業本部 状態監視ソリューション事業部 第1事業推進部 事業開発グループ

コニカミノルタが保有するコア技術と、外部の技術やアイデアを結び付け事業開発を行うことを推進していく。

ミッション

新規事業テーマ創出をミッションに、外部パートナーとの提携推進および事業化推進を担当。

経歴

1988年、コニカ株式会社(当時)に入社。
一貫して光学事業に携わり、一般社団法人日本光学会の理事も務める。
光学設計業務(銀塩カメラ用レンズ、モバイル端末用カメラレンズ)を担当後、
数年前より新規事業向けの光学設計チームを率い、現在は事業推進部にて新規事業開発推進をリードしている。

企業情報

企業名
コニカミノルタ株式会社
事業内容
■企業概要:
「新しい価値の創造」という経営理念のもと、顧客や社会にとって価値のある、同社ならではの「新しい価値」を創造し提供する事によって、より質の高い社会の実現を目指した事業活動を展開しています。
世界中のオフィスで活躍する複合機(MFP)や商業印刷において存在感を高めているデジタル印刷システム等の情報機器はもとより液晶パネルの基幹部材であるTACフィルムを始めとした各種光学デバイス及び光センシング技術を用いた計測機器などの幅広い商材を有する産業用材料・機器、デジタルX線画像診断システムを中心としたヘルスケア製品など、各事業分野で高品位の製品とサービスソリューションを提供しています。
■事業領域:コニカミノルタグループは下記事業を展開しています。
(1)情報機器事業…複合機(MFP)を扱う主力のオフィス分野と商業印刷や企業内印刷で展開するプロダクションプリント分野、産業用インクジェット分野
※複合機(MFP)、レーザープリンター、ファイリング機器、ファクシミリ、ソフトウェア・周辺機器、デジタル印刷システム、リモート色管理システム、RGBワークフロー、プリプレス生産システム、インクジェットヘッド、インクジェットテキスタイルプリンター、インクジェットインク
(2)産業用材料・機器事業…液晶ディスプレイに使用されるTACフィルムやプロジェクター用光学ユニットなどが主力製品であり、さらに産業用計測機器や成長分野である有機EL照明等
※液晶偏光板用TACフィルム、視野角拡大用VA-TACフィルム、機能性フィルム、有機EL照明、光ディスク用 ピックアップレンズ、レンズユニット、測色計、照度計、輝度計
(3)ヘルスケア事業…最先端の画像処理技術を活かした画像診断システムの製造・販売や保守およびサービス事業を展開
※デジタルX線画像診断システム(CR・DR)、超音波画像診断装置、医療用画像オールインワンシステム、医療用画像ファイリングシステム、パルスオキシメーター
(4)その他事業…プラネタリウム事業等※光学式プラネタリウム、ドーム映像コンテンツ、プラネタリウム施設の経営・運営
所在地
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
設立年月日
1936
外資区分
非外資
代表者名
山名昌衛
企業URL
http://konicaminolta.jp/
従業員数
501名以上
平均年齢
43.9
資本金
10億円以上
売上
962,555 百万円
上場区分
上場
主要顧客
各種法人、電機メーカー、医療機関など

創業144年目を迎える老舗メーカーのコニカミノルタは、主力製品である複合機をワールドワイドで展開し、「ものづくり大国ニッポン」を牽引してきた。数々の独創的な製品を世に送り出し、その功績は多くの人が知るところだ。近年は、人々のライフスタイルやワークスタイルが大きく変化するにつれ、優れた製品を提供するだけではお客様の満足が得られない、という認識のもと、これまでのハードを核にしたビジネスモデルから、課題解決型のサービス・ソリューションを軸にしたビジネスモデルへと、大胆な変革を進めている。「顧客が持つ課題、社会が抱える課題の解決に寄与できる価値を生み出したい」と語る、山口進事業推進部マネジャーに話を聞いた。

山口 進
事業開発本部 事業推進部 マネジャー
1988年、コニカ株式会社(当時)に入社。これまで一貫して光学事業に携わり、一般社団法人日本光学会の理事も務める。「光学技術は変わらないといけない時代。新たな活用法を見い出せたら」と新規事業の創出に意欲を見せる。

プロダクトアウトからマーケットインへ

――御社が新たな成長シナリオとして、オープン・イノベーションを戦略のひとつに掲げている背景を教えてください。

山口:コニカミノルタは売上構成のおよそ8割を複合機(MFP)をはじめとした情報機器が占めるメーカーです。優れた技術力を武器に展開する情報機器事業は主力事業のひとつであることに変わりはありませんが、数年前から、これまでのプロダクトアウトのやり方を脱却し、マーケットインで新たな事業を創出していこうという気運が高まっています。近年はITメーカーを中心に数々のソリューションビジネスが生まれていますが、当社においても、これまで培った技術力を応用して、お客様の課題、ひいては社会の課題を解決する企業へとトランスフォームしていく必要があると考えています。メーカーから「課題解決型デジタルカンパニー」へ、お客様にソリューション提供するビジネスに舵を切ろうとしている今、スタートアップをはじめとする社外の活力は、コニカミノルタの潜在力を引き出す上でも不可欠です。

――社内には、オープン・イノベーションを推進する気風があるのでしょうか。

山口:当社は脱「自前主義」を掲げ、マーケットインに長けた人材を集めた「Business Innovation Center (BIC)」という組織を世界5極体制で2014年2月に立ち上げています。顧客視点で事業を創出する部門で、多様なパートナーとイノベーション創出とその具現化に取り組んでいます。こうした活動を評価していただき、デロイト トーマツ コンサルティングの「イノベーションマネジメント実態調査2016」では、第1位の得点をいただきました。私が所属する事業推進部でも、この追い風に乗ってイノベーションを進めていきたいと思っています。

CPSでワークフローを改革する

――パートナー企業との協業により、どのような事業が可能になるのでしょうか。

山口:私たちは、サイバーフィジカルシステム(以下、CPS)を活用して、ソリューションビジネスを展開したいと考えています。CPSとは、デジタルデータが流通するサイバー世界と実世界を結びつけ、そこに新たな価値を生み出すシステムのこと。実世界からサイバー空間に情報を送る「インプット」については、当社が保有する光学技術が活用できます。非接触のままセンシングできる高度な技術は、当社の強みでもありますから。ただし、その情報を分析して、顧客が求める価値ある「アウトプット」につなげるためには、AIを仕込む必要があります。この「アウトプット」を強化するためにも、AI、ディープラーニングの技術を持った企業との協業が急務だと考えているのです。

CPSを基盤とした事業は、さまざまな分野で応用可能です。例えば、建設業界。建設現場では、今なお個々の職人さんの技と経験に頼っている作業が多く、若い働き手が入ってきても、すぐにはスキルを習得できないのが現状です。でも、このCPSを活用すれば、経験豊かな職人さんの行動をセンシングしてデータ化することで、現場での作業を形式知化することができる。これを若手の指導に活用したり、品質の向上につなげたり、規定の作業を逸脱すればアラートを出すことも可能です。「人の行動をデータサイエンスする」ことで、品質管理や危険行動の防止などに寄与できるわけです。

――なるほど。あらゆる分野に応用できそうですね。

山口:ええ。超高齢化社会が到来し、労働力不足が危惧されている今、ワークフローを改善するソリューション提供には一定のニーズがあると見込んでいます。幸い、私たちは複合機販売によって得た幅広い業種の顧客がいます。この販売チャネルを生かして、各業界の課題に挑戦していきたいですね。

新しい技術を一緒に育てていきたい

――パートナー企業との協業により、どのような事業が可能になるのでしょうか。

山口:私たちが求めている技術は、決して簡単なものではありません。今持っている技術を活用させてもらうというよりは、一緒に開発していくようなレベルの高いものをイメージしています。ですから、当社の技術者とともに、仮説検証を繰り返しながらスパイラルアップし、新しい技術を育てていこうという熱意あふれるパートナーを求めています。技術面だけでなく、スタートアップの俊敏性、フットワークの軽さ、ユニークな着眼点など、私たちが学ぶべきことは多いと期待しています。社会課題の解決というミッションにともに挑み、互いに成長し合える関係が築けることを望んでいます。