トッパン・フォームズ株式会社とブルーイノベーション株式会社は、ドローンやロボット、RFID、画像認識技術を活用した倉庫内棚卸作業のオートメーション化ソリューションの開発・展開に関する協業について合意した。

両社は協業の第一弾として、ドローンでRFIDタグを読み取ることで倉庫内棚卸作業を省力化する仕組みの実証実験サービスを今秋から提供開始する。両社は同サービスの提供を通じて、倉庫内棚卸作業のオートメーション化における運用現場での課題抽出やサービスの高度化へとつなげていくという。

現在、物流業界・倉庫業界では人手不足が顕在化している。倉庫での棚卸作業は、人手で行われているが、棚卸しをはじめとした各種業務の自動化・効率化への要請は高まっている。また、大型倉庫の場合、作業員がリフトに乗り10メートル前後の高所の棚卸しをすることもあり、労働安全衛生の面からも改善が求められている。

トッパンフォームズは、「RFID」を中心に利用用途に応じたICタグなどの媒体、システムをトータルで提供可能なIoTソリューションを強みとしている。

一方でブルーイノベーションは、“One Command Full Mission”をテーマに、複数のドローンを毎回複雑な設定や操作をすることなく一つの指示で自動的に業務を達成することが可能な「Blue Earth Platform(BEP)」(※)と、BEPのサブシステムである独自の自己位置推定技術※1 による正確な屋内自動飛行を強みとしている。屋内のソリューションについては、本年6月、最小限のカスタマイズで素早くソリューション開発可能なインドアフライトプラットフォーム「BI AMY (エイミー)」を開発した。センサーでマーカーを検知し自己位置推定技術±1cmの精度で、施設にマーカーを貼るだけで簡単にセッティングが可能、自由に屋内のソリューションを開発可能、ゲーム感覚の親しみやすいユーザインタフェースで操作可能、これまでと一線を画した斬新なデザインのドローンで構成されている。

トッパンフォームズとブルーイノベーション両社の強みを融合し、RFIDタグの読み取りが可能なドローンとロボットを連携させた倉庫内棚卸作業のオートメーション化ソリューションを開発・展開することで、利用者の課題解決、さらには社会課題の解決へと貢献していくという。

※1 BEP(Blue Earth Platform)とは……ブルーイノベーションでは、「ドローンによるオートメーション化社会」実現のために、ドローンの属性情報、各種センサーから得られるデータを一元的に統合管理し、AI、ブロックチェーンを活用した最適業務が遂行できる基盤プラットフォームであるBEP(Blue Earth Platform)の開発に取り組んでいる。BEPは情報統合管理システム、サーバー通信システム、自己位置推定システム、操縦システムの4つのサブシステムで構成され、そのうちの自己位置推定システムにより、正確な屋内自動飛行を可能にしている。

https://www.blue-i.co.jp/advantage/bep/

実証実験サービスで確認する内容は、以下の通り。


トッパンフォームズについて

トッパンフォームズは、「情報」を核とする「インフォメーション領域」で強みを発揮し、業務効率化に貢献することで企業活動をサポートしている。インフォメーション領域で培った強みを活かすことで、製品・サービスをアナログ、デジタルの双方向から提供可能な「デジタルハイブリッド企業」として新たな価値の創出に取り組んでいる。


ブルーイノベーションについて

「ドローン・ロボットを通じて、世界に貢献するグローバルカンパニーになる」をビジョンに掲げ、ドローンの先駆的サービス・プロバイダーとして、複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのベースプラットフォームであるBlue Earth Platform(BEP)を基軸に、点検、警備、物流、教育・安全、エンターテインメントの5つの分野でサービス展開している。


※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)