大東建託グループ×LUUP | 小型電動アシスト自転車のシェアサイクルサービスに関する実証実験を開始
大東建託グループの主要3社の一つである大東建託パートナーズ株式会社は、 株式会社Luup（ループ）と業務提携契約を締結し、10月15日より同社が展開する小型電動アシスト自転車のシェアサイクルサービス「LUUP（ループ）」の本格導入に向けたポート設置と、サービス提供の実証実験を開始すると発表した。
実証実験に至った背景
大東建託グループは、オープンイノベーションにより新規ビジネスを創出することを目的に、昨年度、「大東建託アクセラレーター2019」を実施した。そのプログラムで採択されたのが、 株式会社Ｌｕｕｐだ。同社は電動マイクロモビリティのシェアサイクルサービスを展開している。
昨今の新しい生活様式の中で、自転車は密を避けられる移動手段として注目されている。こうした背景を受け、大東建託グループとLuupは、「LUUP」導入に向けた第1歩となるこの実証実験を開始する。実証実験を通して、利用状況や需要などの検証を行い、生活者の利便性向上と大東建託グループが管理する賃貸住宅が交通インフラ拠点の一翼を担うという新たな価値を創造することで、街づくりに貢献することを目指すという。
実証実験の概要
■実証期間／2020年10月15日～2020年12月末日
ベールヴァレイ学芸大学（東京都世田谷区下馬6丁目15番14号）
クライミングローズ世田谷（東京都世田谷区上馬1丁目20番7号）
目黒いずみマンション（東京都目黒区下目黒2丁目23番24号）
※設置建物は10月15日時点の状況
■利用方法／「LUUP」専用アプリをインストール後、アプリ上または街中のポートにある自転車のQRコードをアプリで読み取りロックを解除して利用。
※現在、iOS11.0以降、iPhone6以降（iPhoneSEを除く）に対応。Androidには対応していない。
■利用料金／初乗りは10分で100円、1分ごとに15円の課金
電動マイクロモビリティ・シェアリングサービス「LUUP」とは？
「LUUP」は、小型電動アシスト自転車のシェアリングサービスだ。現在、渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で展開しており、将来的には電動キックボードなど、様々な電動マイクロモビリティ・シェアリングサービスの展開を想定している。
同サービスの小型電動アシスト自転車は、コンパクトに設計されているため限られたスペース（※1）でもポート(※2)を設置することが可能だ。そのため、サービス提供エリア内で近距離圏内に複数のポートが設置されており、買い物などで街を回遊したりする短距離移動で手軽に利用できることが強みだ。
※1： 2台分あたり80cm×110cm、または40cm×210cmを想定
※2： LUUPの自転車を借りたり返したりすることができる場所
※関連リンク：プレスリリース
