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阪急阪神不動産×フォーシーカンパニー×ビットキー×彩都建設推進協議会 | 「彩都スマートシティコンソーシアム」を設立

阪急阪神不動産×フォーシーカンパニー×ビットキー×彩都建設推進協議会 | 「彩都スマートシティコンソーシアム」を設立

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阪急阪神不動産株式会社、株式会社フォーシーカンパニー、株式会社ビットキー、および彩都建設推進協議会(大阪府、茨木市、箕面市などで構成)は共同で、「彩都スマートシティコンソーシアム」を設立。本コンソーシアムを主体として、大阪府北部の箕面市と茨木市にまたがる国際文化公園都市・彩都において、スマートシティ実現に向けた生活のプラットフォーム構築のための活動を行うと発表した。なお、彩都スマートシティコンソーシアムは、内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省が運営する「スマートシティ官民連携プラットフォーム」(※1)に参画し、大阪府の補助金(※2)採択を受けているという。

※1: スマートシティの取組を官民連携で加速するための組織。

※2: 大阪府商工労働部「第四次産業革命に関連する先端技術などの実証実験」に対する補助金。

第一弾として、非接触(顔)認証の実証実験を実施

彩都スマートシティコンソーシアムでは、彩都におけるスマートシティの実現に向け、まずは2020年12月から、阪急阪神不動産が分譲したマンションなどにおいて、ビットキーの技術を活用したマンションエントランスの自動ドアを非接触で解錠できる顔認証システムを用いた実証実験を開始する。このシステムを利用することで、鍵を取り出すことなく入館することが可能になる。

また、専有部玄関扉にスマートロック(※3)を設置することで、家事代行・宅配など外部サービス事業者にマンションエントランス、および専有部玄関扉の時限パス、ワンタイムパスを発行することができ、不在時を含め、非対面/非接触での外部サービスの利用も可能となる。

今後は、2025年開幕の大阪・関西万博に向けて、モビリティや決済サービスなどとの連携を含むサービス拡充を検討しており、デジタル技術を活用した、より安心・便利なスマートシティの実現に向けた取り組みを強化していく考えだという。

※3: スマートフォンのアプリを使って開閉することができる鍵(2021年2月以降、モニター募集予定)


「彩都スマートシティコンソーシアム」設立の背景

彩都は、2004年にまちびらきした大阪府の北部に位置するニュータウンだ。まちびらきと同時に会員制コミュニティ組織「彩都スタイルクラブ」(※4)を中心として、各マンション共用施設の相互利用、会員専用ポータルサイトの提供やイベントの実施など、住民主導でコミュニティが形成されるよう取り組んできたという。

一方で、まちびらきから16年が経過し、共用施設の利用の際には管理員との鍵のやり取りや、一部対面での利用料金の支払い、施設利用後の清掃点検を紙でチェックして提出するなど、利用者と運営者、管理者共にアナログな手続きが残っており、時代の変化に伴ったテクノロジーの活用が課題となってきた。

そこで、新たに設立した「彩都スマートシティコンソーシアム」は、これまで彩都に整備されてきた共用施設などのハードや地域サービスなどのソフト、コミュニティ基盤(会員組織やポータルサイト、共用施設、自治体連携など)を、テクノロジーと組み合わせることで、より安心・便利なスマートシティとして新しいライフスタイルを提供することを目的としている。

※4: 彩都に居住する住民が加入することができるコミュニティ組織(2015年に運営主体を一般社団法人コミュニティ彩都から株式会社フォーシーカンパニーへ移管)

「彩都スマートシティコンソーシアム」における各社の役割

<阪急阪神不動産/住宅開発・コミュニティ支援>

マンションや宅地戸建ての分譲事業といった住宅開発を行う一方で、住民間のコミュニケーションの活性化を目指した「彩都スタイルクラブ」の運営を担ってきた。このほか、各マンション等の共用施設の相互利用、住民向けコミュニティイベントの実施や、地元農家と協働でのお米づくりなど、住宅開発にとどまらず様々な住民間のコミュニティ形成をサポートしている。

<フォーシーカンパニー/コミュニティ支援>

コミュニティの立ち上げ・育成・活性化のためのきっかけ、仕組みの企画業務を担当するフォーシーカンパニーでは、会員専用ポータルサイトのリニューアルで相互利用できる施設利用の簡便化を図り、集う機会を増やすことでコミュニティ活性化を図る。また順次様々なデジタル機能を付加して会員のみならず、まちのコミュニティ活動の維持継続につなげていく。

<ビットキー/技術提供>

暮らしのコネクトプラットフォーム「homehub」を軸に、共用施設への顔認証スマートロックや、住居部へのスマートロック導入、および共有設備の予約、生活に便利な様々なサービスとの連携など、あらゆるサービスやモノがコネクトするための技術提供を担う。

<彩都建設推進協議会/行政連携>

彩都のまちづくりを推進する彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会は、大阪府、茨木市、箕面市、都市再生機構や民間開発事業者をはじめ、経済団体、大学、研究機関等が参画した団体だ。協議会では、彩都のスマートシティ実現に向けて、関係する行政機関や公共交通事業者等との調整窓口を担う。

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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