エイベックス株式会社は、株式会社大広、SOOTH株式会社、株式会社ヒトクセ、株式会社ビデオリサーチ、ソネット・メディア・ネットワークス株式会社の共同研究プロジェクト「気持センシングラボ」に参画したことを発表した。

「気持センシングラボ」は、生活者にとっての心地よいコミュニケーションを創造していくため、テクノロジーを活用して生活者理解を深めることを目的に昨夏発足したプロジェクトだ。

第1弾として「動画」領域での研究をスタートさせ、プロジェクト全体のプロデュースを大広が担当。脳波や視線などのバイタルデータのセンシングおよび分析・評価を行うSOOTH、独自保有する生活者セグメント「ひとセグ」を活用した高度な分析を行うビデオリサーチ、独自のトラッキング技術を活用した動画配信時のユーザー行動分析を行うヒトクセ、ユーザーインサイトの抽出や動画視聴完了による生活者行動の分析・評価を行うソネット・メディア・ネットワークスと共に取り組んでいる。

今回、エイベックスは独自に開発した人の顔の表情を解析するシステム「来場者分析システム」を用いて、表情解析を担当。表情を判別して、人がどのようなコンディションであるか解析する。「来場者分析システム」とは、AIで会場内に設置したカメラで来場者の顔を検知し、ライヴの盛り上がりや演奏されている楽曲と、感情との関連性を分析・数値化するもの。

同システムでは同時に大人数の解析ができるため、被験者の数を増やしやすく、かつ安価に実現することが可能。エイベックスの参画により、脳波や視線などのバイタルデータ(生体情報)の分析データと、表情による感情の解析データを掛け合わせることが可能になり、ラボ内の新たなデータ軸が増えるだけでなく、調査規模やユースケースの拡大にも貢献できると考えているという。


■「来場者分析システム」とは

より満足度の高いライヴ・イベントの実現に向けて、マイクロソフトのAIサービス「Microsoft Cognitive Services」を活用して当社が独自開発した、ライヴ来場者分析システム。AIで会場内に設置したカメラで来場者の顔を検知し、ライヴの盛り上がりや演奏されている楽曲と、「怒り」「軽蔑」「嫌悪感」「恐怖」「喜び」「中立」「悲しみ」「驚き」の感情との関連性を分析・数値化するもの。

従来、ライヴ・イベントの客観的な評価は、定性的な指標によるものだったが、来場者の反応を数値化することで、定量的な効果測定の難しいエンタテインメントの客観的な評価が可能になり、イベントの質や満足度の向上に繋がるという。


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(eiicon編集部)