TOMORUBA

事業を活性化させる情報を共有する
コミュニティに参加しませんか?

AUBA
  1. Tomorubaトップ
  2. ブログ
  3. 勘違い注意! それ、目標?手段?
勘違い注意! それ、目標?手段?

勘違い注意! それ、目標?手段?

山本 教夫

 もう少し目標についてお話ししましょう。

目標のバランス

 私の師、Lou さんのお薦めは次の12カテゴリーでした。

 1. 人間関係
 2. 家族
 3. 健康
 4. メンタルヘルス
 5. 社会
 6. 仕事・キャリア
 7. 教育・勉強
 8. レジャー・レクリエーション
 9. 地域での役割・ボランティア
10. 老後
11. 信仰(心のよりどころ)
12. 自分のこと

  何か気付かれたでしょうか?

お金は目標?

 はい、『お金』に関する項目が無いのです。

「○○にこのくらいの家が欲しい。 ガレージにはこんな車を…。 それには1億円ぐらい…」という場合の1億円は、手段です。

 このように、お金は目標になりにくいのです。

仕事は目標?

 実は、上のリストに載っていますが、『仕事』も注意しなければいけません。

 私はよく、トロイの遺跡を発見したシュリーマンの話で例えます。

 幼いシュリーマン君は、聴かされた御伽噺を本当の話だと信じ、トロイの遺跡を見つけようと強く想います。

 シュリーマンは、考古学者になったのではなく、ビジネスで財を築きました。

 この例では、仕事 (ビジネス) はトロイの遺跡を発見・発掘するための手段だったのです。

目標とは替えの無いもの、

 手段は別のものでも構わないもの、と言えば解りやすいでしょうか。

 そうすると、目標も考えやすくなります。

 あなたにとって、替えが無いと想えるくらい、考え抜いたものこそ、目標となります。

 目標は自分事であることが第一条件、外から与えられた目標(らしきもの)は、そのまま達成しようと頑張ってはいけない、と言っている理由がこれです。

目標を叶えるには

 参考の12カテゴリー、全て埋められると、人の目標は100人いれば1000個以上になります。

 これだけの目標に対して適切なアドバイスを行うためには、個人の経験ではカバーしきれないことが解るでしょう。

 ましてや、目標とは未来を観た話。
 変化のスピードがますます速くなる今後、過去の例が、賞味期限を切らし、役に立たなくなる時間も短くなっていきます。

 ですから、再現性が保証されている、科学的なアプローチが有効なのです。

 目標の話ばかり続けています。

 新しい年を迎え、新しい習慣を身に付けようと想われている方がいるかも知れませんね。

 次回は習慣のお話をしましょうか。

 メールマガジンでは、読者向けキャンペーンも含めて
全文お読みいただけます。
 ご登録は、こちらの登録フォームからお願いします。

『一生の知恵となる 認知 (脳) 科学コーチング メールマガジン』

 YouTube も少しずつアップしています。

 チャンネルはこちら

 当社セミナーは少人数制です。
 参加者の具体的な悩みや案件にお応えすることで、理解を深めていただいております。

 満足度平均 90%のセミナーはこちら

山本 教夫アーク合同会社

横浜生まれ横浜育ち

地元工業高校から短期大学を経て、ソニー株式会社に入社

数十の商品設計リーダーとして実績を残しつつ、人の心や脳機能について興味を持つ。

ルー・タイス氏と苫米地英人氏に師事し、最も歴史がありかつ最新のコーチング技術・スキルを修得。

ソニー株式会社を退社後、個人事業を経てアーク合同会社を設立。

個人セッションの他、平均満足度89%のセミナーを年間100回以上開催するマインドコーチとして活動中。

アーク合同会社

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件


    おすすめブログ

    • 『今年の目標』のワナに注意!

       私が毎年この時期に、セミナー等を通じてお話ししていることがあります。 それは、「今年の目標を立てよ

      山本 教夫

      4年前

    • 脱炭素、30年目標

      以前( 京都議定書 )は、「 CO2マイナス何パーセント 」と言っておりました。 EU( ヨーロッパ連合 )が自国の製造業を守るため、関税( GATT/WTO )に変わる新しい障壁として生み出された炭素税がベース。 主目的は、アジア( 主に中国向け )です。  第1位:中国( 28.2% )( GDP2位 )第2位:新大陸アメリカ( 14.5% )( GDP1位 )第3位:インド( 6.6% )( GDP5位 )第4位:ロシア( 4.7% )第5位:日本( 3.4% )( GDP3位 )第6位:ドイツ( 2.2% )(GDP4位 )第7位:韓国( 1.8% )第8位:カナダ( 1.7% )( GDP10位 )第9位:インドネシア( 1.5% )第10位:メキシコ( 1.4% )  仮に「 GDP 」が国力を示す一つのスケールとすると経済力( GDP )3位に日本は、温室効果ガス排出量では5位であること。 これは、ガス排出量4位のドイツ( GDP4位 )とガス排出量13位のイギリス( GDP7位 )とを足すと同じくらい… ( GDP6位 )フランスがガス排出量では15位( 0.9% )でいられる理由はご存知の通

      倉持幸司

      3年前

    • 目標は多く満遍なく!

       ここで尋ねている“いくつ”とは、「いくつのカテゴリーで目標を持っていますか?」という意味。「あれと

      山本 教夫

      4年前