株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社(以下、ソニー)と共同で、QUICPay+(クイックペイプラス)に対応した指紋認証機能つきFeliCaTMデバイスを開発したと発表した。同デバイスは、2019年10月16日(水)、17日(木)にハワイで開催された「第16回JCB世界大会」で、初めてお披露目されたという。


指紋認証機能つきFeliCaデバイスとは?

指紋認証機能つきFeliCaデバイスは、指紋センサー(丸い部分)に指をのせ、あらかじめ登録しておいた指紋と照合することにより本人認証が完了するデバイスだ。本人認証用途に使用できるほか、電子マネーQUICPay+として、国内のQUICPay+加盟店で使うことができる。指紋認証により、これまで以上に安全、安心、簡単な決済を可能にするデバイスだという。

従来、携帯電話・スマートフォンでのFeliCa対応決済では、生体情報を利用した本人認証が使われてきたが、携帯電話・スマートフォン以外の個人で保有するFeliCa対応決済機器に、生体認証機能が搭載されるのは今回が初となる。縦7センチ・横3センチほどの小型・軽量デバイスなので、持ち運びやすさを活かし、次のような利用例を想定しているという。


コンサート会場やスポーツ施設など

入場時にデジタルチケットとして利用することで、不正入場や不正転売防止に役立ち、会場内ではグッズ等の決済でも使用することが可能。

自動車や自転車等のシェアリングサービス

本デバイスでの事前決済後、利用時の本人認証として使用することでスムーズな利用が可能。


今後について

JCBは、2019年9月より本デバイスのPOC(Proof of Concept:概念実証)を開始し、スムーズな認証や決済が可能となる形状や仕組みなど、ユーザエクスペリエンス向上に向けた研究を重ねている。2019年中にPOCを終了し、2020年の本デバイスの実用化を目指していく。同社は、今後もお客様ニーズに応える安心安全なサービス、商品を開発していくという。


※FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式で、ソニー株式会社の登録商標。

※QUICPay+はJCBが提供する非接触IC決済サービスで、JCBの登録商標。

 

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(eiicon編集部)