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ヤマハ | 島根県雲南市や竹中工務店等と「グリーンスローモビリティ実証事業」を開始

ヤマハ | 島根県雲南市や竹中工務店等と「グリーンスローモビリティ実証事業」を開始

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ヤマハ発動機株式会社は、島根県雲南市、株式会社竹中工務店、NPO法人ETIC.と共同で、島根県雲南市の市街地の主要施設をゴルフカーをベースとした電動小型低速車両で巡回する「グリーンスローモビリティ実証事業」を開始した。

この取り組みは、2019年4月に締結した雲南市の地域課題の解決を目的とした上記4者での連携協定に基づくもので、ラストマイルモビリティの利用機会をつくり地域住民の外出機会の創出をすることで、市民のコミュニケーション機会の増進や健康づくりを促すことを狙いとしている。

雲南市は、年々65歳以上の人口割合が高まる一方で、地域住民参加型の地域創生や社会課題の解決に向けたチャレンジが盛んで、近年は住民主導の医療ネットワークの構築や若年層の移住・起業が増加するなど、新しいアイデアが活力を生んでいる自治体。地域住民が世代に応じたテーマに取り組む「こどもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジ」など、全国的にも先進的な地域活性化の取り組みがなされている。

ヤマハはこれまでも雲南市と連携し、同市の交通課題解決を目的とした低速の電動小型車両の利活用や事業創出のためのアイデアソンを同市民とともに取り組むなど、地域に根ざした課題解決への活動を進めてきた。

この取り組みは、同社の中長期成長戦略「ART for Human Possibilities, Rethinking Solution」の一環。同社は、電動カートなどの小型の低速モビリティをラストマイルの移動ソリューションとして提供することで、「スローモビリティのあるまちづくりへの貢献」「ヤマハ発動機らしい移動価値の創出」を進め、交通・健康・産業振興といった重要な社会課題の解決や楽しい移動価値の創出を目指しているという。

■実証事業の概要

実証事業名:グリーンスローモビリティ実証事業

場所:島根県雲南市内

期間:2019年10月28日~12月6日 ※天候条件等により前倒しで終了する可能性あり

車両:AR-07公道走行仕様(ゴルフカーをベースとした電動小型低速車両、定員7名)

車両台数:2台

実施目的:電動小型車両による巡回サービスの社会受容性や運用体制の検証

走行ルート:約4km(駅、病院、地域交流センター、スーパー、などを巡回)

■グリーンスローモビリティ(GSM)とは 

時速20km/h未満で公道を走行する4人乗り以上の電動モビリティ。国土交通省や環境省が、観光客の利便性の高い周遊手段や高齢者の移動のための交通手段の確保を目的として、環境にやさしいグリーンスローモビリティの普及を推進しており、地域の交通課題に応じた実証事業に対して支援をしている。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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