ブロックチェーン技術等のテクノロジーを活用した業務プロセスのデジタル化を推進する株式会社LayerXは、ジャフコ、ANRI、YJキャピタルを引受先とし、総額約30億円の資金調達を実施した。


資金調達の背景

同社は2018年8月1日の設立以来、ブロックチェーン技術にコミットし事業展開を進めており、2019年10月には日本で初めてEthereum Foundation Grants Programの対象企業に選定されるなど、研究開発部門において着実に成果を上げている。2019年11月には株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループとの協業、2020年4月には三井物産株式会社と「三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社」を設立するなど、様々な領域でブロックチェーン技術を活用し、実証実験のみならず具体的な商用化の取り組みを推進している。 デジタルを軸にした経済活動が進む中、新型コロナウイルスの感染対策を受け、7割超の企業がIT戦略の遂行を「加速する」と回答するなど企業活動における「デジタル化」及び「DX」のニーズは増加傾向にあり、多様な産業の企業から問合せをもらう機会が急速に増加しているという。

こうした背景から、同社が掲げる「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションの実現に向けた取り組みを強力に推進するべく、資金調達を実施したという。今回調達した資金は、商用化のための事業会社設立資金や、これらに対応した事業及びプロダクト開発、並びに人材採用に充当する予定。


投資家コメント

【三好 啓介氏(ジャフコ 取締役パートナー)】

コロナ禍は、日本の様々な課題を剥き出しにしました。それが、DXという大きな潮流を更に加速させています。「ブロックチェーン」はテクノロジーキーワードではなく、インフラの再構築に向けた実需フェーズに移り変わりました。福島社長のもとには、志を持ったメンバーが続々と参画してきています。時代の転換点・困難な環境下に、次の時代を担うメガベンチャーは出現します。私は、LayerXは正にその1社だと確信を持っています。

【佐俣 安理氏(ANRI 代表パートナー)】

スタートアップの使命、それは「テクノロジーの社会実装」です。その意味においてLayerXの存在はまさにスタートアップそのものだと考えています。尊敬する経営者であり親友の福島さんと、素晴らしい仲間たちと極めて難しく意義がある挑戦をできることを誇りに思っています。

【堀 新一郎氏(YJキャピタル 代表取締役)】

あらゆるものがインターネット化していく。YJキャピタル創業以来、リアル産業のインターネット化を投資戦略に掲げて活動してきました。2020年になり、時代は産業構造の変化の旗手としてDXを標榜するようになりました。DXを実現するために必要不可欠なインターネットとブロックチェーン。日本から世界に羽ばたいていくであろうLayerXと共にUPDATE INDUSTRYしていきたいです!

【湯田 将紀 氏(YJキャピタル インベストメントマネジャー)】

ブロックチェーンで既存産業を変革するという難しい挑戦が本当に可能なのか。LayerXのことを知れば知るほど、期待は確信に変わっていきました。福島さん率いる素晴らしいチームと変革の歩みをご⼀緒できることに、とてもワクワクしています。


<株式会社LayerXについて>

「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに、ブロックチェーン技術を軸として、金融領域を始めたとした様々な産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している。信用や評価のあり方を変え、経済活動の摩擦を解消し、その恩恵を多くの企業や個人が受けられるような社会を実現していく。

事業内容:経済活動をデジタル化する支援全般(DX事業)、ブロックチェーン技術を活用した事業開発、ソフトウェア開発、R&D


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