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阪神甲子園球場×ビットキー | 顔認証による入場管理の実証実験を実施、まずは会社関係者からスタート

阪神甲子園球場×ビットキー | 顔認証による入場管理の実証実験を実施、まずは会社関係者からスタート

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阪神電気鉄道株式会社は、コネクトテックカンパニーの株式会社ビットキーと協業し、阪神甲子園球場において会社関係者を対象に顔認証による入場管理の実証実験を実施すると発表した。

実証実験を行う背景

阪神電気鉄道は、新しいスポーツの楽しみ方を開発・提案することを目的として、積極的な協業や実証実験に取り組むことで、外部のアイデア・技術と自社の資産・ノウハウを掛け合わせるオープンイノベーション戦略を推進している。

阪神甲子園球場では、非接触での入場認証を実現するために、2020年度からチケットに印字されたQRコードを人が端末で読み取る認証方式を導入しているが、今回の実証実験はこの非接触化への取組みをさらに推し進めるとともに、将来の新しいスタジアムのあり方を検討することを目的として実施するものだという。具体的には、顔認証技術を入場管理に活用することにより、入場認証プロセスがより簡素化されることで、待ち時間が軽減されるなど、より快適に球場に入退場できることが期待される。

実証実験の協業相手となるビットキーは、あらゆるものをつなぐことに強みを持ち、自律分散型のデジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」(※1)などを独自開発している企業だ。同プラットフォームを基盤に様々な機能を拡張していくことができれば、入場管理にとどまらず、顔認証による決済や、社内データと顔認証データを掛け合わせた高精度なデジタルマーケティングなど、「顔パス」「手ぶら」「個々の顧客に最適化された情報受信」などの新しい球場体験の実現が可能となる。阪神電気鉄道は、これらがスタジアムのあり方を大きく変える可能性があると考え、この実証実験を実施することにしたという。

今回の実証実験は、会社関係者を対象とした基礎的な内容のものだ。本実証実験の結果を踏まえて、今後さらに実証実験の規模・内容を拡大するなどして、実用化の可能性を検討する。

※1: 認証・認可、ID連携、分散システム、暗号化技術などを研究し、独自に組み合わせて応用・開発した“世界中のあらゆるものを柔軟につなぐ”デジタルコネクトプラットフォーム。「ID 間の読替え」に加え、「オンライン本人確認(eKYC)」技術も有しており、様々な事業に応用可能な高い汎用性が特長。本人の認証手段の一つとして「顔認証」が提供されている。

実証実験の内容

(1)目的/新しいスタジアムのあり方を検討するための顔認証技術の実用性の検証

(2)概要/ビットキーが提供するシステムに、実験対象者の顔情報を事前に登録。実験対象者が、球場入場時に顔認証システムが搭載されたタブレット端末に顔を読み取らせると、認証結果を判定する。

(3)対象者/会社関係者 約40名

(4)場所/阪神甲子園球場 関係者入口

(5)実施期間/2021年1月21日(木)~2021年3月下旬(予定)

※関連リンク:プレスリリース

TOMORUBA編集部

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