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八王子市×ジモティー | 粗大ごみのなかで使用可能なものをジモティーを通じてリユースする取組を実施

八王子市×ジモティー | 粗大ごみのなかで使用可能なものをジモティーを通じてリユースする取組を実施

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地域の情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーは、自治体と連携しリユースを促進する取組の一環として、東京都八王子市と、回収した粗大ごみのなかでまだ使用可能なものを「ジモティー」に掲載し、地域住民の方に譲渡する実証事業を実施した。結果として、2022年1月に行った実証実験で出品した粗大ごみの95%以上を譲渡し、約0.8トンの粗大ごみを削減したという。

背景

ジモティーは「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域情報サイト「ジモティー」を運営している。現在、月間1,000万人以上に利用されており、ここ数年で注目を集めているリユース分野においても、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供している。

今回の取組は、「ジモティー」を活用し、まだ使える不要品の引き取り手を募集することで、粗大ごみの削減に寄与することを目的に実証事業を実施した。

実証事業の内容

実証事業では、戸吹クリーンセンターで回収した粗大ごみのうち、まだ使用可能な物の情報をジモティーに掲載し、引き取り手を募集した。結果として、合計145点を出品し、その内の95%以上にあたる139点を希望する引き取り手に譲渡することに成功した。譲渡した全139点の総重量にあたる粗大ごみの減量効果は約0.8トンとなる。

今回の取り組みでは家具や収納ケースの出品を多く行い、プラスチックを含んでいる製品も多数リユースすることができた。譲渡された利用者からは「良いものを無料で譲ってもらい嬉しい」などといった声も届いているそうだ。

譲渡された家具


ジモティーでは、今回と同様にジモティー上にアカウントを設けてモノを出品する取り組みを、現在リユース協定を締結している41箇所の自治体のうち、14箇所の自治体にて実施している。今後も、持続可能な社会の実現を目指し、地域の人たちがより不要品を簡単に地域の人たちへ譲渡できる取組を通じ、リユース活動促進をさらに強化していく。

地域情報サイト「ジモティー」について

ジモティーは月間で1,000万人以上が利用する地域の情報サイトで、「売ります・あげます情報」「求人情報」「不動産情報」「助け合い情報」等のカテゴリ別になった情報が、都道府県別や市区町村別に掲載されている。ユーザーは登録料や手数料が一切かからず無料で利用できるため、地域の情報インフラとして全国各地に広がっている。

近年の事例としては、自治体と提携したリユース活動の促進、食品の譲渡や販売を通じたフードロス削減、災害時におけるボランティア情報のやり取り、ひとり親への支援活動といった用途が増加している。2021年9月に発表された第4回エコプロアワードにおいては、最高位の一つである「環境大臣賞」を受賞するなど、サーキュラーエコノミーを体現するサービスとして評価を得ている。(URL) https://jmty.jp/

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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  • 増山邦夫

    増山邦夫

    • エンジニア管理者
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