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三菱地所 | 新たなスタートアップ投資ファンド「BRICKS FUND TOKYO」を始動、 “成長産業の共創”を目指す

三菱地所 | 新たなスタートアップ投資ファンド「BRICKS FUND TOKYO」を始動、 “成長産業の共創”を目指す

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三菱地所株式会社はこのほど、社会課題の解決や産業構造の転換など中長期的な社会インパクトの創出に挑むスタートアップへ投資する「BRICKS FUND TOKYO by Mitsubishi Estate」(以下、本ファンド)を開始する。今後5年間で国内外のスタートアップに100億円程度の出資を想定、出資したスタートアップの技術やサービスの社会実装を支援し、成長産業の共創を目指すという。


本ファンドは、「起業家のビジョンを社会に実装し 次の時代の礎を築く」をミッションに、3つの投資テーマ・12の注目領域を設定している。出資先に対しては、三菱地所グループの経営基盤を活かした営業支援、大丸有エリア等における実証実験の実施、事業共創・協業の推進といった社会実装支援を通じ、中長期的な企業価値向上に貢献する方針だ。ファンド運営にあたっては、独立系ベンチャーキャピタルのプライムパートナーズと共同運営し、投資先の選定や経営支援などの体制を強化する。

三菱地所はこれまでも、アクセラレータープログラムの実施のほか、スタートアップ・エコシステムの形成に向け、スタートアップ向け施設やイノベーション拠点の整備を進めてきた。また、国内外のスタートアップやベンチャーキャピタル等に対し、2016年より累計約200億円を出資(コミットメント分含む)し、新事業案件の発掘や既存事業とのシナジー創出を図ってきた。

本ファンドの設立により、既存事業の枠にとらわれないイノベーションの創出とビジネスモデル革新を一層加速させ、成長領域における国内外のスタートアップの探索・共創機能を強化。今後、スタートアップ等とのオープンイノベーションをさらに推進し、ビジネスモデル革新の実現を目指すとともに、日本のスタートアップ・エコシステムの発展に貢献していく考えだ。

なお、スタートアップ・エコシステムに対する出資総額は、国内外のベンチャーキャピタルへの投資などと併せ、2020年代半ばまでに累計500億円(コミットメント分含む)となる見込みだという。

「BRICKS FUND TOKYO by Mitsubishi Estate」概要

■投資対象:成長産業における高いポテンシャルを持つ国内外のスタートアップ

■対象ステージ:アーリーステージを中心にミドル・レイターステージにも幅広く投資

■投資規模:今後5年間で100億程度の出資を想定

■チケットサイズ:数千万円~5億円

■投資エリア:日本を中心に北米など海外のスタートアップにも積極的に投資

3つの投資テーマと12の注目領域について

成長領域において革新的なテクノロジーやビジネスモデルを有する国内外のスタートアップに積極的にアプローチし、社会課題の解決や産業構造の変革といった中長期的な社会インパクト創出を目指す。


投資先への提供価値

三菱地所グループの持つネットワークを活用した営業支援、事業共創、大丸有エリアを活用した実証実験の推進など社会実装を通じた投資先企業価値の向上を図る。


三菱地所のオープンイノベーションおよびスタートアップ・エコシステムの取り組み

▼概念図


※取り組みは一部抜粋

株式会社プライムパートナーズについて

プライムパートナーズは国内外スタートアップへの投資/成長支援を通じて国内大手企業のオープンイノベーション推進を支援するベンチャーキャピタルだ。米国・欧州・アジア・日本にてこれまで60社以上のスタートアップに投資をしてきており、国内投資先はもちろんのこと、海外投資先の日本参入などハンズオン支援を数多く手掛けている。

※関連リンク:プレスリリース 

TOMORUBA編集部) 

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