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【9/27開催】2クリックで「誰もがオープンイノベーションを体感できる世界」へーーJOIF2022

【9/27開催】2クリックで「誰もがオープンイノベーションを体感できる世界」へーーJOIF2022

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2022年9月27日に開催される「Japan Open Innovation Fes 2022(JOIF2022)」(以下、JOIF<ジョイフ> )。2017年から始まったオープンイノベーションの祭典に、これまで多くの大企業、中小企業、スタートアップが参加してきました。

第6回目となるJOIF2022は、"イノベーションを志すプレイヤー、全集結”をテーマに、これまでにない豪華なカンファレンスとマッチングシステムによりオープンイノベーションを前進させる1日を目指しています。

今回は、JOIF2022を主催するeiicon company 代表/founderの中村亜由子、CDO/COOの富田直に加え、イベントのPMを担う栗山彩香(プラットフォーム事業本部長)にインタビューを実施。毎回アップデートされていくJOIFですが、今回はこれまでにない大きな変化があると言います。

新たなステージに突入したJOIFについて、その魅力と有意義にイベントを楽しむためのポイントを聞きました。

6度目の開催となるJOIFの軌跡と見どころ

ーーまずは今回で6回目となるJOIFの歴史について聞かせてください。

中村:JOIFの歴史はeiicon companyの歴史と同じと言っても過言ではありません。2017年2月に私たちのサービス「AUBA」をローンチし、同年の秋には第1回目となるJOIFを開催しました。サービスをリリースしただけでは、オープンイノベーションは浸透できないと思ったのがイベントを始めたきっかけです。

当時はまだ「オープンイノベーションは概念でしかなく、それを実際の事業に当てはめるなんてナンセンスだ」と言われていた時代。それでも私たちはオープンイノベーションが日本を再興させる有効な手段だと信じていました。その信念を発信する場として始めたのがJOIFなのです。

ーーこれまで5回開催してきましたが、手応えはいかがですか?

中村:日本におけるオープンイノベーションの浸透に寄与できたと思います。コロナ禍に入ってからは会場をオンラインにシフトし、それまで参加を足踏みしていた企業さまにも気軽にアクセスできる設計をしてきました。

これまで参加していた大企業や中小企業、スタートアップに留まらず、大学も気軽に参加してくれるようになりましたし、複数社での共創プロジェクトも生まれるようになっています。イベントを続けてきたことで、多くの企業にオープンイノベーションという手法を認知してもらえるようになってきたと実感しています。


▲eiicon company 代表/founder 中村亜由子

ーーこれまでJOIFを通して共創に至った事例もあれば教えてください。

中村:一例ですが、水道事業を行っているミズカラ様と、環境事業を行っているGNE様の事例があります。両者はターゲット層が似ているので、お互いの顧客を紹介しあってシナジーを生み出しているようです。こちらの事例は記事(※)にもまとめているので、興味のある方はご覧ください。

vol.73 AUBA活用事例インタビュー 共創対談・JOIFで出会い共通の課題にアプローチするため共創に発展! /ミズカラ株式会社×株式会社GNE 

ーーJOIF2022はトークセッションの登壇者を見ても豪華な顔ぶれが並んでいますね。

中村:そうですね。これまでのJOIFのトークセッションにも登壇いただいた阿久津智紀さん (株式会社TOUCH TO GO  代表取締役社長/JR東日本スタートアップ株式会社 シニアマネージャー)や今野穣さん(株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ  代表パートナー)、中馬和彦さん(KDDI株式会社 事業創造本部 副本部長)に加え、藤本あゆみさん(Plug and Play Japan株式会社 執行役員CMO/一般社団法人スタートアップエコシステム協会代表理事)、さらには衆議院議員である平将明さんにも登壇していただけるようになりました。

主催する側としては、スタートアップや大企業、産学官連携など様々な立場で語ってもらえるイベントにしたいので、各領域で最前線を走っている方々に登壇してもらっています。

加えて、今回は100社ほどのブースを用意しており、名前に負けず国内最大級のイベントになる予定です。会場のデザインもフェスをイメージしてデザインチームが作ってくれているので、参加者の方々には大いに楽しんでもらえると思います。

ーー中村さんなりの見どころを聞かせてください。

中村:いつも人気の高いトークセッションはもちろんですが、コラボレーションバトルやスタートアップピッチといったコンテンツも見ものだと思います。この2つのコンテンツに関してはテレビ東京とコラボして田村淳さんも参加してくれますし、経済コンテンツメディアを運営するPIVOTさんとのコラボもあるのでどんな化学反応が起きるのか楽しみです。

加えて今回からエコシステムパートナーズというブースも設置しており、全国のコミュニティにも参加してもらう予定です。JOIF2022のPMを担う栗山彩香(プラットフォーム事業本部長)が新しく始めた取り組みで、JOIFの新しい柱となるコンテンツになると思います。


▲昨年度開催「JOIF2021」のコラボレーションバトルの様子。

ーー昨年に続き、オンラインでの開催となりますが、オンライン開催についてどのようなメリットを感じていますか?

中村:人の目ではなく鳥の目で会場を俯瞰できるので、ツールにさえ慣れればリアルな会場よりも高度な体験ができると思っています。例えばリアル会場なら人とぶつかりながら何十分とかけて移動するのを、オンラインなら一瞬で移動できますよね。

加えてリアルなら遠くからしか見れないトークセッションも、オンラインなら目の前で視聴できます。どんな企業が会場にいるのかわかる機能もあるので、それらを駆使すればリアルよりもマッチングしやすくなるはずです。

ーー様々な機能がある分、それらを使いこなせるかが鍵になりそうですね。

中村:コロナ禍になった当初では、まだオンラインツールに慣れていない方も多かったですが、3年目ともなるとツールを使いこなしている方も多いように感じます。一方で、まだまだ慣れない方もいるので、そのような方でもイベントを楽しんでもらえるようサポートスタッフを十分に配置する予定です。

どんな方でも出会いを楽しんで貰える仕掛けを用意してもらっているので、ハードルを感じずに参加してほしいと思います。

PM・栗山が仕掛ける、「誰もが出会える仕掛け」の数々

ーー今回はPMの栗山さんがイベントを大きくアップデートされたようですね。特に大きく変化したポイントについて聞かせてください。

栗山:一番大きな違いは、全国各地でスタートアップエコシステムを構築している「エコシステムパートナー」を巻き込んだことです。日本全国には現地のスタートアップを巻き込んだ素晴らしいエコシステムがあるので、彼らにスタートアップと共に出展してもらうコーナーを設けました。

全国のエコシステムを巻き込むことで、彼らと一緒にオープンイノベーションを浸透させていけたらと思いますね。全国から一堂に集められるのもオンラインならではだと思います。


ーー他にオンラインならではのよさは感じていますか?

栗山:出会う効率がとてもよくなったと思います。JOIFをオンラインに切り替えてから1時間で2~3社と話せるようになったという話も聞きますし、一度に3社以上で話している場面もよく見かけるようになりました。

2社で話しながら「さっき話してたあの会社も一緒に話せばいいんじゃないか」という風になるそうです。リアルのイベントでは人を探すのも大変ですが、オンラインならすぐに見つけられるので複数社での話し合いもしやすくなったと思います。

また、リアルイベントでも商談スペースは作っていましたが、それはパーテーションで区切った簡易的なもの。コンフィデンシャルな話をするには心許ありませんでした。その点、JOIFの会場に設置したオンラインブースなら他の参加者には聞こえないので、心置きなく話せるのも大きなメリットだと思います。


▲eiicon company プラットフォーム事業本部長 栗山彩香

ーー 一方でオンラインに慣れていない参加者もいると思いますが、そのような方に対するサポートがあれば教えてください。

栗山:オンラインでは自分から話しかけにくいという方もいるので、そのような方にスタッフがお繋ぎする仕組みもあります。会場にいる企業のリストを用意しているので、そこから出会いたい企業をフォームに入力してもらえれば、スタッフが探してお繋ぎします。

みんなが出会えるイベントにしたいと思っているので、サポートスタッフには十分な人員を割いていますし、念入りに設計しました。

ーーサポートが手厚いので、初めて参加する方でも出会えそうですね。

栗山:そうですね。加えて、開催日の1週間前にはプレオープンし、初めてシステムを使う方が練習できるようにしています。操作に不安のある方は、ぜひ前日に試してもらえればと思います。マニュアルも配布しているので、それを見ながら機能を使いこなしてほしいですね。

これまでのイベントを見ても、操作を覚えてから参加する方と、イベントが始まってから操作を覚える方ではイベントの満足感に大きな差があります。操作を覚える方はイベント開始してすぐに出会いを楽しめますが、操作を覚えていないと最初の数時間は操作を覚えるのに潰れてしまいますから。

中には前夜祭から出会いを楽しんで商談している方もいらっしゃるので、ぜひ多くの企業に前夜祭から楽しんでほしいですね。

「フェス」をイメージした3階建てのステージ

ーーCDO/COOの富田さんにも話を聞いていきたいと思います。今回はオンライン会場のデザインにも力を入れていると聞きましたが、どのような会場なのか教えてください。

富田:今回はより出会いを促進できるような会場設営を意識しました。会場は3階建てになっており、1階がマッチングブース、2階がエコシステムステージ、3階がセッションステージです。2階の真ん中にはスピーチできる場所があったりと、「フェス」のようなデザインを意識しているので楽しみながらマッチング相手を探せると思います。

それぞれ自分の目的に合わせてフロアを行き来してもらえるようになっているので、様々な楽しみ方ができるはずです。最近はメタバースのイベントも増えてきましたが、その中でも最適解のイベントだと自負しています。ぜひ参加者の方には次世代のイベント会場を体感してほしいですね。


▲「1F MATCHING STAGE」「2F ECOSYSTEM STAGE」「3F SESSION STAGE」の3F建てのバーチャル空間上でリアルと同じように自由に行き来し、参加者同士コミュニケーションがとれたり、商談を実施することも可能。

ーー誰もが楽しめるような会場になっているんですね。

富田:そうです。そこにはAUBAに登録している人も、そうでない人も楽しめるという意味を込めています。JOIFは決してAUBAの宣伝用に開催しているわけではないので、実は会場内にもAUBAの看板などは配置していません。純粋にこのイベントで多くの共創が生まれればと思っています。


▲eiicon company CDO/COO 富田直

ーー最後に、それぞれイベントにかける意気込みをお願いします。

栗山:オープンイノベーションに興味はある。でも、何から始めたらいいかわからないという企業にはぜひ参加してほしいと思います。会場では、アイコンの距離に応じて近くにいる人たちの会話も聞けるので、リアルのイベント会場にいるような雰囲気を楽しめるはずです。

初めて参加する方でも気軽に楽しめるような仕掛けも用意しているので、何をしたらいいかわからない方も、気後れせずに参加してもらえたらと思います。

富田:誰もがオープンイノベーションの力を実感できる空間にしているので、スタートアップでも大企業でも参加してもらえたら何かしらのインプットは持ち帰ってもらえると思います。実際に共創するかは別にしても、新たな事業を作っていきたいと思っている企業であれば、絶対にプラスになるはずです。

中村:イノベーションは実践なくして起こることはありません。JOIFはできるかぎりアクションへのハードルを低くしているので、ぜひ会場に足を運んでみてください。会場にはたったの2クリックで入れますから。

会場に一歩足を踏み入れれば、そこにはオープンイノベーションを志す人が全国から集まっているので、オープンイノベーションがどのようなものか実感できるはずです。「百聞は一見にしかず」といいますが、その「一見」に値する価値はあると思っているので「イノベーション」や「新規事業」「オープンイノベーション」というワードにピンときた方はぜひご来場ください。

「Japan Open Innovation Fes 2022」開催概要

・開催日時 2022年9月27日(火)10:00~18:00(予定) ※9月21日(水)より会場プレオープン

・開催形式 メタバースカンファレンス(oVice会場)

・登壇者(8/24時点)

イノベーション創出・オープンイノベーション実践に日夜取り組む国内有数のキーマンが集結。国内第一線で「日本の新たな夜明け」にチャレンジするキーパーソンを招致しました。ここでしか聞けないリアルなセッションを皆様にお届けします。

阿久津 智紀氏(株式会社TOUCH TO GO 代表取締役社長/JR東日本スタートアップ株式会社 シニアマネージャー)

出雲 充氏(株式会社 ユーグレナ 代表取締役社長)

今野 穣氏(株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)

笹木 隆之氏(株式会社TBM 執行役員CMO/バイオワークス株式会社 取締役)

平 将明氏(自民党デジタル社会推進本部 web3プロジェクトチーム座長・衆議院議員)

中馬 和彦氏(KDDI株式会社 事業創造本部 副本部長 兼 Web3事業推進室長)

藤本あゆみ氏(Plug and Play Japan株式会社 執行役員CMO/一般社団法人スタートアップエコシステム協会代表理事)

(五十音順)

・参加費 AUBA会員割引:3,000円 ※通常価格:4,000円

・来場見込み:    1,200名

 ※経営層、および大手企業~スタートアップ企業のオープンイノベーション責任者・担当者

・主催: eiicon company

(編集:眞田幸剛、文:鈴木光平)

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