ルノーと日産自動車株式会社(以下、日産自動車)は、イスラエルのテルアビブに外部企業との協業を目的とした「アライアンス イノベーション ラボ」を開設したことを発表した。新施設の開設により、現地のスタートアップ企業とのユニークな協業や、イスラエル革新庁との独占的パートナーシップを加速させる。


■ラボの概要

「アライアンス イノベーション ラボ テルアビブ」は、自動運転向けセンサーやサイバーセキュリティ、ビッグデータに焦点を当てた活動を行う。同ラボでは、すでに、Apollo Power、Argus、 AutoTalks、BrightWay Vision、Electreon、Enigmatos、IRP systems、Karamba、Moodify、 Saferide、Upstreamなど、現地の様々な段階にあるスタートアップ企業と10件以上の共同プロジェクトを実施している。

ラボを構えるアティディムパークでは、その優れた立地により、最適な環境下でコンセプト検証を行うことができる。また、テルアビブのスマートシティ実験区域でプロトタイプを共同開発することも可能だ。1600平方メートルの広さを持つ同ラボは、実車を使った技術検証のための空間と、近代的なオフィス空間をスタートアップ企業に提供する。さらに、コンセプト検証を行うための資金提供も積極的に行っていくという。


■ラボ開設にあたってのコメント

【日産自動車株式会社 アライアンス副社長 山口 豪氏】

「グローバルなイノベーションのハブ拠点であり、とりわけ自動車技術に強いイスラエルの地に、この新しい施設を開設することは、我々の活動を次の段階に進める上で自然な流れと考えています。これにより、イスラエルのスタートアップ企業のエコシステムの強みを活用できるようになります。最先端の技術を持つ将来有望なスタートアップ企業との協業を通して、我々は未来のモビリティに不可欠となる様々な主要技術を開発していきます。」と述べた。


【「アライアンス イノベーション ラボ テルアビブ」 ダイレクター アントワン バスビル氏】

「この新施設の開設は、我々にとって特別なマイルストーンとなります。この地にラボを設立後、我々はイスラエルのエコシステムにおける取り組みを拡大させており、今回の件はその一環となります。イスラエル革新庁、テルアビブ市、テルアビブ大学とのパートナーシップにより設立した同施設が、スマートシティから技術領域まで、多岐にわたる包括的なモビリティエコシステムの構築に貢献していくことを確信しています。」と述べた。


なお、ラボの開所式には、テルアビブ市長をはじめ、イスラエル革新庁のCEO、イスラエル交通省主任科学者、テルアビブ大学地方自治体研究所代表など、各界から著名人らが集結したという。


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(eiicon編集部)