オンライン完結型ファクタリング(請求書買取)サービス「クラウドファクタリング」を提供するOLTA株式会社(以下、OLTA)が、総額25億円の資金調達を実施した。

SBIインベストメント、ジャフコ、新生銀行、BEENEXTを引受先とした第三者割当増資により18億円。さらに、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行をはじめとする複数の金融機関との融資契約と合わせて、合計25億円に達するという。

今回の資金調達により、既存株主であるエンジェル投資家 有安伸宏氏、ジャフコ、BEENEXTからの第三者割当増資も含めると、2017年4月の創業から2年間での資金調達額は累計30億円になる。


■資金調達の新しい選択肢「クラウドファクタリング」とは?

企業が保有している売掛金(≒請求書)をファクタリング会社へ売却する資金調達の手法を「ファクタリング」と呼ぶ。同社は、入金待ちの請求書を即座に事業の運転資金に替えることのできる「ファクタリング」が、特に中小企業にとっての新しい資金調達の選択肢となりうると考え、約20万社のデータに基づくAI(スコアリングモデル)を開発。オンライン完結型ファクタリングサービス「クラウドファクタリング」の提供を開始した。サービス開始以来、わずか約1年半で申込総額は100億円を突破したという。

同社が提供する「クラウドファクタリング」サービスの特徴は、「はやい・かんたん・リーズナブル」の3点だ。

(1)「はやい」

請求書のお申込みから、最短24時間(1営業日)以内に現金化が可能。提出した情報を元に、OLTA独自の審査システムで買取価格を算定。審査結果は24時間(1営業日)以内に回答する。契約完了後は、即日指定の銀行口座に買取金額を入金するという迅速さだ。

※時間帯によっては翌営業日になる場合もあり

(2)「かんたん」

すべての手続きがネットで完結し、面倒な書類提出は不要。以下の4点をウェブページからアップロードして提出するだけで申込みが完了する。

 1. 代表者様の本人確認書類

 2. 売却する対象の請求書

 3. 銀行口座の直近7カ月の入出金明細

 4. 昨年度の決算書

(3)「リーズナブル」

手数料はすべて込みで、業界最安水準の2~9%を実現。今後、様々な金融機関や事業会社との連携を通じて、日本全国に飛び交う“請求書”をよりスムーズに動かすことで中小企業のキャッシュフローを改善し、地域経済の活性化の一助となるよう努めていくという。

※サービスサイト https://www.olta.co.jp/ 


OLTA株式会社 代表取締役CEO 澤岻 優紀氏 のコメント

世界はあらゆる情報や選択肢で満ち溢れ、Amazonやメルカリ、LINEなどといったインターネットサービスによってどんどん便利になっている中、「中小企業の資金繰り=融資」という、選択肢の少ない中小企業金融に疑問を持ったのがOLTA創業のきっかけでした。

お陰様でサービス開始から非常に多くのお客様にお申込みをいただいており、申込総額は既に100億円を突破しました。「はやい・かんたん・リーズナブル」に請求書を売るという金融体験に対する非常に強いニーズを踏まえ、今回総額25億円の調達を行い、さらなるクラウドファクタリングの認知拡大と浸透を図っていきたいと考えています。

目に見えない金融サービスだからこそ、お客様からの信頼を積み重ねていくことが非常に重要と考えています。その観点からも、今回の資金調達によって、日本を代表するエンジェル投資家やベンチャーキャピタル、金融機関の皆様の強力なサポートを得られたことは、クラウドファクタリング市場の発展、延いては金融業界のアップデート、日本経済全体の活性化に向けて非常に重要な意味を持つと確信しております。

また弊社は、「あらゆる情報を信用に変え、あたらしい価値を創出する」をミッションに掲げる、与信再創造(=クレジットリデザイン)に向き合う会社です。今後は、自社の強みであるAIスコアリングモデルを活用したアライアンスを、金融機関やSaaS企業と進めながら、クラウドファクタリングの非連続な成長とその先にあるデータプラットフォーマーとしての進化を目指してまいります。


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(eiicon編集部)