株式会社デジタルガレージ(以下、デジタルガレージ)は、MITメディアラボが運営する「Space Exploration Initiative」に唯一の日本企業として協賛参画することを発表した。


■「Space Exploration Initiative」とは?

「Space Exploration Initiative」は、宇宙へのアクセスを民主化していくことを目的とし、無重力フライトの実験等を通じて研究開発を推進するプロジェクトだ。デジタルガレージは「Space Exploration Initiative」への参画を通じ、DG Lab(※)が推進するブロックチェーンやバイオヘルス分野への宇宙関連テクノロジーの応用を目指す。

MITメディアラボが2017年に開始した「Space Exploration Initiative」は、国境や文化、経済の枠組みを越えて、新たな宇宙時代のイノベーションを推進している。これまで宇宙開発には高い参入障壁があったが、近年、ロケット打ち上げや人工衛星製造の低コスト化が進行している。「Space Exploration Initiative」は、工作機械や、センサー、衛星、宇宙探索が身近になり、より多くの人が宇宙にアクセスできることを目指す。

2019年は、アポロ11号の打ち上げから50周年を迎える年。「Space Exploration Initiative」は、専用機体による無重力フライトを実施し、無重力環境下で15個のユニークな研究プロジェクトを行う予定だ。また、7月25日には航空宇宙工学の第一人者が集まり議論する、「Lunar Exploration Convening」も開催。本会議では、全世界に向けたストリーミング配信も行われるという。


■プロジェクト参画により目指すこと

デジタルガレージは、「Space Exploration Initiative」の研究プロジェクトや関連イベントを通じ、DG Labが重点領域とする5分野のうち、ブロックチェーンやバイオヘルス分野にて、既に打ち上げられている衛星群をネットワーク化し、ブロックチェーンで管理するシェアリングプラットフォームの構築や、宇宙空間でのヒトの生理機能のモニタリングなど、新たなイノベーションが期待されている領域の研究開発を進める予定だ。


■代表者のコメント

<デジタルガレージ 取締役 共同創業者 伊藤 穰一氏>

「現在の宇宙産業が置かれている状況は90年代前半に企業、個人、NGOが起こしたインターネットのイノベーションが、これまで想像もしなかった可能性を切り開いた時に似ています。衛星の打ち上げコストが劇的に下がり、民間企業が進出し、宇宙産業の活性化が見込まれます。MITメディアラボとデジタルガレージは共同で、宇宙産業のイノベーションを加速していきます」

<デジタルガレージ 代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO 林 郁氏>

「デジタルガレージ共同創業者の2人でアメリカ、そして日本の双方から、宇宙関連テクノロジーのイノベーションに向けた取り組みを始動します。今回、唯一の日本企業として本プロジェクトに協賛するデジタルガレージは、MITメディアラボと更に連携を密にし、先の大戦経験を踏まえた宇宙の平和利用を基盤とし、日本の独自文化や得意技術領域を活かした貢献で、次の50年に向けたコンテクストを生み出していければと思います」


※「DG Lab」について https://www.dglab.com/

デジタルガレージと株式会社カカクコム、株式会社クレディセゾン、KDDI株式会社が共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織。協賛パートナーとして、株式会社大和証券グループ本社、TIS株式会社、株式会社りそな銀行が参画。


※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)