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ヤマトホールディングスが、総額50億円のCVC「KURONEKO Innovation Fund」を設立、オープンイノベーションを加速

ヤマトホールディングスが、総額50億円のCVC「KURONEKO Innovation Fund」を設立、オープンイノベーションを加速

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ヤマトホールディングス株式会社は、独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレイン株式会社と共同で、コーポレートベンチャーキャピタルファンド(CVC ファンド)である 「KURONEKO Innovation Fund」を、2020年4月1日に設立したと発表した。 

CVCファンド設立の背景

現在、顧客ニーズの多様化、人口縮小、気候変動や資源減少など、経営環境の急激な変化に加え、デジタルテクノロジーの急速な発展を受け、各企業はオープンイノベーションを通じたスター トアップ企業との連携を活発化させている。こうした状況下、ヤマトグループは、社会インフラの一員として、これからも顧客、社会の課題に正面から向き合い、応えることで次の時代も豊かな社会の実現に貢献を果たす企業であり続けるため、2020年1月23日に経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」を発表。その中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していくことを表明した。

今回設立するファンドは、物流およびサプライチェーンに変革を起こしうる革新的な技術・ビジネスモデルを有する国内外のスタートアップ企業へ投資を行う。同時に、ヤマトグループが持つ経営資源のオープン化を通じて、物流および関連市場における成長モデルの創出を目指していく。

グローバル・ブレインCEO 百合本安彦氏、ヤマトホールディングス代表取締役社長 長尾裕氏

CVCファンドの目的

「KURONEKO Innovation Fund」は、「常に長期的視点で考え、スタートアップ企業へ当社から何らか の価値提供を通じて共に成長する」という基本方針のもと、以下の目的を実現するという。

(1) 新たな成長モデルの創出

スタートアップ企業が持つ先進的な技術やビジネスモデルと当社の経営資源を組み合わせ、物流および関連市場における新たな成長モデルを創出する。

(2) 圧倒的な業務効率化の実現

スタートアップ企業の革新的なビジネスモデル、テクノロジーを活用することで、圧倒的な業務効率化を実現し、利益向上を実現する。

(3) 継続的なファンド運営によるオープンイノベーションの推進

最低限の投資リターンの獲得をもとに長期的な投資活動を推進し、持続的なオープンイノベーショ ンを実現する。

今後の展開

ヤマトグループはファンド設立によって、オープンイノベーションを通じた、デジタルトランスフォー メーション(DX)をさらに加速し、新たな物流のエコシステムを創出することで、次の時代も豊かな社 会にすることを目指すという。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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