TOMORUBA

事業を活性化させる情報を共有する
コミュニティに参加しませんか?

AUBA
  1. Tomorubaトップ
  2. ニュース
  3. 【突撃!インキュベーション施設 ~オープンイノベーションはここで開花する! 第一弾「SENQ霞が関」~】
【突撃!インキュベーション施設 ~オープンイノベーションはここで開花する! 第一弾「SENQ霞が関」~】

【突撃!インキュベーション施設 ~オープンイノベーションはここで開花する! 第一弾「SENQ霞が関」~】

0人がチェック!

はじめまして、eiicon松尾です!2012年にパーソルキャリア新卒入社後、一貫してインターネット業界の人材採用の支援をしてきました。この度、10月からeiiconにJoin。毎日が楽しくて仕方ありません!

昨今、新しい施設が次々とオープンしているインキュベーション施設やコワーキングスペース。eiiconではこれから、とくに「オープンイノベーション」を意識されたスペースに訪問して、どのようにイノベーションが生まれやすい環境を創られているかを取材し、お伝えしていきます。

記念すべき第一回の訪問先は、昨年11月にオープンしたインキュベーション施設「SENQ(センク)」! なんと60年以上の歴史をもつ日本土地建物株式会社が運営しています。(1954年創業ですって!?松尾のママも生まれてません!)

先駆者が集まる場所として名づけられたSENQは、京橋・霞が関・青山と3拠点あり、この1年間で順次オープンしてきました。地域特性に応じたテーマで設計されているとのこと。今回は「SENQ霞が関」の裏側にeiicon松尾が迫りたいと思います! 


SENQ霞が関 マネージャー・佐藤さん登場!

本日は、SENQ霞が関マネージャー佐藤隆二さんに案内していただきます。どうぞ宜しくお願いします。まずは、佐藤さんに突撃インタビュー!SENQ霞が関がなぜ生まれたのか、そして未来像は!?根掘り葉掘り伺っちゃいます!

▲写真右:SENQ霞が関マネージャー佐藤隆二さん

大学時代に建築・都市計画を学び、2009年に日本土地建物株入社。オフィスビルを中心に都市開発を手がける部署に配属。2015年に異動した新規事業企画のセクションにて「コミュニティ」にフォーカスした場づくりが必要であると提案し、SENQを立ち上げに至る。

eiicon松尾 : 佐藤さん、はじめまして!松尾です。はじめにSENQを立ち上げた背景を教えてください。

SENQ佐藤さん : 日本の人口減少は自明です。特にオフィスワーカーをはじめ労働人口が減り、更に世の中の「働き方改革」が広がっていくことで、今後オフィスの在り方が大きく問われます。加えて、「第四次産業革命」といわれるように、ICT・テクノロジーの進化によりビジネス・プレイヤーが大きく変化していきます。そのような潮流において我々も単なる「箱貸し」に留まらないビジネス、その「場」や「コミュニティ」に目を向けて事業を構築していく必要があると考えました。

日本が、かつての「自前主義」から業種が異なる企業や団体と協業してビジネスを生み出していく流れに変わろうとしている。——そのひとつの手法である「オープンイノベーション」が加速するような場を創りたいと考えたのもきっかけの一つです。

eiicon松尾 : ふむふむ!やはりオープンイノベーションをしっかり意識されているのですね!

SENQ佐藤さん : はい。もちろんです。

LEAD JAPANをテーマに官民連携の結節点を目指すSENQ霞が関

eiicon松尾 : SENQには、どのような特徴があるのでしょうか??

SENQ佐藤さん : 霞が関は「LEAD JAPAN」、青山は「CREATOR’S VILLAGE」、京橋は「FOOD INNOVATION」と、それぞれテーマがあります。各エリアに応じたテーマを設定し、集まる入居者同士の協業を意識して空間づくりをしました。

eiicon松尾 : 青山ではクリエイターが集い、京橋ではFood×Techsなどの食をテーマとしたイベントも開催されていると伺いました。霞が関にはどのようなカラーがあるのですか?

SENQ佐藤さん : 霞が関は中央官庁が近接し、全国の自治体も多く訪れる地域。だからこそ、日本を牽引していく先駆者の方が集まってほしいという想いをこめて「LEAD JAPAN」というテーマにしています。また虎ノ門エリアを含めると企業も集積するため、『官民連携の結節点』を創りたいと思っています。

eiicon松尾 : 実際にどのような取り組みをされているのですか?

SENQ佐藤さん : 宮崎県日向市や大分県など、自治体との連携イベントを多く開催しているのは特徴の一つですね。また、話題性があったものでいうと、一般社団法人コード・フォー・ジャパンさんと経済産業省の次官・若手PJとが一緒に行った「立ちすくむ国家ワークショップ」です。

まさしく、経済産業省という『官』と企業・個人の『民』が交わる結節点として、話題となったイベントで、霞が関にSENQという場所があることを広く知ってもらうきっかけともなり、感慨深いものでした。

 eiicon松尾 : 「立ちすくむ国家ワークショップ」!名前からして、非常に興味あります!(興奮)

名だたる企業が集まり、偶然の出会いからオープンイノベーションのきっかけが生まれるSENQ

SENQ佐藤さん : さらなる特徴としてはメンター・アライアンスパートナーとして約50社・団体(2017年10月末時点)と提携し、実際に入居者の方のメンタリングや、協業先の候補として紹介もしている点ですね。官公庁・全国の自治体を対象としたパートナーシップも結んでいます。

eiicon松尾 : なかなかコワーキングやインキュベーションに馴染みがなさそうな(失礼!)重厚長大な企業様も多いですね。。。パートナーの方、SENQ霞が関にいらっしゃることはあるんですか?

SENQ佐藤さん : はい。色々なイベントに参加していただいたり、日常的にも積極的に利用してくれています。SENQの会員様の相談をはじめ、スタートアップや官公庁・自治体との様々な場面での打合せをSENQで行っている方もいますね。狙っていた効果ではありますが、SENQの中での偶然の出会いからのつながりや、そこから発展した連携の話で盛り上がるケースも増えてきました!

クローズドでのマッチングももちろん重要だと思いますが、SENQではオープンで様々な立場の方々がフラットに交流できる場・コミュニティ作りを目指しているので、偶然の出会いやイノベーションが生まれる場となりつつあることは、非常に嬉しく思います。

eiicon松尾 : 偶然の出会いからのイノベーション、最高じゃないですか!!

SENQ佐藤さん : ありがとうございます。(笑) もちろん、積極的にオープンスペースに出たくなるような空間的な作り方にも努めています。SENQに来たら誰かに出会える、情報を得られる・発信できると思ってもらえる場所にしていきたいですね。

eiicon松尾 : eiicon founderの中村も、SENQさんに行くと必ず誰かに会えるって言ってましたね。前回は大手ネット企業のご担当者さんに会ったとか…。

SENQ佐藤さん : うれしいですね!我々が目指しているのは、先駆者が集まりビジネスが生まれる、エコシステムの構築。様々な社会課題や地域課題に対して、企業やベンチャーの持つアイディア・テクノロジー・人材・資金などをかけあわせることでどんどん解決していきたい。またその過程で新しい事業やビジネスが次々に生まれることを望んでいます。このように各々が持つ提供価値を繋いでいくことでイノベーションが生まれるエコシステムの構築を実現していきたいと思っています。

実際に、「SENQ霞が関」を案内していただきました!

▼入口には、イベントカレンダー。

eiicon松尾 : なるほど〜!いろんなイベントがあって、「参加したい」「出会いたい」気持ちが醸成されますね♪ 私、このイベントに参加したいです!

▼先ほど伺った、50社の参画パートナーのマップも入り口に設置。

eiicon松尾 : いやー、それにしても大手企業がずらっ〜と!ふむふむ。SENQ京橋は食がテーマでもあるのでFOOD系の企業さんも沢山いらっしゃいますね。あ!佐藤さん、この企業さん紹介してください〜!eiiconも載りたいなぁ♪

▼入り口を抜けるとそこは広々としたオープンスペース。ワンフロア全体ではなんと380坪!エリア最大級の広さを誇ります。

eiicon松尾 : ひろっ!!!ここ、住めますね!わーい!

(「住めませんよ…」と苦笑いの佐藤さん)

▼コワーキングスペースは150席、固定席21席、個室17室が用意されています。

eiicon松尾 : あ、ここがいい!今のオフィスよりここがいい!!!絶対ここが!!!

(松尾さん、入居しますか? BY佐藤さん)

▼偶然の出会いが生まれる空間づくりの仕掛けの一つ。堀ごたつ式のスペース。

eiicon松尾 : ここは開放的ですねー。みかんとお茶ほしいですねー♪

SENQ佐藤さん : 実際、ここはオープンなので、知り合いの方が通ってフラッと掘りごたつに参加していくようなケースもあるんですよ。

eiicon松尾 : それは素敵!コワーキングで、ミーティングをしていたら、「こたつ仲間」として出会えるんですね!ピシッとスーツ着て名刺交換、でスタートする関係とはだいぶ違いそう。

SENQ佐藤さん : おっしゃるとおり。それも狙いの一つです「偶然の出会い」からのイノベーションはフラットな関係でないと構築が難しいですからね。

eiicon松尾 : 飲食はOKなんですか?

SENQ佐藤さん : 軽食やドリングであれば大丈夫です(お弁当などのお食事はダイニングエリアだけOKです)!あとこちらにドリンクカウンターがありますよ。

▼ドリンクコーナー「SENQ CAFE」!

eiicon松尾 : たくさんのドリンクが用意されていますね。そして横には、カフェのイケメンオーナーばりの佐藤さん♪ 一息つくタイミングで佐藤さんに話しかけに来る入居者同士が多いそうですが、わかるっ!毎日話しかけたい!

SENQ佐藤さん : 実際、「今日●●さん来てますよ」と、ご紹介させていただくことも多いですね!


▼奥には、洗練された重厚感あるソロデスクエリア。

eiicon松尾 : ここはまた全然雰囲気ちがう!仕事がすごい捗りそう!!ちなみに、入居っていくらですか?(真剣)

SENQ佐藤さん : 後で詳細をお話しします。(笑) 集中して作業されたい場合はこのようなソロデスクエリアでお仕事も可能です。打合せやミーティングのときはラウンジやサロンのエリアを使うなど、シチュエーションによって使い分けている入居者さんが多いですよ。

eiicon松尾 : ありがとうございます!真剣に入居を検討します!

SENQ佐藤さん : ありがとうございます!(笑)

eiicon松尾の取材後記!

企画第一弾で訪れたSENQ霞が関。仕掛けもさることながら、なんとも開放的な空間・最高の演出に移転したい気持ちが止まらない松尾です。魅力はお伝えできたでしょうか?実は、SENQ自体も様々な壁を乗り越えて生まれた新規事業。だからこそ新たな価値を創り出そうとする入居者の方の協業支援ができるのだなとも感じました。

実際に見てみたい方の見学は可能とのことですので、もしご興味持たれた方はコチラ(https://senq-web.jp/)までアクセスしてみてください♪

新規事業創出・オープンイノベーションを実践するならAUBA(アウバ)

AUBA

eiicon companyの保有する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」では、オープンイノベーション支援のプロフェッショナルが最適なプランをご提案します。

チェックする場合はログインしてください

コメント0件


    シリーズ

    【突撃!インキュベーション施設】オープンイノベーションはここで開花する!

    新しい施設が次々とオープンしているインキュベーション施設やコワーキングスペース。とくに「オープンイノベーション」を意識されたスペースに訪問して、どのようにイノベーションが生まれやすい環境を創られているかを取材し、お伝えしていきます。