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日仏スタートアップ創出プロジェクト『日仏 スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ』――日本側の共同議長に出井伸之氏が就任

日仏スタートアップ創出プロジェクト『日仏 スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ』――日本側の共同議長に出井伸之氏が就任

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クオンタムリープ株式会社(代表取締役:出井伸之)は、パリ・イルドフランス地方商工会議所が設立した日仏経済交流委員会(CEFJ)とフランス公益法人・笹川日仏財団が提携し、2019年から2021年まで行われるスタートアップ発展のための環境整備を目的としたプロジェクトの日本側共同議長に、同社代表取締役の出井伸之氏が就任したと発表した。

フランス側の共同議長には、元AREVAのCEOで現在はA.L.P社CEOのアンヌ・ロベルジョン(Anne LAUVERGEON)氏が就任。メンバーには、リュドヴィック・ル・モアン氏(SIGFOX社CEO)、ティエリ・ジャド氏(電通イージス・ネットワーク社 フランスCEO) などが参画する。

『日仏 スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ』とは?

 『日仏 スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ』は、日仏のビジネスコミュニティーが共同で、両国のスタートアップ創出について考察するという“チャレンジ”を行うものだ。日本とフランスのイノベーション文化の特異性を解読し理解をしたうえで、両国でイノベーションを起こそうとしている大企業やスタートアップ、そしてインキュベーターや諸機関などと、好環境を共創する解決策を生み出していくことを目指す。

取り組みの背景には、以下のような両国の動きがある。日仏友好160周年を記念し『ジャポニズム2018』が2018年7月から2019年2月まで、フランス・パリを中心に総合的な日本文化紹介事業として開催された。また、ラグビーワールドカップが2019年に日本で開催され、2023年にはフランスで開催される。さらに、オリンピックパラリンピックが2020年には東京で開催され、2024年にはパリで開催されることも決まっている。

このように、日仏交互にさまざまなイベントが開催される背景がある中、エマニュエル・マクロン仏大統領主導による2021年の『日本におけるフランス年』には、同プロジェクトがフランスと日本の両国においてのエコシステムとして機能し、イノベーションを起こす共同プロジェクトを創出するファシリテーターになることを目指すという。

なお、同プロジェクトは10月9日にヨーロッパ最大のインキュベーション施設「STATION F」にて、ローンチイベントを行う。詳細と今後の予定については、ローンチイベントにて発表するが、今後さまざまな形式で、賛同企業とオープンなプロジェクトを実施していくことを検討しているという。

出井伸之氏のコメント

「このたび『日仏 スタートアップ・クリエイティビティ・チャレンジ』の日本側共同議長をお引き受けいたしました。この活動が、日仏経済をより活性化させるきっかけの一つになると考えています。今後、アジアの新興諸国は、ますます発展し世界経済の中心となるでしょう。日本とフランスのポジティブな共創関係がアジア全体にも普及し、経済の成長に貢献できればと思います。この活動が、日仏両国からユニコーン企業が誕生する契機になればうれしいです」

▲【経歴】1937年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1960年ソニー株式会社入社。オーディオ事業部長、ホームビデオ事業本部長、代表取締役社長などを経て、2000年代表取締役会長兼グループCEOに就任。2005年6月に代表取締役会長兼グループCEOを退任後、2006年9月にクオンタムリープ株式会社を設立。現在は、同社のファウンダー&CEOとして、大企業変革支援やベンチャー企業の育成支援活動を行う。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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