株式会社Origamiは、TISインテックグループのTIS株式会社が、福島県会津若松市の一般財団法人竹田健康財団竹田綜合病院において、アクセンチュアなどの企業と共同で行う実証研究に、Origamiの決済機能をパートナー企業のアプリに搭載可能とする「Origami Network」を提供することを発表した。同実証研究は、2020年1月より約1ヵ月間実施する。

同実証研究は、自治体などで発行・管理する住民ID(※1)を起点に、医療費や行政手続きに関する費用、交通サービス費用などの様々な決済が可能となる決済プラットフォームの実現を目指したもの。今回、決済のプラットフォームとしてOrigamiが提供する「Origami Network」が採用されたことで、TISのスマホアプリから会津若松市の市民ポータルサイトである「会津若松+(プラス)」(※22にログインすると、竹田綜合病院の利用者(※3)が医療費をスマホ決済で支払いできるようになるという。

Origami Networkは、企業のスマホアプリに決済機能を迅速・低コスト・安全に搭載可能にし、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進する。Origamiは、キャッシュレス決済を単なる支払手段としてだけでなく、事業者の生産性向上および顧客接点の強化につなげていくため、今後も企業に広く「Origami Network」の機能を解放するという。

※1)個人番号(マイナンバー)ではない。

※2)会津若松市のリーダーシップのもと、アクセンチュアが開発を支援し、2015年より運用されている市民向けコミュニケーションポータル。

※3)一部の関係者に限定。


実証研究の概要

・実施期間:2020年1月6日(月)~1月31日(金)

・対象施設:一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院

・概要:竹田綜合病院の協力のもと、診療費の支払いをキャッシュレスで行い、その決済情報を利用者の地域ポータルである「会津若松+」のデータ基盤に還元。「会津若松+」のログインIDに関連付けされる決済手段の実現には「Origami Network」を活用し、TISのスマートフォン用のウォレットアプリ上で、住民IDの認証から決済完了までをシームレスに実現する。

・実証研究の目的と検証ポイント:

1. ID決済の技術的検証(セキュアでユーザビリティの高い仕組みの実現性を検証)

2. データ利活用の技術検証(IDや決済情報の保護、関連サービス連携に関する技術検証)

3. データ利活用の制度検証(オプトインやデータ保護に関する制度の整理と提言)

4. 都市OS、他サービスとの接続容易性検証(都市OSや他サービスと接続可能な方式の検討)


Origami Networkについて

Origamiは、企業と連携し、決済を入口にSociety 5.0の実現、DXの推進に貢献したいと考えているという。「Origami Network」は、Origamiがこれまでに構築してきた決済機能や加盟店ネットワーク等を、パートナー企業に無償で提供するもの。

「Origami Network」を採用する企業は、自社のアプリ等にスマホ決済機能を迅速・低コスト・安全に組み込み、顧客接点をデジタル化して、顧客との直接的なつながりを深めることができる。これにより、企業がDXを推進するためのデータの利活用や、必要に応じた企業間のデータの連携を戦略的に進めることができる。

消費者にとっては、Origamiのサービスと各企業のサービスを統合した形で利用することができるようになり、普段使い慣れた各企業のアプリで、そのまま決済を行うことやお得なクーポンを受け取ることができるようになる。


<Origamiについて>

Origamiは、「お金、決済、商いの未来を創造する」とのミッションの下、2012年に創業し、2015年に日本で先駆けて、スマホ決済サービス「Origami Pay」を開始した。その後、全国のコンビニ、ファストフード、タクシー、百貨店や地域の小売・サービス業など、多岐にわたる業種・業態の加盟店へ導入が拡大している。2019年9月より、Origamiの決済インフラを解放し、企業が自社のPayを開始して顧客接点をデジタル化し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進できるオープンネットワーク「Origami Network」を始動。

また、テクノロジーの力を活用した柔軟で利便性の高い新たな金融サービスを提供していくため、株式会社Origami Financial Servicesを新たに設立するとともに、パートナー企業における効果的なデータ利活用とDXの推進に貢献するため、新規事業「Origami Technologies」を開始している。


※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)