来週は夏休みという方は多いのでないでしょうか?そこで本日のeiicon labでは夏休み前のスペシャルコンテンツとして、瀬川秀樹さんによる「4コマ漫画コラム」の特別編を配信します!



今回は、いつもの4コマ漫画と違って長編(8ページだけど)でした!

イノベーションを起こしていくためにはオープンイノベーションは必須。でも、ちょっとブームっぽくなっていて心配でもあります。

やらないよりは、絶対に手を付けてやってみることが大事。それは間違いありません。でも、本気度が薄かったり、格好だけつけたり、思考停止になってしまっては「その先」がありません。やってみて、その経験を活かして、どんどん違う手を打って前に進みましょう。

「ブーム」というのは、ちょっとうまく行かなくなると、反動勢力のようなものを生んでしまう恐れがあります。

1990年代後半にインターネットの勃興とともに、日本の企業の間に「シリコンバレーブーム」が起きました。「シリコンバレーで起こっていることを追跡しないと」「シリコンバレーで何かやらないと」という切迫感があって、あれこれ様々な活動が始まったのですが、経営陣の中には、本心では「やだなあ」「めんどくさいなあ」「不安だなあ」と思っている連中が少なからずいて、2000年4月に「ドットコムバブル」がはじけると、その連中を中心に「ほら見たことか!シリコンバレーなんてこんなもんだ。事業は博打じゃない。地道にしっかりやることが大事なのだ」と、シリコンバレーから眼を背けるようになりました。

そして、その間に、Google, facebook, twitterなど、大きな変化がどんどん生まれてきたのに、「対岸の火事」のように自分たちの世界に閉じこもってしまいました。

「ブーム」と言うと、この時のことを思い出してしまいます。

オープンイノベーションがそうならないように、しっかり「自分で『見て・考えて・行動する』」を続けて、エネルギッシュで楽しい世界を作っていきましょう!

(次回からは4コマに多分戻ります……4コマに比べると書くのが大変でした(^o^;))


■漫画・コラム/瀬川 秀樹

32年半リコーで勤めた後、新規事業のコンサルティングや若手育成などを行うCreable(クリエイブル)を設立。新エネルギーや技術開発を推進する国立研究開発法人「NEDO」などでメンターやゲストスピーカーを務めるなど、オープンイノベーションの先駆的存在として知られる。